第4目「戻れない一族」
第4目「戻れない一族」
「どうして?」
由佳が困っていると、アライドがこう言った。
「やりましたね。これで僕いや…私達の仲間入りですよ」
「仲間?どういうこと?まさかはめたの?」
と睨めつける由佳
「はめてなどおりません」
「あなたは自分で使いきってしまったのです。」
「使い切る?」
すると説明を始めるアライド
「こちらの世界に来るとき赤眼を使って来ましたね」
と聞いてきたためにこう聞き返した
「赤眼?使ってきたけど?そのせいで赤眼が酷くなって戻れなくなったのは、使い続けたから?」
と由佳は不安な顔をしていった
「そう。使い続けた結果ここから戻れなくなるのです」
「アライドはずっとこのこと黙ってたの?」
怒りが爆発しそうな由佳。
だが抑える
「それは違います。聞かれなかったので。」
とアライドは答える
「いや。ここにアライドと一緒にいるなんて!!」
「騙された奴と一緒に居たくない!!」
と泣き出してしまった。
「泣いてもどうにもできませんよ?」
「私も戻りたいと思っててももう戻れないので」
そうなの?と首をかしげる由佳
「私も赤眼を使い続けたらこうなりました」
「そうなんですか。。。」
困ってしまう由佳
そこへ手を差し伸べてくるアライド
「さぁ、由佳さん一緒に行きましょう」
由佳はいやいやと手を握った
「それで一緒に行くってどこへ?」
「簡単に言えばヴァンパイアの総会場です」
「総会場って言ってもわからないかな?」
「ヴァンパイアが集まる場所です」
びっくりする由佳
「えっ!?ちょっと待って総会場ってことはヴァンパイアっていっぱいいるの?」
「いえ。この地区には私と由佳あなただけですよ?」
そう地区ごとに何人もいるわけだ
「ほかにもいるって言ってたけど合計で何人ぐらいいるの?」
「え~と。そうですね。ザっと100人いるのではないかと。」
「100人!?」
またもやびっくりしている由佳
「そんなにいるんですか?」
「数えたことはないけどそれぐらいはいますよ」
へぇーっと納得する由佳
「それと…総会場ってどこにあるの?」
指を山の方に指すアライド
「あの山の頂上ですよ。」
「えっ?山登るの?」
答えは即答だった
「はい!そうですよ。」
「なので登る前に血を吸ってきてください。」
「そうしないと、体が持ちませんよ?」
だから先ほど血を飲めと言ったのかと納得する由佳
「わかった」
「自分でやりますか?」
と聞いてきたがやり方はさっきのアライドのことを見ていた為にできるのだ
「やります」
と行動に移すとアライドと同じやりかたをやった
そしてゴクッゴクッ…
顔をしかめる由佳
「まずいですか?」
うんと頷く由佳
口を拭ってから顔をあげた
「まずい…アライドさんはこれを続けているの?」
「そうですよ」
「では行きましょう」




