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うさみみ美少女なアリスちゃんNO.2

 地面の光がおさまるとそこはさっきまでいた夙川ではなく見知らぬ町の大通りの真ん中だった。この大通りの先にお城みたいなものが建っており、かってなイメージだが中世のヨーロッパの国々みたいだ。

「っ!こ、ここはどこだ!?」

俺がこの通常じゃあり得ない事態に動揺し焦っていると

「ようこそ私の国へ。ここはカストレア王国の王都カルロスです。そして私の名前はアリス·カストレア、カストレア王国第2王女です。あなたは気軽にアリスとお呼びください旦那様」

「だ、旦那様!?ちょっと待ってアリス。話が読めん。もう少し分かりやすく端的言ってくれ。それと俺の名前佐藤竜だ。竜でいいから。」

「分かりました!でわでわ、私の事から。」

とても話が長かったので重要なところを言うとこのカストレア王国は次期国王候補がいないということらく、国王は自分の娘達にこういった。

「お前達、自分にとってこの人は特別だという男を捜してこい。その男に我がテストして合格したら婚約さしてやる。そして一番最初に婚約した者が次期国王だ」

といったそうだ。そしてアリスは婚約者候補捜している内に王冠を空間の池に落とし俺の世界まで追いかけてきて俺と出会ったそうだ。そして今に至るという訳だ。

「そんで俺を婚約者候補にした訳か。その国王がやるテストってもしかして力比べだったりして?」

「はいそうですけどあまり否定的ではありませんね?言っときますけどお父様はお強いですよ。」

「あーまぁいろいろ」

力量テストなら多少自信はある。なぜなら俺は中学のとき体育のスポーツテストはA評価で学年トップクラスだった。さらに部活でやってた剣道で二段を持ってる。たぶん武器の所持はOkなんだろうから竹刀か木刀があれば十分だ。相手もそれほどの手練れだから出し惜しみは出来なさそうだ。

とりあえずいろいろ聞いて見よう。

「あと何個か聞いていいか?」

「はいどうぞ」

「この世界では魔法とかあるの?もしあるのであれば教えてくれると助かる。」

「ありますよ。しかし魔法は魔法を発動する人の初期能力やレベルや属性の適性が関わってきます。今の竜様は………!あ、あり得ない!全属性適性に能力レベル完ストしてます!こんな人初めて見ました!」

どうやら俺はこの世界では最強みたいだ。いわゆる”異世界に転移したら最強になっていろいろ無双していたORETUEEEEEEEE”てやつだ。

「じゃ、じゃあどんな魔法が使えるんだ?」

「今の竜様なら基本的になんでも魔法は使えます!それどころか固有魔法が使えます!固有魔法というのは、ある程度のレベルに達すると使えるようになる魔法です。しかも自分で魔法を考えることができます。固有魔法はレベルに応じて強さがましますので竜様なら最強になれます!」

なるほどつまり俺はものすごくいい状態らしい。なら一度もしも魔法がつかえたらみたいな感じで考えた魔法を固有魔法にしてみようと思う。どんな魔法かというと、自分が想像した生物や物を出現させる、いわば召喚魔法の強化版だ。

「考えた固有魔法はどうやって使えるようになるんだ?」

「それはですね、もう使えますよ。但し固有魔法登録カードというものがありまして、それに登録しなければいけないのです。幸いなことに私が一枚もっているので差し上げます。」

アリスはそう言って俺に白紙をわたしてきた。それを俺が持つと謎の絵と文字が出て来た。文字はこちらの世界の文字だったので読めなかった。絵のほうは真ん中に女神のような人が書かれていて周りには森と炎と水と地面に太陽が書かれていた。

「これで固有魔法の登録は完了ですね。それではお父様の所へ行きましょう!」

登録が完了するのを確認して俺は王都の中心にある城を目指した。

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