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『願いの木』-世界を超えた僕の運命の物語-  作者: シュン
第6章:文化祭
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6-6-2 願い

最後まで歌い切った。

一斉に会場から大きな拍手が沸き、藤澤君を見て笑った。


暗くて表情が、わからないけれど、僕の思いが届いたらいいな、、


「素晴らしい演奏でしたね!感動しました!きっと、思いは届いたはずです!会場のみなさん、もう一度大きな拍手を!」


もう一度大きな拍手に包まれる。

ふと響君の方を見ると、泣いていた。その表情が、いつもと違いとても痛ましく感じる。僕は、響君の方に駆け寄り、そして、手をとり、会場に一礼して、舞台袖へ戻った。


「大丈夫?」

「ごめん、、、大丈夫。」

「ほんと?」

「うん、、愁君の歌に感動して、、」


しばらくすると、響君は落ち着きを取り戻した。いつもと様子が違っていたけれど、大丈夫、大丈夫と何度も繰り返す響君の言葉を信じることにした。


「今日は、本当にありがとう!」

「愁君の思い、絶対に届いたよ!」

笑顔で祝福してくれた。


アナウンスが聞こえてきた。


「生徒のみなさん。文化祭ラストのダンスがあります。校庭に集合して、準備をお願いします。」

「一緒に行こう!!」

「ごめん。先に行ってて、すぐに行くから。」

「う、うん、本当に大丈夫?」

「大丈夫だよ。」


響君は笑っていた。


僕は、一人で先に校庭へ行くことにした。



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