悪いこ
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
ドローンを裏技で撃破した。
「なるほどぉ~……魔力を感じ取って襲ってきてるんですねぇ~」
落ちたドローンを拾い上げて、エルメルマータが言う。
これは人間のように眼球がついていない。魔力を感知し、発信源を潰すという仕組みになっているのだ。
「でもでも、こんなの毎回襲ってこられたら厄介ではぁ? てか、街の人も迷惑かかっちゃうですよぉ?」
「おそらく、魔力を登録しているのでしょう。登録のないものを襲うようにしてるのでは?」
「あ、なるほどぉ~。登録がないってことは、部外者の可能性大ですもんねぇ」
とはいえ、登録のない人間を無差別に攻撃する、というプログラムはいかがなものかとは思う。
いくら、外部から人が全く入ってこないとはいえ、だ。
例えば生まれたばかりの赤ちゃんとかが、攻撃される可能性だったあるではないか。と思ってしまう。
「あんたって……」
イオが大きくため息をつく。
「ほんと、なんなの……? ドローン対策を一瞬で思いついた、かと思えばドローンに組み込まれてるプログラムを解析して……」
「ふふふん、センちゃんは、ちょーすご女ですぅ……!」
どやぁ……とどや顔をするエルメルマータ。
「あ、大丈夫ですよぉ。センちゃんはぁ、良い子ですから! この国を侵略するつもりとかぁ、もーとーないんで!」
多分イオが、少しわたしを怪しんでるかもしれない、と思ったんだろう。エルメルマータが、先んじて、そんなことを言う。
言葉通り受け止めてもらえるだろうか。
「でしょうね」
……あれ、普通に受け入れられてる?
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