表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/22

俺は柴咲さんを諦めない⑲

 


「男には、決して人に言えないような性癖が一つや二つはあるものだ。現実にそれを実行するのはほぼ不可能なため、エロ本やエロ動画、妄想で我慢をしている」


「……そ、それは、私達にも言えないような内容なんですか?」


「できれば、言いたくはないな。百年の恋も冷めるという言葉があるし、二人が俺を軽蔑するかもしれない」


「そんなことは、ないと思いますけど……」



 残念ながら、そんなことはあると思われる。

 例えば俺が〇カトロ趣味だったり、幼児プレイが好きだったりしたら、二人はドン引きするだろう。

 もちろん俺にそんな趣味はないが、潜在的にそういった趣味を持っている男はいくらでもいる。

 でなければ、エロコンテンツにアレほど多彩なジャンルがあるワケがない。



「白鳥さんにだって、人には言えない願望があるんじゃないか?」


「それは……、あ、その、あります、ね……」



 そう言って白鳥さんは、顔を真っ赤にして俯いてしまう。

 一体何を想像したのか非常に気になるが、追及すると墓穴を掘ることになるのでやめておく。

 チラリと柴咲さんを見てみる。



「わ、私はありませんよ!」



 嘘だ。恐らくある。

 多分ニオイ関連だろう。



「話は脱線したが、柴咲さんはこの関係を認めてくれるということでFAかな?」


「FAってなんですか」


「ファイナルアンサーだ」


「……わかりましたよ! 認めます! 私はアナタのことも静香ちゃんのことも好きだし、離れたくありません!」


「詩緒ちゃん!」



 感極まった白鳥さんが、今度は正面から柴咲さんを抱きしめる。

 柴咲さんの顔が、白鳥さんの豊満なおっぱいに埋められており、大変エロイ。

 できれば交代して欲しいものだ。



「静香ちゃん!? ちょ、苦しい!」


「ほう、ならば交代しようじゃないか」


「ダメですよ主様、今は私が詩緒ちゃんを堪能するんですから」



 堪能しているのはむしろ柴咲さんの方だと思うのだが、言うまい。

 この状況、俺は俺で柴咲さんを堪能するのもありかもしれない。


 体勢的に一番良さそうのは、こう後ろからガシッとおっぱいを鷲掴みすることだろう。

 恐らくだが、男も女も好きな揉み方の一つだ。

 しかし、一つ問題なのはあまり楽しめないことである。

 先程柴咲さんを抱きしめた際に感じたのだが、残念なことにおっぱいの感触がしないのだ。

 柴咲さんは現在ブラウス姿なので、上着が分厚いからという問題ではない。

 問題なのはその中身、つまりブラジャーだ。


 おっぱいが小さい人のブラは、硬いのである。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 白鳥さんの願望メッチャ気になる( ˘ω˘ )
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ