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始まりの夢 その2

(おっ落ち着け自分‼)

ここから学校にいつも通りいくと家から駅は10分、まあそんなこんなで35分総合でかかるだろう。

しかもこの時間なのでそれは正直きつい。

どんな方法を考えても間に合う道がない。

••••••••••••いや1つだけある

確かに隣駅の新台という駅の裏口に近道がある。

だがあそこは川を通らなければならない。

でも間に合うためにはこれしかないと峡斗は思っていた。

そこまでする必要があるのかと思うが峡斗には大切な約束があった。


1日前........

「おーい峡斗!」

「なんだうっさいな~」

「まっそんなこと言うなよ」

「なんだよ、またゲームの進めなくなったか?」

「あっばれた〜?」

「ばれるわ」

琴理 竜馬

おれの大親友だ。

小学校からの付き合いで仲はいいのだが、少しうるさい。

あいつのあだ名は昔から猿だ。

どこにでもあるようなあだ名なので廊下で猿と呼ぶと1•2人は振り向く。

まあそれが面白いのだが。


「おーい大丈夫か〜」

「ゴメン猿、ボーっとしてた」

「あそうそうこれ、はい渡したよ」

「んっ」

「明日の学校説明会の発表の代表がおまえだってさ」

「またかよ、まっ慣れたからいいけど」

チッチッチッ

竜馬がドヤ顔でにやけてきた。

「なっなんだよ•••」

「今回、うちの学校から出たあの大スターが発表を見るだけのために来るらしいぞ!」

(そうゆう苦手なのに~)

「まっまあ頑張るよ」

「おまえならいけるって!」

たまには言いこというのが猿の特徴だ。

「よっしゃ、見てろ大スター!」

峡斗は右手の拳を振り上げ竜馬に見せつきた。



ってなわけなのだ。

いまではその拳に汗を握って走っている。

峡斗は焦りつつも昨日のことを思い出し後悔していた。

「ハアハアハア、やっと新台か」



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