第15話『非日常を求めるといっても実際に求めるのは自分に都合の良い非日常である』の裏話
第15話
『非日常を求めるといっても実際に求めるのは自分に都合の良い非日常である』
https://ncode.syosetu.com/n2116hq/15/
発端は13、14話で灯里の友達の話を書いたことです。
前回も書いたような気もしますが、主要キャラ同士しか交友関係がないってのがあまり好きじゃないんですよね。
『魂を彩る世界で』は基本的に灯里と颯士ペアで話が進むのですが、彼らにも他にも友達がいて、交流を楽しんでいるべきだと思うのですよ。
ハマったゲームをひたすらやるのと一緒で今は灯里と颯士で能力を使うことにハマっているけれども、灯里も友達とカラオケ行ったり、颯士も友達とゲーセン行ったりすることもあるのです。
そんなわけで颯士の友達の話を書こうと思ったのですが、颯士って大体、絵を描いてばかりいるので交友関係が見えてこないのですよ。
別に友達がいないわけでもなければ性格も暗いわけでもない。
はずなのだけど、いつの間にかデリカシーはないわ、女子としか交流しないわでなんだかなぁ、な彼になっていたのでちゃんと体育会系にもお友達がいるんだよってことで雄二くんが出てきました。
ただ、お察しの通り雄二くんの名前は完全に後付けで、オチをつけるためだけにこうなりました。
灯里の友達の智子回に比べて深い友情とかではなく(ある意味深そうだけど)フラットな(ある意味ヘビィだけど)ギャグ回になっています。
とにかくソッチ系に如何に結びつけるか…
幸い(?)にも灯里は猫好き設定、ネコだのタチだのがスムーズに使いやすい。
タチときたら太刀だよなぁ、刀を作り出す構想も初期にはあったし。
「常時」→「情事」あたりは多少強引でしたが、なんだか、好き(笑)
いつも感想をくださる、『じんしん』の作者の梅木さんのツッコミの「絵でメモらないんかーい!」に「た、確かに!」とか思いつつ、ダメなパロディで間違った解釈のメモを絵で描いたバージョンとか描いてみたいとか思いつつ…
もうちょい私に絵心があればなぁ。
※ちなみに『じんしん』はこちら 独特の世界観が面白いです
https://ncode.syosetu.com/n4149ha/
そんなわけで颯士のお友達が出てくる15話、既読の人ももう一度いかがですか?
この手のバカ話は個人的には大好きです(笑)
雄二くん、今後出番あるのかなぁ?距離置かれてそうだな…