可愛がって
【悪魔も聖書を引用できる——】
衝撃のラスト!
あなたはきっと騙される!!
「あ、麗子……」
帰宅すると、視線の先に麗子の姿があった。ナイトガウンをまとった彼女は、幅広の階段をゆっくりと降りてくる。薄暗がりの中、玄関上部の窓から差し込む月明かりが、彼女の姿を妖しく照らし出す。
吹き抜けの玄関ホールには、頭上から豪華なシャンデリアが吊るされている。幅広の階段は模様入りのカーペットが敷かれ、年季の入ったマホガニー材の手すりは美しく磨き込まれている。この屋敷はあらゆる場所に極上の素材が贅沢に使われている。
「お帰りなさい」
「まだ起きていたのか?」
「ええ、なかなか寝つけなくて……」
時刻はすでに午前零時を回っていた。
「体調はどう?」
「だいぶ良くなったわ。それより早かったわね。もしかして、わたしのために?」
「ああ。心配で、三次会は辞退したよ」
「ごめんなさい。わたしのせいで……」
「気にすることないよ」
すると、麗子はふっと微笑み、上目遣いに甘えるような声を出した。
「ねえ、拓海さん。わたしのために早く帰ってきてくれたんだったら、今からベッドの上で可愛がってもらえないかしら?」
「でも、体調は?」
「もうだいじょうぶ。ベッドで横になってたら、あなたの体温が恋しくなっちゃって」
麗子はそう言いながら、拓海に身を寄せてきた。ナイトガウン越しに、柔らかな乳房のふくらみが伝わってくる。
「ぼくも、君が欲しくなってたんだ」
拓海はそうささやくと、麗子をさっと抱き上げて階段を上がっていった。
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