第4話
…目が覚めると、陽が傾き始めているのが、応接室の窓から確認できる、椅子で休んでいるうちに寝てしまったみたいだ、前を見てみると司令が向かいの椅子に腰かけていた。
「総司令、おはようございます、花梨様は無事に送り届けました。」
「ありがとうございます、それじゃあそろそろ俺も行きますね、あ~そういえばさっき指令室での返事聞いてませんでしたね」
「大した理由ではないんですが、総司令には挨拶をしたいと思い司令部を案内さしていただきました」
「なるほど、それじゃあそろそろ行きます。」
「了解しました、では遅くなったら、近くの隊員に声を掛けてください、総司令の部屋に案内させますので」
軽く返事をして、部屋を後にする
それじゃあ、これからどうしようか?とりあえず話に出てた輸送艦とその護衛艦隊の召喚、さらにこの周辺を探索する探索艦隊、と基地の守備艦隊、一気に出しておこう、現在召喚している艦はロナルド・レーガン・あきづき型・てるづき型・たかなみ型の4隻を召喚している、まずこの4隻をどこに入れるか考えないと…このまま探索艦隊のままでもいい気がするがしかし、そうなるとロナルド・レーガンが過剰戦力になるような気がする、だったらロナルド・レーガンだけを別に配置しよう、それと他にいくつかの艦を召喚しなければな、とりあえず適当にいくつか出すか、静かに艦艇を思い浮かべる
すると港内に艦艇が召喚され、一気ににぎやかになる、今回召喚した艦とすでに出した艦は全部で12隻
レーガン級・たかなみ型・あきづき型・てるづき型・いずも型・かが型・まや型・こんごう型・あたご型・きりしま型・みょうこう型・大和型さらに輸送用のワトソン級
となっている、ちなみにだが大和型は昔の船でも出せるのかを確かめたかった為に召喚してみたのであって決して、出してみたかったからとか実物を見てみたいからとかの個人的感情ではない…そう決して違うのだ、しかしもっと検証しないといけない…そうだな島風とか出してみようかな?
その前に編成を考えないとな
そうだな、とりあえず輸送はおおすみ型としてその護衛にたかなみ・あきづき・てるづき・かが・あたご
探索にはレーガン・きりしま・みょうこう
基地防衛にはいずも・まや・大和
若干基地防衛戦力が少ない気がるが、その場合は探索艦隊を呼び戻せば良いレーガンの艦載機ならすぐに到着するだろう。
にぎやかになった港を見て若干の満足感を覚える、やっぱり港はたくさんの船が停泊している時が一番きれいに見える、しかし近代艦がならんんでいる中で大和が停泊しているとすごい違和感がある、でもすごいかっこいい、大戦時の船は近代艦とは違う魅力がある、現代艦にはあって昔の艦にある物…そうハリネズミのような対空砲に巨大な主砲、特に大和に至っては主砲の大きさは世界一ギネスにも登録されているほどだ、他の艦とは迫力が違う
準備は整った、今日はもう休もう丁度陽が落ちてきているし
言われた通り近くの隊員に休む事を伝えると、司令部の最上階の一室に案内される。
中の丁度品は綺麗にまとめられ質素ながらも高級感のある家具でまとめられている、今までの生活と比べると若干落ち着かないが休める時に休んで置こう、部屋に設置してあるベッドに横になる、シーツがとてもふかふかで体が深く沈み込んでとても心地良い、そのまま目を閉じる。