表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

体力測定<サッカー> の夢

「おはようございます!」

「よろしくお願いします!」


サッカーの講師の先生が来たようだ。

みんなが口々に挨拶し、私も挨拶をする。


とある小学校ではこれから体力測定のサッカーが行われる。


サッカーボールを一人づつ蹴り、サッカーボールが飛んだ距離でどのくらいの身体能力があるかを測られる。


講師の先生はサッカーの仕方と記録の手伝いをしてくれるそうで、バックパックのような大きめのリュックを背負って来た。

おそらくサッカーボールがリュックの中に入っているのだろう。

20代くらいの男性で、爽やかと逞しさを半々にしたような見た目だ。


今回は隣のクラスと合同で計測するようだ。


自分のクラスと隣のクラスの女子は、なぜだか計測する線上で一列に並んでいる。

男子が一人づつボールを蹴る所に向かい合って、7mくらい離れているかといったくらいだ。


私のクラスの男子の計測が始まり、自分達のもとへボールが飛んでくる。

身の安全の確保が必要だ。

計測なんて女子にはどうでもよい。


近くに向かってきたボールは拾って計測に使われるように返す。

が、顔面に向かってきたサッカーボールは怖かった。

腕で弾けることを1度学んだから危なそうなボールは腕を胸の前で組むようにして

弾き返すことにした。

来たボールを弾くと、ボールを準備するために2,3個置かれている場所の近くに戻すことができた。


それでもバスケットクラブや野球クラブに入ってる男子はやっぱり運動神経が良くて、遠くまで飛ばせて蹴る姿も格好良い。


「けいすけ君、かっこいいよね~」

なんて一部の女子が騒いでいる。


そのあと、私のクラスは見た目は8人乗りくらいの車に乗った。

車は所定の場所に向かって動いたが、結局停まったのは計測上だった。


そのまま隣のクラスの男子が計測を始める。


ボールが車に飛んでこないか気になる。

窓が割れたら困るからとりあえず開けたが、フロントガラスは開けられない。

「目の前には飛んでこないでくれ」なんて願った。


私のクラスはいつの間にか計測が済んでいて、隣のクラスの女子の計測が始まった。

車の窓から応援をする。

私に気付いて恥ずかしそうな子や手を降ってくれる子がいたから、

「頑張って!」と声をかけ、手をグーにしてポーズで応援をした。


隣のクラスの女子が普通の立ち位置の子と線から5歩くらい前に出たところから蹴り始める子がいる。


「あれ?いいの?」


「計測違反じゃ」


なんて、私のクラスの子がざわざわしていると


「間違ってないよ。私たちのクラスは去年の記録がすごく悪かったから。そっちのクラスと違って、縄跳びを1回も飛べない子がいるからね…。」


と隣のクラスの先生が言う。


そして、線がわりに即席で木で作られた平均台が置かれた。

平均台の端もそれぞれ坂が作られている。


「蹴った瞬間そこにぶつかったら、逆に計測が短くなりそう」

なんて思っていたら、すべての計測が終わったようだ。


そして、サッカーの講師の先生が帰る。


「ありがとうございました。」


とみんなが口々に言う。









そして、私は目を覚ました。


目覚まし代わりのスマートフォンを見ると AM8:57を指していた。

これはヤバイ。今日は祝日の真ん中だけど大学があったはずだ。


アラームは6:00にセットしたはずだった。


「何で起こしてくれなかったの。」


と今に行きながらお母さんに言う。


「だって今日祝日だからお休みだと思って。」


「今日は、大学あるはず!」


と、私は時間割りを探す











ところで本当の現実の6:00にセットしたアラームが鳴った。






それからこの話をここに書き残した。


そう、これは今朝の夢だ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ