男の意地編についての裏話
この【男の意地編】は、それこそ半年くらい前からずーーーっと展開に「あーでもないこーでもない」と悩まされていた話でした。
たった3話!しかもなんか地味な戦い!ファンタジー要素1%くらい!読者様がなんかすげー減った!
しかもどうやって倒せばいいのか分からない!!
そんな、颯士にとっても私にとっても辛い戦いでした。
たった3話なのに悩まされましたね。
明らかに格上と戦う、しかも颯士は参謀役なのでこんなバトルに何回も駆り出されるのはナンセンス。
しかしそこは男の意地、一緒にやられた綺羅々のための敵討ち、谷崎に対しての対抗心、灯里に対してカッコ悪いところを見せたくない、そんな思いが詰まった3話でした。
細山とか言う急に出てきた強キャラおじさんは、イメージ的には「中国拳法の達人」みたいなキャラです。
「己の肉体と技を極めるために猛者と戦いたい。その為だけに悪い組織(笑)に所属している。」
そんな彼ですから、実は魂を集めることにもそんなに執着していないし(一応、戦いの場を提供して貰ってるので最低限働くけど)、能力を与えられてもそんな手品ではなく己の肉体だけを信じて戦うわけです。
だから、能力を駆使して戦う灯里や、2対1でも構わず戦っちゃう谷崎よりも、弱くても自分の身ひとつで戦ってくる颯士に好感を持っちゃう。
そんでもって、追い詰められてうっかり能力を使ってしまったのは細山からすると敗北になるわけなのです。まして相手は無能力者ですしね。
そんなわけで、この男の意地編は、颯士の意地もあるわけですが、裏テーマとして「細山の意地」もあったわけです(ごめんなさい、今思いついたから言ってみただけ)
しかし困った!明日からまたお仕事なのにストックがこれで切れちゃった!頭の中にストーリーはあるのに!
そんな焦りはありますが、テキトーなものにならないよう執筆致しますので、また今後ともよろしくお願いします。
Riwo氏