プロローグ
高校二年の夏休み部活を退部し何もすることがなく無駄に夜更かしし起きるのは昼過ぎという生活リズムぶっ壊れの状態で生活していた
「もう8月か~ 何もすることがない休みってこんなにすることがないんだな~」
ぶつぶつ言いながら体を起こし時計を見るとやはり昼を回っていた
「はぁ」
ため息をひとつつきリビングに向かった
「おはよ~」
「・・・・」
誰の返事も返ってこない
「あ、そーいえば今日から出張って言ってたっけ」
机に朝ご飯と置手紙が置いてあるのを見て思い出した
「チンしてたべてね
あと、昼と夜はお金も置いとくから純の好きな物食べていいよ」
置手紙を読み夜何食べるか考えながら用意されていた朝飯(昼飯)を食べる
テレビ面白そうなものやってないなとチャンネルを変えまくった挙句ニュースを見る最近はいつもそうだ
「またA市のビルでの失踪事件が発生いたはずの人が目を離したすきに突然いなくなりました もうこれで10件目です皆さんも人目のつかない場所にはいかず基本誰かと行動するようにしましょう」
「またこのニュースかそれにしても突然の失踪ってどういうことなんだ」
毎回純はこのニュースを見るたびに少しただの失踪ではないような気がしていた
「よし、めし食ったしまたひと眠りでもするか」
そのままリビングのソファーに寝転がると思いのほかすぐに眠たくなって寝てしまった
体が軽いたぶんここは夢の中なんだろう重みを全く感じないしふわふわしている
何か音が聞こえる
体を起こしその音の聞こえるところへ向かった
なんだあれ
ものすごくでかい怪物のようなものがそこには立っていた
たぶんそれが音の発生源なんだろう
やべ
その怪物と目が合ってしまった
「ふぅ、ようやく10人目がここにたどりついたか 待ちくたびれたぞ」
十人目?
何言ってんだと思い周りを見渡すとそこには9つの影が存在していた
「そろったんなら説明してもらおうか何カ月も待たされたんだそろそろこっちも限界だぜ」
一つの影が怪物に向かって文句を言っている
「そうだな、やっとそろったんだもったいぶる意味もない」
な、なんなんだここは夢だよな
考えつつもここは夢とか一言で表せる場所じゃないようなきがする
「なら始めようか! 次の世界を納めるものをきめる死のサバイバルゲームを」
「うわーーーー」
目が覚めた
「何だったんだ先の夢は」
ものすごい冷や汗をかいていた
「シャワーでも浴びてくるか」
さっきの夢を間際らしたいのかすぐにシャワー室へと向かった