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弐 審問

恩人をやられ、怒りを覚えた百目鬼が動く。

そして、翌朝を迎え、百目鬼は波崎に会う、、、

波崎に会い、言葉を交わす、すると、百目鬼のは、、、

そして、新たな協力者とは、、、

翌朝になり、百目鬼が刑務所に着く、、、


「おはようございます、、、それで、、、」


「えぇお話は聞いています、どうぞ、こちらへ、、、」


案内され、面会室に着く。


「お久しぶりですね、、、波崎さん、、、」


「うん、久しぶりだね~、また会うとは思ったけど、意外と早かったね~、ねぇ、百目鬼さん。」


「、、、えぇ、、、本当ですね、、、」


「、、、?なんか気分落ちてる?何かあったの?」


「、、、言いたくはないですね、、、」


「まぁ、そうだよね~、玉之新聞の記者の一人がいなくなったもんね~。」


それを聞いた、百目鬼が立つ、、、


「、、、!?ど、どうして、、、」


「、、、玉之新聞は大きい会社でしょ?ほかの新聞でも書かれてるよ、、、」


「、、、そうか、、、」


「いや~、しっかし、よく、玉藻前が社長の新聞会社に手出したよな~、それで、誰がいなくなったん?」


「、、、狸藻さんが、、、」


「ふ~ん、化け狸か、、、」


(あれ?どうして、、、狸藻さんのことを、、、)


「それで?なんで俺に会いに来たの?」


「、、、あなたの力を貸してください、、、」


「、、、どうして?お前たちだけでも犯人は分かるだろ?」


「、、、お前の、「千里眼」と「未来視」の力を貸してほしいからだ。」


「、、、それは無理、、、帰りな、、、」


「、、、!?ちょっ!!」


「すみません、面会終了です、、、」


「、、、!!も、もう少し、、、」


「なら、百目鬼さん、一つ質問に答えてください。」


「、、、何ですか?波崎さん、、、」


「どうして、そこまでして血眼で犯人を捜す?」


「、、、狸藻さんは、私が新人のころから支えてきてくれました、、、そんな優し人で、、、正義感が強い人でした、、、なのに!!そんな人が!!理不尽に殺され!!いまだに犯人が捕まっていない!?ふざけるな!!私は、犯人を突き止められるなら、どんな手でも、、、どんな極悪人でも使ってやる、、、」


そう言った百目鬼の眼は、妖怪のころのような、殺意と憤怒が混じったような眼を波崎に向けていた、、、


「、、、おぉ、、こっわいわ~、その眼、、、なら、俺のことを説得してみな、、、」


「わかりました、、、」


百目鬼がそう言い、面会室を後にした、、、


「、、、どうするのですか?波崎の説得は難しいですよ?」


「、、、それは、私の権力を使いますよ。」


「、、あんまり悪いことはだめですよ、、、」


「、、はい、、、」


百目鬼はそう返事をし、刑務所を後にした、、、


「、、、待っていろ、、、犯人が、、、」


百目鬼はそうつぶやきならが、ある所へ歩いていく、、、


~~~~~~~~~~~~~


そして、百目鬼はある喫茶店に着く、、、


「あら、いらっしゃいませ、今日はどんな注文で?百目鬼さん。」


「、、、あなたの力を貸してもらいたくて、、、」


「、、、それは注文ではございません。」


「えぇ、これは依頼です、、、」


「、、、私は、力を使いたくない、、それに、そんなに怖い目をしている人に手を貸したくはないです。」


「、、、それは、、、すみません、では、カフェオレをください、、、」


「はい、かしこまりました、、、」


店員が返事をし、百目鬼は椅子に座った、、、

それから、数分が経ち、店員がカフェオレを持ってくる、、、


「お待たせしました、カフェオレです。」


「あぁ、、、ありがとうございます、、、」


「、、、それで、どうして、私に依頼を?あなたは私の力を使わないのでは?」


「、、、えぇ、できる限りですが、、、今回は力を貸していただきたいのです。」


「、、、玉之新聞のトップ記者がどうしてです?」


「、、、私の、恩人がいなくなりまして、、犯人を見つけるために、力を貸してくれませんか?」


「具体的には?」


「、、、あなたの力で、波崎を説得してもらいたいのです、、、」


「、、、あの、魔法の殺人鬼マジック・インポーターの、、、」


「はい、、、お願いします、、、!!」


百目鬼は頭を下げた、、、


「、、、そう、、、なら、いいよ~、じゃあ、審問官として依頼を受けます、でも、私も一緒に行ってもいいの?」


「それは、、、大丈夫だと思います、、、では、最初に玉藻社長のところに行きましょう。」


「え!?ど、どうして、、、」


「玉藻社長が警察の人と協力関係なので、私たちも玉藻社長の下に付いてるから、玉藻社長に顔を見せようってことです。」


「なるほどね~、いいわよ~。」


「あ、ありがとうございます!!」


百目鬼がお礼を言い、カフェオレを飲み干し、喫茶店を後にする。


「それで?どうやって行くの?」


「あぁ、それは、、、」


「僕が送りま~す。」


「、、、誰?」


「、、、雲外です、こいつの能力で玉之新聞に行きます。」


「、、、なるほどね。」


「はい!!では、行きますよ!!」


そして、雲外の周囲が光った次の瞬間、玉之新聞の前に着く。


「、、、本当についたね、、、始めて来たな~。」


「えぇ、それはそうでしょう、玉之新聞には、雲外のような移動能力がなければいけないところですから、、、」


百目鬼がそう言いながら、歩いてく、その後ろをついていくように、雲外と店員がついていく、、、


~~~~~~~~~~~~~~~


そして、三人は社長室に着き、ノックをしてはいる。


「失礼します、、、玉藻社長、こちら、、、」


「悟りかな?初めまして。」


「、、、初めまして、玉藻社長、私、審問官の、開 聡里と申します。」


「、、、?審問官?そのようなものは聞いたことないが、、、」


「裏業というものですよ、警察官の事情聴取や裁判官の証言確認などに駆り出されるものです。」


「はぁ~、よくそんな人を連れて来たな~。」


「まぁ、色々ありまして、、、」


「ところで、、、どうして、審問官の聡里さんがここに?」


「今回、協力してくださるので、その紹介をと思いまして、、、」


「なるほどね~、、、それはありがたい、、、」


「はい、、早速ではありますが、もう一度、波崎に会いに行きます。」


「、、、いつとか決まってるの?」


「それは、、、まだ、、、」


「はぁ、、、仕方ない、、、」


玉藻がそう言うと、どこかに電話をかける。


「あ、もしもし?すみませんが、明日も波崎合うことはできますか?」


「、、、えぇ?明日は面会室が使えない?なら、、、」


「刑務所の中に入ってでも行きます、、、!!」


「、、、すみません、刑務所の中に入って波崎と話すことは?」


「いけますか、、、!!ならそれで、お願いします、、、はい、失礼します。」


玉藻がそう言い、電話を切る。


「ほら、、、取ったよ、明日行っておいで、、、」


「、、、!!あ、ありがとうございます!!」


「それと!!絶対に聡里さんに傷をつけないように!!分かった?」


「はい!!では、それまでに書類などを整理してきます。」


百目鬼がそう言い社長室を後にした、、、


「あいつ、、、だいぶ気合入ってるね、、、」


「、、、まぁ、随分と怒ってましてからね、、、」


「そうですか、、、今回は本当にありがとうございます、、、」


玉藻が頭を下げる、、、


「いえいえ、、、私も怒っているんです、、、私の常連さんをやられて、、、」


「そうですか、、、では、百目鬼をよろしくお願いします、、、」

お読みいただきありがとうございます。

誤字脱字、意見などありましたら、コメントなどしていただけると幸い。

高評価、ブックマークなどもよろしくお願いします。

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