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片目を瞑れば異世界へ  作者: バラクアシーザ
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第5目「登山前」

第5目「登山前」


「アライドさん。早い。。。」


走って追いかけるしかない由佳


「あっ!すみません。私早く歩いてました」


もうすぐ日が暮れようとしているが

歩いて向かって登山するつもりでいたのだ


「今日中に登るの?」


と由佳は聞いた


「そうですね。できれば。」

「今から向かうところの総会場はみなさんが泊まれるところでもあるのです。」

「だからなるべく着いていたいのです」


なるほどっというように頷いた。


「じゃあアライド!私の事背負って!」


「う~ん」

「私が疲れるだけなので一緒に登りましょう」


ムスっとする由佳


「わがままですね。しょうがありません。」

「乗ってください。」


と背を向けた


「登山する前のところまでですよ?」


「わかった。てかアライド。また敬語になってるよ?」


「あっ!またでしたか。。。すまない。」


またもやあやまるアライド。

どうして敬語で喋るんだろうと思う由佳。

再度聞く由佳。


「もう一度聞くけど?アライドはなぜ敬語でずっと話すの?」


「あ~それはヴァンパイアの一族は全員敬語じゃないといけないんです。」


なんで?というように首を傾げる


アライドはこう説明した


「ヴァンパイアに上下関係がないのですが。決まりによって敬語に話すようにと命じられているのです」


「へぇ~そうなんだ。じゃあ私も総会場に行ったときは敬語の方がいいのかな?」


「うん。そうですね。その方向でお願いします。」


「わかった。言ってくれてありがとう。アライド」


いえいえと言って由佳を下した

その目の前にはそびえたつ山を見てこういう


「え?これを登るの?今から?」


「はい、今から登りますよ?」


え?っと目を丸くする由佳。


「登らないと総会場へいけませんからね?」

「頑張りましょう」


「わかった。。。」


するとアライドは突然持っていた笛を鳴らした


ピー――――――


と鳴らした瞬間オオカミがやってきた。


「さぁオオカミと一緒に行きましょう」


「オオカミと?ということは危険がいっぱいなの?」


とびくびくしながら聞いた


「由佳さん震えていますよ」

「あっオオカミと一緒に行かないと熊が襲ってくるかもしれないので」


熊と聞いて足を止める。


「オオカミなんかで追い払えるの?」


「はい!確実に…」


「それならよかった。」


と前に足を進める由佳


そしてアライドと一緒にヴァンパイアロードコースという登山ルートを登るのだった

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