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1話 超能力者Yの朝

俺は山本正則。とある超能力を持った高校二年生だ。

あーもうすぐ妹が呼びに来るなめんどくせ。そう思い俺はゲームをすることをやめ寝るふりをした。

「おにーちゃん!ご飯できたよ!起きて!」

ほらな…これが俺の超能力『未来予知』だ。この能力を使えばテストの答えもわかるしくじ引きでもなにが当たるか分かる。一応平凡な人間を装っているけど、くじ運が強いとか、勘が鋭いとか言われる。

「おにーーーちゃーーん!!!!早く起きてええええ!!!!」

うっわ…うるっさ…起きるか…

「ん?なんだ?眠いからやめてくれ…ふぁあ…ZZZ」

「もう!お母さんに言いつけるよ!」

あ!怒られてスマホ没収されちまう!

「はいはい起きるから…」

「最初から素直に起きればいいのに…」

よし!今日の朝飯はパンとベーコンだな!

「今日の朝飯って何?」

「ベーコンとパン!起きるの遅いからベーコンもうないかもねー」

大丈夫まだあるさ

「美玖!お兄ちゃん起こしてくれた?」

「はいはい起きたから母さん…」

あっれええ????今日母さんの通勤する道の途中で事故に巻き込まれるよな…

「母さん今日いつもと違う道で会社行きなよ工事あるらしいよ」

「あらそうなの?じゃあ地下鉄で行こうかしら?」

よし!誘導成功!

「お兄ちゃん早く食べないと冷めるよ!」

「食べてるから…」

今日はそれ以外に事件は起きないかな…学校で当てられる問題も見ておかないと…お!今日はソシャゲのガチャで最高レアが出るぞ!さあこいつの性能を攻略サイトで見ておかないと…

「ご飯中にスマホ見ないの!」

「そういうお前も下でマンガ読んでるだろ!」

「うっ…うるさい!!」

そろそろ出発するか…

『ピロリロリン…ピロリロリン…』

っチェ…電話かよ

「ちょっと電話出てくる」

「はぁ…」

『非通知設定』

誰だよ…

「…もしもし」

『山本正則くんだね?』

ああ…長野か…驚かせんなよ…

「そうだけど…こんな時間に電話かけんなよまだ7時30分だぞ…」

『悪い悪い…いやーグリシャロスのガチャ回したら最高レアのゼウスが当たってさwww』

ふっふっふ…俺は後でサタンが出るぞ…

「うっわ…うらやましいな…」

『後で見せてやるよ!じゃあな!』

あっれえ?今日予告なしでテストあるぞ…長野大丈夫か…

新作です。

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