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俺の青春はオンラインとポテチの中にある。

作者:磨化ろん
今年の春、白舞高校に入学した萩塚蓮は生まれつきの髪色もあり面倒な人間関係を嫌い長年プレイしているオンラインゲーム“シグプレ”と好物のポテチ収集を中心に生活していた。そのシグプレでは、毎月何らかのキャンペーンが行われ、知らせの封筒が家に届くのだが夏休み前の今日、届いた封筒の中には1つのキーチェーンが入っていた。キャンペーンの内容は、キーチェーンを身に付けリアルで自分のギルドに勧誘し、加入済の場合は『共闘』か『大戦』かを選び各サーバー内で最強ギルドを決めると言う物。
しかし、俺がGM(ギルドマスター)を務めるギルド“夜ゾラの宴”はメンバーたった4人の貧弱ギルド。そんな俺達で、1位を取る事など到底無理なので今回も早々に負けるつもりだったのだが……妙にやる気な妹の説得もあり、渋々校内で仲間を探す羽目に。そうして、偶然廊下で拾ったキーチェーンがなんと、同じクラスで新入生代表も務めた人気者の練霧音羽の物だと分かりさらには「今日の放課後、に会う約束をした2人。だが、そこで明かされたのは驚愕の事実だった。さらに、彼女と同じ同好会の羽二重や生徒会長とも出会い、今まで人付き合いを避けて来た自分の中で少しずつ何かが変わっている気がした。ところが、遂に最終戦まで上り詰めた前日に突如信頼していた主要メンバーがギルドから抜けてしまう。一物の不安を抱きながらも迎えた最終戦。そして、そこで一同が目にしたのは予想外の人物の姿だった。卑怯な手段を使い、容赦なく攻めて来る相手に苦戦する一同。遂に、メンバーは残り2人となり――
シグプレの“リアルとゲームを繋ごう”と言うコンセプトの一環として始まった今回イベント。
だがそれは、俺達の予想以上にリアルを繋ぎ、さらには不器用な人間関係までも露わにしたのだった。
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