第1目「異変」
第1目「異変」
ある時から身体に異変を感じ始める。
異変は身体のあちらこちらで起こり始めていた。
その異変というのはなんと身体が消えていくと言うのだ。
「段々と身体が消えていく……」
「なんでだ?しかも片目がどんどん赤に染まっていく。」
戸惑っているのは和了蘭白 由佳だ。
由佳は今は16歳で学校を休んでいる。
そういじめが原因で不登校なのだ
そして家にいる間にもう私はダメだと考え込んでいる間身体が消えていくと言う現象が出始めた。
「今消えれば楽になるかな?」
もう生きることに疲れている由佳。
消えたいともずっと思っている。
その時右目がズキンっと痛み出した。
「イタッ」
すると右目を瞑って左目の赤眼で見えた景色に驚いた。
その世界は竜が飛び、城があり、夜の街で星が輝いていた。
「何?ここ!?」
そして片目を開いた
片目を開くと、元の世界に戻っていた。
「あの世界は一体何?」
「地球でら無い……そんな事有り得ない」
「竜が飛んでいるなんて事……それじゃあ先程見たのは異世界!?」
勘づいた由佳。
もう一度右目を閉じた。
今度は集中して辺りを見渡した。
「すごい!ここが異世界!」
地上から見た景色が綺麗で、驚き上を見上げると見たこともない惑星が5つもあり、星に囲まれた世界だった。
「そうだ!ちょっとだけ回り歩いてみよっと」
その直後
ドサッ!
「キャッ!?何!?」
後ろを振り返ると背の高いキバを生やした人がいた。
すると突然赤眼が激しく光り出した。
「何っ?」
そして背の高いキバを生やした人が眼帯を取った。
すると赤眼が共鳴していた。
「あなたも赤眼の者でしたか。」
(あなたも?どういう事?まだ赤眼の人がいるの?)
と困惑している時、それを察したかのように話かけて来た。
「困惑しているようで……赤眼の者は私アライド・ジェンと由佳様あなたしかいませんよ」
なぜか由佳の名前を知っていた。
(えっ?なんで知ってるの?今出会ったばかりなのに。)
「すみません。何度も驚かして私はここに来た者の名が分かる能力と頭の中の思考までも読み取る事ができるのです。」
と説明した。
「そ、そうなんですね。アライド・ジェンさんも赤眼ですけどどうされたんですか?」
アライド・ジェンは言いたくなかったようだったが口を開いてこう言った。
「私はヴァンパイアでもあり能力者でもあり地球からやって来た者でございます。」
地球からやって来た者、能力者これは何かのゲームか?と思うが、ここは異世界……転生したのかもしれないと……
「地球からやって来たと言うけれどアライドさんはいつからヴァンパイアになったんですか?」
う〜ん。と頭をポリポリ掻きながらこう言った。
「ヴァンパイアになった経緯ねぇ〜」
「それはこの赤眼のお陰かなぁ〜」
(お陰って言う事はヴァンパイアになりたかったのかな?)
「そうですよ。時期に由佳さんもこの街の住人になり、ヴァンパイアになるでしょう。」
また由佳の思考を読み取った。この街の住人、ヴァンパイアになれる。そうヴァンパイアの一族になると言う事、そしてもう地球には戻れなくなると言う事を知らずにいた。
「街の住人?ヴァンパイアになる?」
ニコニコしながらアライド・ジェンはこう言った。
「はい!そうですよ〜」
「私と一緒です。」
「共に生きましょう!」
(共に生きる?えっ?じゃあ地球には戻れないの?)
またもや思考を読み取りアライドは笑みを浮かべて嘘を言った。
「いや?地球には戻れますよ?」
何度も繰り返しやると戻れなくなると言う事を伝えなかった。
「よかった、じゃあ帰ります」
「はい!お気をつけて」
そして赤眼の目を閉じて両目を開けた。
「ふぅ、戻って来れた。」
「あの人は、アライド・ジェンだったかな?」
「次行く時はお土産持って行こう。」
赤眼を使えば使うほど赤く染まりヴァンパイアになってしまう事を知らずにまた行くと心に誓う由佳だった。




