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138/150

138.仕組み



 マギア・クィフの入り口は、完全に閉ざされていた。

 どうやら、誰かが意図的にわたしたちの侵入を妨害しているらしい。


「はいはい、えるは突破方法わかっちゃいました~!」

「ほぅ……聞きましょう」


 エルメルマータの提案に耳を傾ける。


「この外壁を、えるのすぅぷぁわぁな魔法矢でぶち抜くですぅ!」

「ほぅ」「やってみたら?」


 イオも、結果はだいたい読めている顔だ。

 正直、わたしも予想はついていたが──念のため試させてみることにした。思わぬ結果になる可能性もゼロではない。


「えるのパワーアップした神聖騎士シュバリエの矢を受けてみよですぅ!」


 エルメルマータが梓弓を構え、魔力を練り上げる。


竜の矢(レーザー・ショット)!」


 圧縮された魔力が一点に集中し、竜の息吹のごとき高エネルギー波となって放たれる。

 空気が焼け、轟音が辺りを揺らす。


 ドガァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!


「よっしゃぁ……! 見たか、えるのすげぇ魔法矢……! って、ああんっ! 無傷ですぅう~……」


 しょんぼりと肩を落とすエルメルマータ。ふむ……。


「良い仕事ですよ、エルさん」

「ほんとですかぁ? センちゃん、える役立たずじゃあない?」

「全然そんなことないです」


 ──今ので、敵が何をしているのか、はっきりわかった。

【☆★おしらせ★☆】


好評につき連載版はじめました!!


【連載版】異世界で死ぬほど努力して最強になった俺、現実世界で無双する ~異世界で鍛えた魔法で敵をワンパンしたら、なぜか異能力持ちの美少女たちに迫られて困ってます~



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または、以下のULRをコピーしてお使いください。


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★茨木野の新連載です★



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『【連載版】追放聖女はキャンピングカーで気ままに異世界を旅する』

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