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魂を彩る裏話  作者: Riwo氏
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リゾートバイト編の裏話


スマホでぽちぽちと執筆していたら、ちょっとよそ見をしたすきに全消えしていて「ぎゃー!!」となったのでパソコンを立ち上げて最初から書き直している今日この頃。


今日はリゾートバイト編の裏話をば。


せっかくの夏、夏らしい話の1つでも書きたいと思い出来上がったのが『リゾートバイト編』でした。


テーマは『ひと夏の恋』


1.『ひと夏の恋』についての個人的見解


私は『ひと夏の恋』っていうのは、『いいとこどりの恋』だと思っています。

本来、恋のドキドキと言うものはいつしか薄れていくものです。

俗に言う、3か月を乗り越えたら長続きするっていうヤツ、あれです。

恋のドキドキ、高揚感は毎日をバラ色に彩ってくれるものではあるのですが、いつまでも新鮮さはないですものね。

よくも悪くも人間は慣れてしまうものだから。


それに対して、『ひと夏の恋』は、ドキドキしているうちに終わるので、「あの夏は良かった」「もしあの子と付き合っていたら…」なんて思い出に浸ってはifの未来を妄想して心の均衡を保つことができるわけですからね。


そりゃあ、ドキドキ楽しい期間だけなら楽しい思い出しかないよ!強いていうなら寂しさが残るけど!


そんなわけで、ひと夏の恋って楽しいよね、夏にはひと夏の恋を話に書かなきゃね、と思ったわけですね!はい!



2.ヒロインについて


復讐編の裏話をまだ書いていないからアレですが、復讐編の最後で灯里が『自分が能力者であること』に対して複雑な気持ちを持っています。

そんな状態なので、灯里は今、恋に集中できないところがあるわけですね。

ちょっと心の整理のために一旦休憩をしてもらおうと思って今回は序盤だけの登板でした。


代って、リゾートバイト編では、お嬢様っぽい麗華さん登場です。

麗しくて華やか、まさにお嬢様らしい名前!


ひと夏の恋ときたら、お相手は

「田舎に帰ったら男勝りだった幼馴染がかわいくなっていた」

とか

「近所の家に都会から美人のお孫さんが帰ってきていた」

とか

「海で出会った儚げな少女、余命幾ばくか」

みたいな感じがセオリーですよね?異論は認めません。うそ、認める、他にあったら教えてくださいキュンキュンしたい。


まぁとにかく、そんなセオリー通りで、白いワンピースで砂浜を歩いているような少女、お嬢様なのに汚れることを厭わずに砂浜を裸足で歩いたり、海の中に入って両手で水をかけてみたり、そんなお嬢様を出す予定だったんですけれど


なんといいますか、その、復讐編が結構暗かったのでRiwo氏の「アホな話書きたい」欲がたまっていて、それでいてお察しの「颯士君はいつも思い込みで勘違いをするなぁ」ネタに大暴走してしまったわけです。


その上、それだけでは飽き足らず、途中で復讐編のifストーリーまで入れちゃって、やりたい放題ですね。


そんなわけで、当初はテンプレートなお嬢様と出会って颯士もちょっとドギマギする話、になる予定だったのが、


テンプレートなお嬢様っぽい人がお嬢様ぶろうとしていたのに空気読めない勘違い野郎に無碍にされてムキになる


ってなお話になってしまいました。ごめんなさいね、麗華さん。


颯士の勘違いネタシリーズは大好きなので、まんまと餌食の麗華さん。


魂を彩る~はすぐ勘違いネタ使うから要注意ですね。





3.そもそも麗華は颯士のことが好きなのか。


本編にも書きましたが「夏の熱に当てられた」のでしょうね。

夏って季節は恋をしたくなる季節。

しかもリゾート地に一人なんでいたのやら…

同じくらいの若い男の子がいたら気にもなろうもの。


しかも最初は、ちょっと遊び相手いないから退屈、とか、歳が近い人が周りにいないから(だってリゾート地なんて家族連れでもないと高校生単体では泊まらないでしょ)とか、そんなレベルで声をかけたんだと思うんですよ。


「ほかに選択肢がなかった」と言うほど失礼なレベルではないけれど、最初は退屈しのぎ程度だったのが、相手にされずに意地になっていたら、一緒に遊べて楽しくてドキドキしちゃった、みたいな。


その上、勘違いとは言え、自分のために本気で危険に身を投じてくれるのならば、そりゃーひと夏さんですよ。ひと夏さん。


と、勝手に書きましたが真意はよもや作者の手を離れているところがあるので、何故麗華さんは颯士につきまとったのかは、あくまで推測程度です。



4.じゃあ颯士は麗華さんをどう思っているのか


颯士は本当の恋を知らないので、自分の気持ちが恋かもよくわかっていません。

ただ、多少なりとも大事な時間を過ごして、特別な気持ちを持っていたことは確かだと思います。

こいつこそ夏の熱に当てられたんじゃないか。と思いますね。いや、当てられたいよね、うん。


5.初めて絵が載った話


以前、裏話で「作画担当のチョッパリ(某ネタ)がいる」みたいな話をしましたが、その作画担当が日々頭を悩ませて、今のところ「制服狩り編」「復讐編」の挿絵が2枚ほど書きあがっています。


ですがまだ掲載していません。


唐突に灯里などの挿絵が出てきても「誰?」ってなってしまうからですね。


それで今は、表紙を日々描いて貰っています。

表紙を載せてから挿絵を載せるつもりです。


お手数をおかけしますね、作画担当。


で、今回の「リゾートバイト編」で絵が載った話ですが、何故今回載ったのかと言うと、「リゾートバイト編」は短編で番外編なので、この「夏」という旬が過ぎると日の目を見ない可能性が高いからです。


たったの8話、表紙を一生懸命細かく描いている作画担当がこの8回の更新までに表紙を完成させて麗華さんの絵まで描き切れるとはとても思えない。


絵を描く人はお分かりでしょうが、しっかり書き上げた絵って労力が半端ないし時間もすごーくかかる。


ガチな塗りまでしているともう、時間食い虫甚だしい。


しかしリゾートバイト編はもうすぐ終わってしまう。


そもそも、リゾートバイト編が始まった段階で、まったく別の番外編(まだ掲載しない)が16話くらいあるだけで、他のストックがまったくない。

リゾートバイト編を出すしかない!

となっていたので、どっちにしてもリゾートバイト編は先延ばしにはできなかったわけです。


そんなわけで今回はやむなし…後もないし…


と、急遽私が筆を持った次第でした。


しかし以前も書きましたが、私は絵はあまり描けないしジョブも絵師ではないのでちゃんと麗華さんの魅力が伝わるかなぁ?といった感じです。いかがでした?


作画担当とは絵面も違うので、今後私が描いたかどうかはすぐわかると思います。


そんなわけで、ダブル主人公を差し置いて短編のポッと出ヒロインが初の挿絵となりました。


あまりマジマジ見ないでね、線とか甘いから。



そんなわけで、リゾートバイト編(副題:ひと夏の恋編)いかがでしたか?


次回もまた、ぜひ見てみてくださいね!


それでは皆さんも良い夏を。



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