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18話

2,000文字あります。

「先生の言い分も分からないこともないです。けど頑張ってるじゃないですか。それを強制的に止めさせるのは違うと思います。」

蓮川さん絶対自分が、反復横跳びしたくないだけでしょ。

「それは…。そうだが、周りに迷惑がかかってるのは明白だ。2時間で、全クラスの体力測定を終わらせないといけない。先生の事情も考えろ。」

一理ある。ただ言い方が、昭和。

「大人の事情なんて知りませんよ。やりたいからやるだけですよ。」

…少しもしかしたら頭、良いのでは?!。と思ってた自分が恥ずかしい。ただの脳筋だった…。

「それは、身勝手すぎる。先のことまで考えて、先生たちは考えている。」

確かにねぇ。

「けど、先生さっき「時間があるから、納得するまでやっていいぞ」って、言ってましたよね?。」

地獄耳かよ。屁理屈すぎる…。通用するか?。さすがに無理だろ。

数秒沈黙が生まれた。まじか…。先生が、言い返せなくなるとは。

「そ、それはそうだが。時間が…。」

「も、もう良いです!。自分の為に争わないでください!。」

その時、4時限目のチャイムがなった。

あ、それ言っちゃう?。自分で言っちゃう?。合ってるけどそれは流石に。

「この言い争ってる時間が、無駄だ!。動け!。1組、握力。2組、長座体前屈。3組、反復横跳び。」

開き直った。潔いいな。それに、話も逸らした。

「3組、反復横跳び始めるぞ。準備しろ。」

僕は、2番目か。10人くらいのひとが、縦1列に並び、先生の掛け声で一斉に右利きの人は、右利き。左利きの人は、ひだりに動き始めた。

3組、左利きの人が多いな。半分くらいが左に動いた。やはり、反復横跳びはうるさい。足音が耳の奥まで響いてくる。1分か。60秒…。長い。

「終わり!。そこまでだ。2回目の準備しとけよ。」

30秒くらいすると、もう一度先生の話し始めた。

「2回目行くぞ。気合と、根性があれば一回目の記録なんて越えられるからな!。」

また、気合いと根性かよ。無理やろ!。現実を見ましょうか。

それから30秒。経ったらもう、周りはクタクタになっていた。

途中で、足をつってるやつもいた。災難だな。

「はい、交代。時間ないぞー。」

先生が、急かすなんてアリなん?。

うわー。僕の番か…。嫌だな。長座体前屈の次に嫌いだ。ゆっくりしよ。

「じゃあ。始めるぞー。」

ストップウォッチが、30から29になる頃には、もう左に移動してるやつもいた。早過ぎないか?。最後に、バテるぞ。

右。左。右。左…。それを50〜60回繰り返したところで、アラームが鳴った。

「そこまで!。少し休憩したら、2回目始めるぞ。」

つ、疲れた。もう無理。良く、これを2回続けられたな。

「よし。2回目行くぞー。」

「おい、どうしたそこ。おいおい。1回目でバテるなんて。ほら。こんな時こそ、気合と根性!。」

まじ、そういうのいいんで。鬱陶しい。

2回目は、1回目と比べてすごく落ちてる気がした。

別にいい。ただの、体力測定なんだから。

アラームがなった、数秒後に終わりのチャイムが鳴り響いた。

やっと終わった。その後片付けをし、着替え、昼ごはんも食べ終わったり、5時限目が終わった頃。今日は、水曜日。水曜日は、5時限で授業は終わる。

放課後は、部活やサークル活動してるやつが多い。だが、僕は何も入ってない。いわゆる、帰宅部だ。

さて帰るか。

「よぉ。翡翠。部活動か?。」

立花さん…。元気だな。

「違います。そのまま家に帰ります。」

「なんだ。帰宅部かよ。つまんねぇーの。」

どこが、つまんないんだよ。

「やっほー。翡翠くん。」

立花さんの次は、蓮川さん。もう帰らせてくれよ。

「蓮川さんは、部活動ですか?。」

「そだよ。弓道部だよ。」

あの、蓮川さんが弓道部…。意外。

「これで、僕は帰ります。さよなら。」

今すぐ帰って寝たい。疲れた。そう言って、教室を後にした。

滝軟校は、部活動をしてない人は、そう少なくは無い。勉強が大変だからだ。文武両道ができない人は、部活をせずに勉強だけをする。

とにかく、勉強量が半端ない。宿題は、どこの中学と同じの自学だけ。各科目ごとに、宿題があるがそれも少ない。自分で、勉強して実力を伸ばさないといけない。

色々と、考えてるうちに家に着いた。門を開け閉めてめて、玄関の扉を開けて、閉めて。家に入るまでに、扉多いな。なんでこんなに多いんだ。昔からか?。

「あら、翡翠おかえり。」

「ただいま。」

そのまま、自分の部屋まで直行した。ベットに飛び込んだが、そのまま寝る訳には行かない。まだ勉強が残っている。

「はぁ。2時間程度やるか。終わるのが7時頃か。」

苦手な、理科から潰して行くか。その前に、手洗って着替えないと。1階におり、洗面所で手を洗って、また2階へ上がって、着替えて…。休みたいのに、逆にめっちゃ動いてるじゃん!。

何してるんだろう自分…。休みたいのに休めない…。これは、自分が動き回ってるだけか?。まあ、いいや。関係ないし。とりあえず勉強しよ。


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