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2話 超能力者Yとテスト

とりあえず答えを予測して…長野にテストがあるかもしれないってこと伝えた方がいいな…バレないように…

『いいことがあったあとには悪いことがあるよ。予告なしテストとかあったりしてwww』

これ送っとこう…ちなみに長野は小2からの親友である小2の時未来予知でテストの結果わかって点数いいからっていっつもいじめられて…そんな時長野が助けてくれた。それから長野に迷惑かけないようにテストの点数を普通ぐらいにしたんだっけ…最初は普通がわかんなくって30点とって親に叱られたり90点取っていじめられたりしたな…長野は丸刈り眼鏡なし。野球少年に見えるけどゲーム好きだ。

「よ!山本!」

あっれ?ここで佐々木にあうなんて予知してないぞ?

佐々木はガッリガッリに痩せてて眼鏡をかけている。隠キャに見えるけどバリッバリの陽キャ…けどオタク

「おはよ…」

「元気ないけどどした?」

いや俺すごい元気なんですけど

「そうか?」

「うん」

もしかして昨日ソシャゲのチケット集めで徹夜したせいかな?

!?これ言ったらこいつにガチャ引かされて爆死する!!

「昨日勉強しすぎたかなー」

「程々にしろよな!」

「はいはい」

それからちょっと歩きながら学校まで行った。

「おはよー!佐々木!っと山本!」

俺はモブに徹しているからいっつもおまけ…まあ超能力バレないからいいけど。

「やあ山本くんゼウスが見たいかね?ふっふっふ。」

「うっせえな長野!俺もガチャ引いてみるよ」

「今魔王祭りのガチャだから排出確率低いぞお!」

ここでサタンが当たるんだよ!!!

「お!10連か!」

「佐々木も見るか?こいつが爆死するところをな!」

「じゃあ見よっと…サタン当たるといいな山本」

当たるよおおん!!!

「じゃ回しまーす!」

「「爆死しろ!!」」

「一発目!最低レア!スフィンクス!」

「「よし!」」

「二発目!中間レア!クラッシュソルジャー!」

「「っしゃー」」

「三発目!高レア!ギャルシイ・ウルフ!」

「「っち!」」

この次にサタンが来る!

「四発目!最高レア!サタン!」

「「はあああああああああああ?????」」

「クックック!私の勝利だ!最高レア装備を一個プレゼントしろ!!」

「サタンと相性の悪いエクスカリバーあげるよーーー」

「光属性のグングニルあげるよおおおお!君は光属性高レアも最高レアも持っていないだろうハーッハッハー」

「…あとで武器ガチャもやろっかな?」

その後は全部最低レアだった。

「お前らテスト始めるぞ!」

「ちょ先生聞いてないっすよ!」

「酷くね?」

「何!?次の予告なしテストの予想は三日後のはず!?おい高橋!どうなってんだよ!?」

「ッフデータがまた増えたよ…これで次は完璧な予想を…」

「こらそんなもんデータ取るな。はい配りまーす。」

未来予知っていいね!答えもわかる!それでは敢えて外すとしようではないかああああ!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「はいテスト終わり回収するよ」

「「「「「はーい」」」」」

62点の未来が俺には見えている。

「いやー山本お前の予想通りになったな!」

「メールすごいじゃん!」

「たまたまだよ」

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