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ケンカはダメだよ

作者: ウミ ウシ
掲載日:2026/03/25

ランくんとラナちゃんは、とっても仲良しの兄妹です。

 朝ごはんをいっぱい食べると、今日も二人の楽しい遊びが始まります。

 二人のお家の隣には、世界中の珍しいものを売っている、不思議なお店があります。

 ガラガラと扉を開けると、そこには……壁一面に、大きな亀が何匹も飾られていました。

 甲羅はピカピカと虹色に光っていて、今にも動き出しそう!

 大きなものは、ラナちゃんと同じくらいの背丈があります。

 初めてお店に入った時は、怖くて二人とも泣いてしまいましたが、今はもう平気です。

 だって、お店の棚には、美味しそうなアメやドーナツがたくさん並んでいるんですもの。

 この間は、お母さんに「サトウキビ」を買ってもらいました。

 ほうきの持ち手のようなサトウキビの皮を、お母さんが少し剥いてくれました。

「美味しいから、かじってごらんなさい。とっても甘いわよ」

 二人がおそるおそるかじってみると、口いっぱいに甘い汁が溢れ出しました。

「わあ、美味しい!」

 でも、二人が毎日お店に通うのは、お菓子のためだけではありません。

 おじいさんが大切に飼っている「小鳥」に会うのが、何よりの楽しみだったのです。

 小鳥は、お店の奥のお部屋にある、木の鳥カゴの中にいます。

 普段は置物みたいに動かないけれど、ご飯の時間になると、ぱちりと目を開けて、宝石のような黄緑色の羽を大きく広げるのです。

 羽をバタバタさせて、綺麗な声で歌う小鳥。二人はこの小鳥が大好きでした。

 二人は、おじいさんが小鳥のご飯を作る様子を眺めるのも大好きでした。

 綺麗な硝子の器に、赤、緑、黄色といった色とりどりの穀物を入れて、ゆっくりとすり潰していきます。

 細かくなったところに、魔法のような「透明な液体」を混ぜ合わせれば、特製ごはんの出来上がり。

 小鳥は嬉しそうに歌いながら、それを一粒ずつ食べていきました。

「今日も美味しそうに食べてるね!」

「うん、嬉しそうだね」

 二人が楽しそうに眺めていると、おじいさんが尋ねてきました。

「二人とも、このエサを作ってみたいかい? 作って、エサ箱に入れてあげたいかい?」

 二人は目をまんまるにして、大きな声で答えました。

「つくりたい!」「ぼくも、つくりたい!」

 ところが、そこからケンカが始まってしまいました。

「ランくんはダメよ、上手くつくれないわ」

「ラナこそ上手くできないよ! この間、お皿を割ったじゃないか」

「できるもん!」「できないよ!」

 二人の声がだんだん大きくなっていった、その時です。

「こら、ケンカをやめなさい」

 おじいさんが低い声で言いました。

「これ以上、ケンカを続けるのなら……」

 おじいさんは言い終わると同時に、大きく口を開けました。

 すると、なんと……ポロッ!

 おじいさんの「歯」が取れて、こぼれ落ちてしまったのです!

「ああっ! おじいさんの歯が取れたーーっ!」

 二人はびっくりして叫びました。おじいさんは悲しそうな顔で言いました。

「困ったねぇ……。二人がケンカをやめないから、驚いて歯が取れてしまったよ」

 二人は、おじいさんの体が壊れてしまったと思って、わあわあと泣き出してしまいました。

「どうしよう、おじいさんの歯がなくなった!」「ごめんなさい、ごめんなさい!」

「……もう、ケンカはしないかい?」

 おじいさんが尋ねると、二人は涙を拭きながら、

「もうしません!」「絶対しません!」

 と、声を揃えて答えました。

 それを聞くと、おじいさんはニッコリと笑いました。

 そして、手元の歯をひょいと口の中に戻したのです。

「さあ、もう大丈夫。二人がケンカをしないなら、わしの歯は元通りだ。でも、またケンカをしたら、また取れてしまうからね」

 それからというもの、二人はおじいさんの前では絶対にケンカをしなくなりました。

 おかげで、小鳥のエサの作り方も、優しく教えてもらうことができました。

 けれど、困ったこともありました。

 お家でついケンカになりそうになると、どこからかお母さんがやってきて、こう叱るのです。

「こら! そんなにケンカばかりしていると、またおじいさんの歯が取れてしまいますよ!」

 それを聞くと、二人は慌てて仲直り。

「ごめんね、ラナ」「いいよ、ランくん。おじいさんの歯、大丈夫かな?」

 二人はお店にいるおじいさんを心配して、顔を見合わせるのでした。

おしまい

このお話は、AIと相談しながら文章を整えた作品です。

AIに文章の作成を手伝ってもらいました。

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