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竜の心臓移植 (旧題 ある竜の転生)  作者: こげら
二章 ある再開の約束
24/92

<Ⅹ>

 昼に話した時の印象と、縁の恩人ということもあって、僕には幾らかの油断があったのかもしれない。或はトラウマに襲われた所為で、精神的に疲労して、隙が生まれていたのかもしれない。


 少なくとも僕は、七割くらいの確率で、魔女が襲い掛かってくることはないだろうと踏んでいた。彼女の話の全てを信用したわけではなかったが、縁の話と総合して、それでも全てが出鱈目ということはないだろうと確信していた。


 そんな愚かな僕の甘い試算は、勿論、見当違いも甚だしいところだったのである。失敗から僕は何も学べていなかったのだ。いい加減、常識的に物事を考えるのを止めなければいけない時期に入ってきていることを、僕はもっと自覚すべきだったのである。


 魔女は杖の石突で地面を突いた。


 それが縁に対する攻撃なのだと、僕は数舜遅れて理解した。普通の男子高校生がたった数舜の内に理解できてしまえるほど明らかに、それは攻撃だった。


 魔女や魔法使いの扱う魔法と、竜の使う精霊術は根本を同じくするものの、それは遥か昔に分岐した、今となっては全くの別物なのだと縁は僕に説明した。


 精霊術は魔法や魔術などとは一線を画す代物である。


 確かに僕の目にもそう見える。


 縁の精霊術は、魔女の魔法などとは比べ物にならない。


 魔女の魔法は縁の精霊術などとは比べ物にならない。


 比べ物にならないほど、魔女の扱う魔法は圧倒的だった。


 自然物、人工物を自在に操る。例えば大地を鋭く巨大な棘のように隆起させ、武器とする。何もない空間に、炎の塊を創り出し、氷の槍を生成し、敵に投下する。


 まさしく誰しもが魔法と聞けば思い浮かべる、異形の業だった。


 そして、魔女が最初の攻撃を仕掛けてから僅か数十秒で縁は地に伏したのである。


 「……どういう、つもりかのう。」


 氷の槍で地面に叩き付けられ、土の拳に押し潰されたかに見えた縁は、しかしどうやら無事のようである。


 常人ならば明らかに致命的になるだろうその攻撃にも、縁の体には掠り傷一つついていない。愛用の深紅のローブにも解れの一つも見られない。


 不思議なほどに、無傷だった。いっそ不可思議と言って良いほどに縁は無事だった。


 「へえ。ふうーん。流石は究極の生命と呼ばれるだけのことはある。そんな鱗数枚分の障壁で凌がれるなんて。人間の姿のままでもカッチカチの外皮だ。やれやれ恐れ入った。」


 「おいっ、お前。何で、何で縁を」


 事態の唐突さと異常さに、呆気にとられるしかなかった僕という平凡な一般人がここでようやく口を挟もうとするが、烏滸がましくも事態への介入を試みようとするが、それさえも魔女は許さず、言葉を遮る。


 「何でだって? おいおいお兄さん。それは余りにも気の利かない台詞だな。ボクは今ドラゴンと対峙してるんだぜ? ドラゴンを退治しようとしてるんだぜ? 良識ある人間として、力持つ魔女として、当たり前のことを、当然の責務をボクは果たしているに過ぎないんだぜ?」


 「なにが」


 「まあそうかっかするなよ。だからね、お兄さん。ボクは人間を代表して、何のお金にもならない、どころか限りある貴重なリソースを割いてまで、勤勉にも、世界に仇なす邪なる竜を討ち取ろうとしてるんじゃないか。野暮な横槍は遠慮して欲しいな。」


 敵。邪悪なる竜。世界に、人類に仇なす悪しきドラゴン。その討伐が彼女の目的であり、またあの勇者の仕事でもあった。


 この魔女が何を言っているのか、何が行われようとしているのか、僕の理解は及ばない。説明が足りな過ぎる。


 何より、きっと僕は今冷静じゃない。


 縁が打ちのめされるのを目の当たりにして、死んでもおかしくないような攻撃を幾度も受けている縁の姿を目前にして、苦しさと不甲斐なさで、まともな考えが浮かばない。悔しさと不愉快さで、目眩がする。アドリブに弱い自分に辟易する。


 「さて、いくらご自慢の外壁が堅牢堅固だろうと、やっぱりその姿じゃ、本来の防御力を発揮できていないようだ。この分ならどうだろう、後数分で片が付くかな。」


 そう言って、魔女は再び無数の氷の槍を大気中から生成し、恐ろしく鋭い矛先を縁へと向ける。


 「ドラゴンタイプには氷タイプだよね、やっぱり。」


 度重なる魔法をその小さな体躯に受け、僕から二十メートルは吹き飛ばされたであろう、縁に向かって、温度のない声で、起伏のない話し方で、ふざけたような台詞を吐く黒衣姿の魔女。


 「……やめろ。やめてくれ。そいつはそんなことをされて良いような奴じゃない。」


 どんな事情があったところで、縁があんな風に痛め付けられて良い理由があるものか。そんな根拠はどこにもない。そんな拒絶は許されない。


 お前なんか、縁のことなんて、まるで知りもしないくせに。


 「はっ。本当に君は面白いことを言う。それは君の決めることなのか。君が勝手に決めて、それを人に押し付けて良いようなことなのか。君なんか、この竜のことなんてまるで知りもしないくせに。」


 見透かしたような魔女の言葉の前では、何も知らない僕の怒りはただの狂気に過ぎないのだろう。


 ……魔女の言うことは至極正しい。魔女の言う通り、反論の余地もなく僕は縁を知らない。魔女が縁を知っているほどには、僕は彼女を知らない。


 どこからやってきて、どこへ行きたいのかも、どうやって生きてきたのかも、何が好きで何が嫌いなのかも、今何を思っているのかも、そして彼女が何なのかも、どういう存在なのかも僕は知らない。


 僕は縁を知らない。知らないから、分からない。


 だけどそれは、だからってそれは、拒絶する理由にはならない。知らないからといって、分からないからといって、恐れてばかりでは、拒絶してばかりでは、何も生まれない。


 知らないことは怖いことだけど、知らないことを知りたいと思うのもまた人情というものだろう。


 それに僕はもう知っている。


 この頭の悪い少女の姿をした何かが、どんな風に笑い、どんな風に泣くのかを、縁についてほぼ全てのことを知らない僕は、しかしそれだけは知っている。


 それだけを知っているのなら、断言できる。


 縁は、そんなことをされて、何も感じないような乾いた奴じゃない。拒絶されることに、否定されることに、慣れてしまっているのかもしれないが、何も感じないわけじゃない。


 何かを感じたから、あいつは笑ったり泣いたりしたのだ。


――――――――――


 僕は走る。吹き飛ばされ、ようやく立ち上がった縁のもとへと全力で駆け寄る。


 今僕の取るべき選択は、逃げる事。縁を連れて逃げる事だ。昨日と同じ、逃げることくらしか僕には出来ないが、昨日と今日とでは状況が違う。


 今回の逃走は、たった数十メートル離れた、車通りの多い大通りまで逃げ切れればそれで良い。それだけで一先ずこの場は僕たちの勝ちだ。


 魔女がこの場所を指定したのには理由がある。その理由は恐らく、この天地神社周辺に人気や人通りが比較的少ないことにある。


 ばれたくない。衆目に晒されたくない。何とは分からないがそうされたくない事情がある。だからこそ僕たち一般人は魔女の存在を信じない。魔女の存在や魔法は秘匿されている。


 魔女は人目を気にしている。人目を憚っている。人気のある場所を避けて、この場所を指定した。ならば、人目のある所では、今のような派手な魔法は行使しないはずだ。でなければ、わざわざ場所と時間を指定して僕たちを呼び出した意味がない。


 「縁。大丈夫……そうだけど、とにかく逃げるぞ。」


 傷一つない縁の細く綺麗な手首を掴む。


 「おいおい、そう易々と逃げられるわけがないだろう。この場所はボクが指定したんだ。逃走なんて、一番初めに想定できることさ。当然その対策も初めに立てたさ。」


 相も変わらず無感情な口調。


 「その通りのようじゃ、お主。初めに杖を突いた時、この魔女、先制攻撃と同時にこの神社周辺に結界を張りおった。大方、予め仕込んでおいたものを作動させたのじゃろう。成程確かに念入りなことじゃ。手が込んでおる。よくもまあここまでしたものじゃ。」


 まだ余裕があるのか、それとも焦っているのか、縁の口振りは堅い。


 「そう。結構骨の折れる作業だったんだぜ。何せ高度な上に大規模だったからね。魔力に限りのあるボクたち人間には難しい仕事さ。まあ、そのお蔭でご近所に迷惑をかけずに済むし、逃げられる心配もないっていうんだから、一石二鳥。頑張った甲斐があったよ。」


 ……僕の浅はかな目論見が早くも頓挫しかけている。


 推理力も想像力も欠けていて、気も利かなければ、気も付かない、尚且つオカルトやファンタジーに対する素養もない自らの人間力を、改めて呪う。


 敵の用意した戦場にほいほい誘き出されて、逃げ道なんてあるわけがないじゃないか。この時間、この場所に誘い出された時点で僕たちは相手の術中にはまっていたのだ。敵のフィールドで戦うなんて、下策中の下策だ。そんな簡単なことに思い至らないなんて、間抜けも良い所である。


 こんな突拍子もない世界とは無縁に生きてきたのだから、実戦での対応力、判断力に掛けるのは寧ろ当たり前なのだろうが、そもそも実戦などというシチュエーションが僕の人生に於いて登場するなんてことは想定しようもなかったのだろうが、それでも僕は自分の経験値の少なさに、適応能力の乏しさに、嘆息を禁じ得ない。


 これもまた怠惰の代償なのだろうか。こんな場面、少し察しの良い人間ならば、機転を利かせて、難なく回避できたはずなのだ。多少なりとも物分かりの良い人間ならば、こんな事態には陥らなかっただろう。


 漫画の主人公でなくとも、妄想の中ででもこういう場面の想定さえしておけば、縁が傷付けられることもなかった。そんなことを言ってしまうと過去の自分が不憫でならないが、何か手立てがあっただろうと、後悔せずにはいられない。


 「でもそうだな。ボクはあの勇者と違って、人を殺すことに躊躇いのある善良な人間だから、あんまりお兄さんに動き回られると迷惑なんだよね。少しその辺で黙っといてもらおうか。」


 魔女の周囲に浮遊する氷の槍のうちの数本が引き絞られるように、細く長く形を変える。物干し竿くらいと言えば丁度良いだろうか。但し先端の鋭利さは保たれたままである。


 攻撃態勢に入ったということらしい。


 魔女の言葉から察するに、この場合の攻撃対象は、他ならぬ僕である。


 瞬間、縁が僕の前に出ようとするが、間に合わない。


 投擲された鋭い氷の槍を、僕の目は捉えることすら出来なかった。僕の目は捉えることすら出来なかったが、一方で敵の攻撃は見事に目標を捉えていた。見るも無残に僕は捕らえられていた。


 右肩に突き刺さった氷柱は勢いもそのままに僕の体を数メートル後方へと吹き飛ばし、背後の建造物に僕を貫いたまま突き刺さった。


 「がぁっ。」


 壁に激突してから出来事を理解するまでに三秒、痛みを感じたのは理解が追い付いてすぐのことである。


 「……」


 またしても、二日続けて、連夜、僕の体に穴が開いた。


 冗談のような、ともすれば面白おかしい表現になってしまったが、全く以って冗談じゃない。ふざけている場合ではない。


 昨日と比べると幾らか現実味がある分、痛みもまた現実的である。どれくらい現実的かと言えば、ちょっと言葉では言い表せないくらい、と表現の自由をかなぐり捨てて、解説なんて放棄するレベルである。


 「ふう。これで心置きなくドラゴン狩りに専念できる。」


 畜生。何が善良な人間だ。そんなの嘘っぱちじゃねえか。涼しい顔しやがって。畜生。畜生畜生畜生!


 激痛なんて生易しいものじゃない。死ぬほど痛い。死ぬより痛い。声が出ないくらい痛い。


 痛みで気が遠のきそうになるが、ここで気絶してしまうと氷柱の刺さっている部分に負荷が掛かって内側から肉を破いてしまいそうなので、体重は両足で支えなければならないようだった。


 ようだったと言うより、何が起きたかを理解した瞬間に倒れそうになったのだが、千切れそうな感覚があったので、僕は恐怖に任せて意識を保たざるを得なかったのである。


 勢いが凄まじかったためか、傷口と氷柱の間には隙間がなく、出血はほとんどない。背中側に温かいものを感じる気がするが、それは気の所為ということにしておこう。破けた服は今現在、氷柱に引っ張られてもしかすると体の内側に引っ付いているんじゃなかとか、邪推はそこまでだ。


 ……でなければ発狂してしまう。僕はグロが苦手なのだ。


 「丙っ!」


 今度は縁の方が僕へと駆け寄る。


 「ごめん。ごめんなさい。こんな目にはもう遭わせぬと、言ったばかりじゃったのに。」


 痛過ぎて涙も出ない僕とは対照的に、縁は赤味掛かった瞳一杯に涙を溜めている。


 ……馬鹿野郎。


 そんなこと言われたら、そんな顔をされたら、痛がれなくなるだろうが。空気読めよ。嘲笑うくらいのことをしてくれよ。手を叩いて腹を抱えて笑えよ。そうすれば心置きなく泣き叫べるのに……。


 ……筋違いここに極まれり。


 「た、大したことねえよ。気にすんなって。昨日に比べたら掠り傷だろ? こんなものは。」


 僕にしては珍しく思いっきり格好をつけた気障な台詞だったが、掠れながら上ずった声では、全く格好がつかなかった。


 「そうだそうだ。そんなこと大したことじゃない。」


 お前が言うな。お前だけは言うな。


 なんて悠長にツッコミを入れる精神状態では勿論ない。


 「竜の心臓を移植された君には、大したことじゃないだろう。どうせそんな傷、引き抜いて数十秒もすれば塞がってしまうんだからね。」


 例によって視界がぼやけ始めるが、今回はあの酷い耳鳴りまではしない。だから、魔女の茶化すような、しかし重大な発言はしかと僕の鼓膜にまで届いた。


 ……僕の体は少なからず人間性を失っているらしい。


 縁に聞いても初めてのことだから分からないという返事しか貰えなかったが、僕の懸念は的中していたらしい。


 縁の心臓を移植されたことによって、僕は昨晩一命を取り留めた。生命力の象徴たる竜の、中でも更に象徴的な、時として命そのものをも表す心の臓を移植され、僕は死の淵から復活した。魔女の曰く、竜という究極の生命から心臓を譲り受けたことによって、僕は人間ではあり得ない、人間離れした治癒能力を得た。例えば、体に穴を開けられても、ものの数十秒で回復してしまうような、そんな化物みたいな、人間を逸脱した力を、僕は、僕の体は発揮したのである。


 そしてその異常な回復能力は、一度限りの限定的な現象ではなく、性質として今も尚健在なのだと、魔女はそういう意味の発言をした。


 一時的な異常ではなく、体そのものが変質してしまったのならば、僕という人間は果たして本当に人間だと言えるのだろうか。


 落胆するべきなのか喜ぶべきなのか今一つ微妙なところではある。化物染みた人ならざる性質を手にしてしまったと嘆くべきか、その性質のお蔭でこの右肩に開いた風穴もすぐに塞がると歓喜すべきか、判断が難しい。


 激痛、不安、疑問の解消、その他諸々のよく分からない感覚と感情のない交ぜ。手短に言うと、僕は混乱している。


 まあしかし、人間性の低い僕には相応しい体なのかもしれない。健全なる精神は健全なる身体に宿ると言うが、元々不健全だったぼくの精神に、ようやく身体の方も追い付いてきたというところだろう。


 なんて一旦暢気な解釈をしておいて、この問題は棚上げである。今はそんなことを考えている暇はないし余裕もない。状況は切迫している。切羽詰まっている。


 「因みにその氷柱、簡単には抜けないよ。封印の一種なんだ、それはね。少なくとも今のあなたには抜くことも溶かすことも出来ないだろうさ。だから、そのお兄さんを助けたいのなら、ボクを倒すしかないんだぜ? 偉大なるドラゴンさん。今となってはあなたはボクを殺すしかないんだよ。だから、そろそろ本気を出すべきなんじゃないのかな。無力で無抵抗な相手をいたぶるような図太い神経を生憎ボクは持ち合わせていないんだ。ボクの掛けたその魔法は、ボクの施したその呪いは、今のあなたならいつだって解除出来るんだからさ。」


 魔女が縁に掛けた魔法。縁を、本来の姿から、人間の姿へと変身させた魔女の呪い。今の状況を作り出した全ての原因。僕が勇者に殺され、縁に縁という名をつけ、心臓を譲り受け、命を分かち合った、一昨日からの一連の出来事のそもそもの始まり。


 そしてそれは僕が縁を竜だと信じきれないでいる最大の理由でもある。


 縁自身がそう言っても実際に目にしなければ、いくら異常事態が続いたからといって、竜の存在をおいそれと簡単に認める程、僕の適応能力は高くない。頭ではほぼそうだろうと確信していても、実感の伴わない理解には、疑念の余地が常に残される。


 「……お主。すぐ戻る。すぐに戻るから、辛いじゃろうが、待っていてくれるかの。」


 優しくも厳めしい表情だった。僕のまだ知らない縁の顔だった。


 「……お前が無事に戻ってくるなら、いつまでも待ってる。だけどお前が傷付くなら、僕はこの腕を引き千切ってでも、お前を止める。僕のためにお前が無茶する気なら僕はお前を許さない。」


 それは僕の一番嫌いなことだから。縁が僕に誓わせたことでもあるのだから。だから公平に。


 僕はこいつと対等でいたい。


 「うむ、大丈夫じゃ。私に危険は及ばない。出し惜しみはせぬ。お主に貰った名に誓おう。この名が私の力じゃ。絶対にという言葉、お主は好まないのじゃろうが、それでも絶対に、それだけは絶対じゃ。」


 分かったようなことを言って、そして縁は僕に背を向け、魔女と再び対峙する。


 魔女に人類の敵と評された一人の少女は、しかしそれでもどこまでも、僕の味方だった。


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