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空色の日常  作者:
2/6

第2話:日常

キーンコーンカーンコーン――


静まりきった教室に、授業の終わりを告げるチャイムの音が鳴り響いた。


その瞬間、静まりきっていた教室はざわめき声でいっぱいになる。


(やっと帰れる……。)


このチャイムは僕にとって、第二の時間の始まりを告げるチャイムでもある。


一つ目が学校での時間なら、二つ目は帰宅してからの時間だ。


(早く帰って本でも読もう。)


正直な話、僕にとって学校生活はかなり空虚なものだった。


学校では控えめにおとなしくして過ごしている。


だからといっておとなしすぎるとそれはそれで嫌われそうだから、ある程度誰かと話したりして、微妙な調節をとる。


僕みたいな人を偽善者というのだろう。


過去のトラウマから、僕は僕を作り込むようになっていた。


それとも、これが本当の自分なのか。


そもそも本当の自分ってどんな自分なんだろう。


最近はそんな事ばかり考えていた。


(また本借りてから帰ろうかな……。)


僕は、いつものように図書室に寄る事にした。

まだまだ未熟すぎる自分ですが、もしよければ感想・コメントなど宜しくお願いします。

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