箴言第19章、父(主)の言葉の伝達。
第19章
19:1正しく歩む貧しい者は、
曲ったことを言う愚かな者にまさる。
(このまま)
※正しく歩む貧しい者は、
曲がったことを言う愚かなる者の口にまさる。
19:2人が知識のないのは良くない、
足で急ぐ者は道に迷う。
(このまま)
※人が知識のないのは、良くない。
愚かな思考で物事を考え続けるからである。
足で急ぐ者は、迷路に踏み込み道に迷ってしまう。
19:3人は自分の愚かさによって道につまずき、
かえって心のうちに主をうらむ。
(このまま)
※人は自分の愚かさによって道に躓くことになり、
かえって、その造り主である神をうらむようになる。
19:4富は多くの新しい友を作る、
しかし貧しい人はその友に捨てられる。
(このまま)
※富は多くの新しい友を築き上げるが、
しかし貧しい人は、かえってその友に捨てられる。
その記された意味を悟らず、その置かれた境遇を知ることもしないので、その貧困に追いこまれた人物の実情を悟らない。
「いかにしてこの偉大な富がこの貧困のなかに住まわったのか、わたしは不思議に思う」といったイエスキリストの言葉の真実を悟らないのである。
19:5偽りの証人は罰を免れない、
偽りをいう者はのがれることができない。
(このまま)
※偽りの証人は罰を免れない、
偽りを言う者は、その罰から逃れることはできない。
その話す言葉に偽りがあるのであれば、命の危険にさらされるし、どんな嘘でもなれると人間性を損なうのである。
19:6気前のよい人にこびる者は多い、
人はみな贈り物をする人の友となる。
(このまま)
※気前の良い人にこびる者は多い。
人はみな贈り物をする人の友となるのである。
19:7貧しい者はその兄弟すらもみなこれを憎む、
ましてその友はこれに遠ざからないであろうか。
言葉をかけてこれを呼んでも、
去って帰らないのである。
(このまま)
※貧しい者はその兄弟すらもこれを憎む、
ましてその友は貧しい境遇にある人物を見れば、これから遠ざからないであろうか。
遠ざかるのが現実であることを暗示している。
言葉をかけてこれを呼んだとしても、
見向きもせずに、去って帰らないのである。
その現実がシラ書にこと細かく記されているとは彼らは悟ることがない。
ましてやその人物と「かかわるな」という人物さえいるのである。
彼らの心が離れている状況である。
19:8知恵を得る者は自分の魂を愛し、
悟りを保つ者は幸を得る。
(このまま)
※しかし、知恵を得る者は自分の魂を愛し、
その隠された意味を悟ることで、己の中にある魂の存在を理解するのである。
悟りを捨てずに、その悟りを保つ者は幸を得る。
19:9偽りの証人は罰を免れない、
偽りをいう者は滅びる。
(このまま)
※偽りの証人は罰を免れない、
偽りを言う者は滅びる。
世の中にはこのような者がいて、その意味を知らぬがために罪を暴露する。
19:10愚かな者が、ぜいたくな暮しをするのは、
ふさわしいことではない、
しもべたる者が、君たる者を治めるなどは、
なおさらである。
(このまま)
※愚かなる者が、不正でぜいたくな暮らしをするのは、
ふさわしいことではない。
しもべたる者が、君たる者を治めるなどは、
なおさら、道理に反している。
19:11悟りは人に怒りを忍ばせる、
あやまちをゆるすのは人の誉である。
(このまま)
※悟りは人の怒りを忍ばせる。
我慢して、良く耐えるのである。
過ちを赦す人は人の誉れである。
他人の知らぬ時の暴言すら許すのである。
わたしがとりなした人物は、主からのお許しがあることを悟るゆえに、わたしはその意味を懸命に守る。
19:12王の怒りは、ししのほえるようであり、
その恵みは草の上におく露のようである。
(このまま)
※王の怒りは、ししのほえるようであり、
その恵みは草の上におく露のようである。
その正しい政治が行われれば、潤うのである。
19:13愚かな子はその父の災である、
妻の争うのは、雨漏りの絶えないのとひとしい。
(このまま)
※愚かなる子はその父の災いである。
その意味を悟る前の意味であり、わたしは父に災いを及ぼした。
妻の争うのは、雨漏りの絶えないのとひとしい。
人間、妻と争う意味は、つねに家が破壊される意味合いがあるので、
雨漏りの絶えないのとひとしいと主は言われる。
19:14家と富とは先祖からうけつぐもの、
賢い妻は主から賜わるものである。
(このまま)
※家と富とは先祖からうけつぐものであるが、
賢い妻は主から賜わるものである。
やはり、賢き妻でないと家庭は保てぬ。
19:15怠りは人を熟睡させる、
なまけ者は飢える。
(このまま)
※怠ることは、人を熟睡させる。
怠ける者は飢えが押し寄せる。
その手を動かさぬからである。
19:16戒めを守る者は自分の魂を守る、
み言葉を軽んじる者は死ぬ。
(このまま)
※戒めを守る者は、自分の魂である隠された意味を守る。
御言葉を軽んじる者は、その罪ゆえに死を与えられる。
この御言葉を軽んじる者は死ぬという意味合いに記されていること、
これは恐るべき結果を示している。
19:17貧しい者をあわれむ者は主に貸すのだ、
その施しは主が償われる。
(このまま)
※貧しい者をあわれむ者は主に貸すのだ、
要するにその意味をもつ人物が貧しい境遇になる。
その心ある施しは主が償われる。
19:18望みのあるうちに、自分の子を懲らせ、
これを滅ぼす心を起してはならない。
(このまま)
※望みのあるうちに、自分の子である人類を懲らせ、
これを滅ぼす心を起こしてはならない。
その重要なる意味を伝え、その悟りをもたらすことこそ重要である。
19:19怒ることの激しい者は罰をうける、
たとい彼を救ってやっても、
さらにくり返さねばならない。
(このまま)
※怒ることの激しい者は、その愚かさゆえに罰をうける、
たとい彼を救ってやっても、
さらにくり返さねばならない。
その忠告を与えても、その意味を悟ることはなく、愚かなる者は修正が効かないのである。
19:20勧めを聞き、教訓をうけよ、
そうすれば、ついには知恵ある者となる。
(このまま)
※勧めを聞き、教訓を受けよ、
その言葉に耳を傾けることが大事である。
そうすれば、ついには知恵ある者となる。
19:21人の心には多くの計画がある、
しかしただ主の、み旨だけが堅く立つ。
(このまま)
※人の心には、思い描く多くの計画がある、
しかしただ主の、み旨だけが堅く立つ。
その主が立てた御計画が成熟するのである。
19:22人に望ましいのは、いつくしみ深いことである、
貧しい人は偽りをいう人にまさる。
(このまま)
※人に望ましいのは、心の中が広く、いつくしみ深いことである、
その使命を負わされた貧しい人は偽りをいう人にまさるのである。
19:23主を恐れることは人を命に至らせ、
常に飽き足りて、災にあうことはない。
(このまま)
※主を恐れることは、まことに人を命に至らせ、
常に飽き足りて、災にあうことはない。
安全な状況下におかれ、神の恩恵を悟るのである。
19:24なまけ者は、手を皿に入れても、
それを口に持ってゆくことをしない。
(このまま)
※怠け者は、手を皿に入れることはするが、
それを口に持ってゆくことをしない。
要するに悟りを得ることをしないのである。
19:25あざける者を打て、そうすれば思慮のない者も慎む。
さとき者を戒めよ、そうすれば彼は知識を得る。
(このまま)
※あざける者を打て、要するに戒めをするということ。
そうすれば思慮のない愚かなる者も慎む。
19:26父に乱暴をはたらき、母を追い出す者は、
恥をきたらし、はずかしめをまねく子である。
(このまま)
※父親に乱暴を働き、母親を追い出すようなことをする者は、
恥をきたらし、辱めを招く子である。
かつてのわたしも、苛立ちから愚かなる行動に出た反省がある。
19:27わが子よ、知識の言葉をはなれて人を迷わせる
教訓を聞くことをやめよ。
(このまま)
※主がわたしに語られる言葉、
知識の言葉をはなれて、その悟りを抱かずに、人を迷わせる教訓こそは、
何の価値もなく、神の御命令である悟りを知り得ることこそ、大事な進むべき道であることを知るべしと。
19:28悪い証人はさばきをあざけり、
悪しき者の口は悪をむさぼり食う。
(このまま)
※悪い証人は、起きるべきさばきをあざけり、
悪しき者の口は悪をむさぼり食うばかりである。
偽りの黙示の意味さえ知らず、その言葉に価値を見ているのである。
19:29さばきはあざける者のために備えられ、
むちは愚かな者の背のために備えられる。
(このまま)
※さばきはあざける者のために備えられ、
まさにこの通りの意味で、さばきの意味をあざける人間には災いがおよび、
鞭(その天罰)は、愚かなる者の背のために備えられる。
要するに背中に痛みを受ける意味を悟らないのである。