149.魔道具工房へ
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
さて、ドローンも魔導人形も攻略完了。
あとは、この街ではびこっているという、病気を治すだけだ。
「あれあれ、でもでも、センちゃーん」
どむっ、とわたしの頭に、エルメルマータが胸を乗っけてくる。
「……いちいち胸を乗せないでくださいよ」
「でもセンちゃんも、ぺちゃのぱいじゃあないですよぉ?」
わたしが胸を気にしてるとでも思ってるらしい。
「純粋に暑いし重いんで、やめてください」
「ふぁーい」
ひょいっ、とエルメルマータが胸をどける。
まったく、無駄に大きな胸だ……。まあ、別にそれがどうしたというわけでもないが。
「やん、えっちぃ~」
「イオ様、気になっていることがあるのですが」
「無視は、いやーん」
ひっついてくるエルメルマータを引き剥がしながら、わたしはイオに尋ねる。
「なに?」
「街の人はどこに行った……というか、連れ去られたのか、心当たりはありませんか?」
「そうね……。外に連れ出された可能性も、なくはないけど……あんまり考えにくいわね。病人達を街の外に連れ出すのは大変だろうし」
魔物のうろつく街の外へ、病人を連れ出すのはリスクが高すぎる。
街の“中”でどこかに連れていかれた、と考えるのが妥当だろう。
「病人を収容するとなると、かなりの広さが必要なはず……。となると、魔道具師の工房……かしらね。いるとすれば、そこよ」
「なんでですかぁ~? ドムドム」
「……あんた何やってるのよ」
「おっぱいドリブルですぅ~」
……またエルメルマータがわたしの頭の上に胸をのっけて、軽く飛び跳ねていた。なんだこれは、嫌がらせか?
「最近センちゃんといちゃつけてないんで、いちゃついてるんですぅ~……」
「やめて」
「えへへ~♡ はーぁい♡ やっぱりセンちゃんに雑に扱われるのうれしいですぅ~♡」
……雑に扱われてなぜ嬉しいんだろうか。そういうタイプなのか?
「魔道具師の工房は、必要となるものが多いから広いのよ。素材、加工するための機材が、いっぱい必要だからね」
「にゃるほど~! じゃあ魔道具師工房にいくですぅ~!」
【★☆読者の皆様へ 大切なお知らせです☆★】
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『捨てられ聖女はキャンピングカーで気ままに異世界を旅する』
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