登場人物 リズモーニ王国
(第一章現在)
登場人物の年齢はヴィオ6歳の時に合わせております。
〇は女性、●は男性
人物紹介詳細によってネタバレになることもありますので、お読みになる際はご注意くださいませ。
≪プレーサマ辺境伯≫
●ヨーナス・プレーサマ辺境伯(51)
灰色豹獣人、前プレーサマ辺境伯
豪快な性格で、超パワーファイター、寄子の伯爵家三男坊であったザックスを自分の家臣にしたかったものの、実家との確執を知り断念。冒険者でいることを応援していた。
引退することを知り、サマニア村のギルマスになることを推薦した。
ダンブーリ・ドゥーアとは友人関係にあり、彼からの頼みでハズレ素材の調理方法を広めて欲しいと言われた。その時に『小さな賢人がレシピを考案した』と聞かされており、同伴していたヴィオに目をつけた。
●ロレンズ・プレーサマ(29)
灰色豹獣人、現プレーサマ辺境伯
長男が洗礼式間近になった事で辺境伯の地位を譲り受けた。まだまだ現役の父で良いのではないかと思っているが、一度言い出した事を引くことは無いから諦めている。
小さな賢人がもたらしたレシピにより、ハズレ素材が見直され、人気があまりなかったダンジョンにも冒険者が増えるようになって喜んでいる。
〇ニコール(29)
ヒト族、ロレンズの妻、プレーサマ辺境伯夫人、
学園の同級生だったロレンズから猛アタックされたことで撃沈、自分にはない尻尾と耳が至高。
子供達も獣人だったので可愛くて仕方がない。
〇アマーリア・プレーサマ(7)
灰色豹獣人、ロレンズの長女、プレーサマ辺境伯令嬢
おしゃまなお姉さまだけど、初めて食べる美味しい料理の数々に感動、お祖父様の素晴らしい行い(学び舎完全無料)にも感激、
そんな事を理解しているらしいヴィオにも興味津々で、一緒に学園に通いたいと誘うもお断りをされてしまう。とてもショックを受けられてしまったので、お友達なら。という事で文通友達になりました。
●ヘルムート・プレーサマ(5)
灰色豹獣人、ロレンズの長男、プレーサマ辺境伯子息
お祖父様とお父様のような格好良い騎士になりたいと頑張っていたけれど、ヴィオと出会って冒険者にも憧れを持つようになった。
剣が絶対と思っていたけれど、魔法の練習も始めたのはヴィオが切っ掛け。
〇シルヴィア・プレーサマ(26)
黒豹獣人、ヨーナスの長女、
美味しい料理が食べられるかもしれないという噂を聞きつけて、早めに到着した日に客人が到着! 父親が別館を改装していたことにも驚いたが、料理人の小さな少女の存在にも驚いた。
≪ドゥーア侯爵家≫
●ダンブーリ・ドゥーア侯爵(131)
エルフ、魔導学園講師、様々な魔法の創作、呪文の製作などの功績から一代侯爵となった。
30歳でエルフの里を飛び出し、様々な場所を旅しながら魔法を勉強していった。前国王と知り合い、魔導学園の講師となってから、魔法陣などにものめり込んだ。
最近は新しいことを見つけることもなく、刺激が少なくなっていたものの、飲める水を作る水生成魔法と出会い、好奇心に火がついた。
ヴィオと出会い、何が出てくるか分からない刺激たっぷりな少女に夢中になっている。
将来、ヴィオが冒険者に飽きて普通の生活をしようと思った時には養女となってもらっても良いと思っている。
●オットマール・ペネルセン(58)
ヒト族、ドゥーアの屋敷の家令
魔法に集中しすぎるとポンコツになる主をエミリンと2人で諫める役割をしている。
小さな客人が来たことで、屋敷の雰囲気が明るくなり、主もまともな生活をするようになった事で非常に喜んでいる。
そして、イキイキとし始めた主の原動力がヴィオだと知って、非常に尊敬もしている。
●スティーブン・シリルドア(50)
羊獣人、ドゥーアの屋敷の執事兼、先生の助手、愛称はブン先生
プレーサマ辺境東南部を自治するシリルドア家の次男だった
卒業後数年は学園での助手を行っていたが、エミリンとの結婚を機に屋敷の執事兼助手となった。魔法が大好きで、魔法陣学の助手をしていた。
ヴィオの為に色々考えていたものの、属性魔法で自分が教えることは無いと分かり、魔法陣の勉強にシフトした。小さいながら柔軟な考え方をするヴィオの事を尊敬しており、ヴィオ嬢と呼ぶ。
〇エミリン・シリルドア(40)
狸獣人、ドゥーアの屋敷のメイド長、
ハインリヒ伯爵家の次女だった
卒業後は、尊敬するドゥーア先生の助手をしていたが、スティーブンとの結婚を機に屋敷のメイドとなった。現在はメイド長として、オットマールと共に時折ポンコツになる主を諫める役をしている。
ヴィオが来てからは、主と一緒になって魔法に夢中になり過ぎる夫を叱る事も増えた。だけど羊のヌイグルミを枕元に置くほど仲良し。
●プロタン(43)
ヒト族、ドゥーア屋敷の料理長
初めて扱ったハズレ素材のあまりの美味しさに、教えてくれたアルクを大尊敬している
●ロイド・フィルブ(45)
ヒト族、ドゥーア屋敷の騎士隊長
プレーサマ辺境伯北部を治めるフィルブ家の分家筋の息子、サマニア村の魔境っぷりを知っているため、アルクと騎士達の訓練を依頼した。