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オタクのボクと少し変わった家族のラブコメ
プロローグ 決意
「優介、こっち、こっち」と言った父の方行った。いつも笑顔すら、作らない父が、今日に限って、子供のように笑顔だった、その理由は、3時間前に遡る。
4月1日10時30分。
父が、「優介、大切なお話があります。」と言ってボクを椅子に誘導させた。何、父に聞くと、気持ちのいい笑顔で「お前に新しいマミーが出来る、今日の午後1時30分頃に会う予定だ」という爆弾発言した。
僕は、「嘘だろ。あ、分かった、今日はエープリルフールだから笑えない嘘で言っていい筈だから」と言うと、いつもの顔に戻り、
「マジだ、これは一生のお願いだ」という父の姿が、昔の光景と似ていた…
「分かった」と言うと父が泣いてた。
少し嬉しい買ったし、悔しかった。
その涙は、ボクの為ではなく、新たな守る者だった。
そして3時間後、新たな家族との対面だ!