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第21話〜さ、行きますよ!〜

俺達はまず、最初に落ちてしまった正美と友美ちゃんを助けに行く事にした。


何でも簡単な場所…つまり物を盗ろうとした時に発動する落とし穴の行方はそうたいした罰はないらしい。


だからユキちゃんの部屋から落ちた匠の行方なんて、きっと大変な事になっているだろうな。


「壁に飾ってある物を触ったら落ちたんですよね?なら、この第二の部屋です」


地下の階段を折りると鍵と鎖が頑丈に掛けられたドアがあった。何とも不気味なオーラが感じられる。


「ここは任せて下さい」


そう言ったユキちゃんは二本の針がねを取り出し慣れた手つきで鍵を外していく。…って、おかしいだろ!

さすがコメディー、何でも有りだな。


ギギっと錆びた音がしてドアが開いた。中は暗くて何も見えなかったから、俺が持っていたジッポの火を蝋燭に付けて辺りを照らした。しかし視界が悪い。しかも怖い!!


「……怖い…かも」ユキちゃんが俺の服の裾をキュッと握ってきた。


ウヒョヒョ〜思わずニヤけちゃうぜ☆


『僕の事もお兄ちゃんって呼んでくれないか?』


「…え!?お兄ちゃん…」


萌えぇ〜!!

さぁ、俺に怖い物など何もない。


「キャ、今あっちで何か光った!」


フフ、大丈夫さ。何も怖くないさ。ちょっぴり濡れた股間は気のせいなのさ。


「ち…近づいてきますよ?」


そういや設定古くて忘れてたけど…


「キャーー」


俺、幽霊とか苦手だったね…。

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