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魔王軍復興物語  作者: 夜桜水明
第1章 プロローグ
3/12

説明2

なんとか…間に合いました。(;´Д`)ハァハァまだ毎日投稿は続きます。

     ◇     ◇

万能のキメラ レオ=グレイニー

   ユニークスキル 暴食融合

 生命体以外の物は何でも自分の体に取り込むことができる。取り込んだ形状を自分の体の一部に具現化できる。

       スキル ―――

        適正 炎、水、風


闇の粒子 マリス=ブラックリー

   ユニークスキル 粒子化

 自身の体、装備品を粒子レベルにまで分解し、操ることができる。粒子は自身の成長とともに増え、装備品が大きいほど増える。粒子を全て体に戻さず、最低限戻し、大量の粒子として操ることもできる。

       スキル フレイム・チャージ

 一定時間内に使う火属性魔術の威力が大幅に上がる

        適正 火、風、闇


不死の騎士 カラン=クレイアス

   ユニークスキル ――

       スキル 不死の体

 寿命以外の理由では死んでも一瞬で復活する。

        適正 土、闇、無


2人で1人の右魔眼 ルーギエ=スラル

   ユニークスキル 破滅の右眼

 この眼に魔力を流すと魔力光線が生じ、その光線にあたった生命体以外の物は粒子レベルにまで分解される。

       スキル 一卵性双生児

 半径2キロメートル以内にもう片方の兄弟がいれば魔術の威力が大幅に上がる。

        適正 炎、雷、光


2人で1人の左魔眼 ローギエ=スラル

   ユニークスキル 錯乱の左眼

 この眼に魔力を流すと魔力光線が生じ、その光線にあたった物は錯乱状態に陥る。錯乱状態の時間は光線にあたった時間によって決まる。

       スキル 一卵性双生児

        適正 水、風、光


     ☆     ☆

「だめだ。きりがない。」

「?きりならありますけど。」

 とうとう投げ出したアイロアに真顔で対応するソフィ。しかしそれをスルーしてアイロアは

「この情報は今じゃなくて悪魔を助け出した時に見ることにするよ。それで、いつ俺たちの魔術の検査を始めるの?」

 と、強引に話題を変えた。呆れ顔でミーシャが幼馴染の悪魔のことを見ていると、ソフィが言った。

「それではそろそろあなた達の魔術の検査を始めましょう。」

 そう言ってソフィはアイロアの額部分に手を当てた。何かブツブツと呟いているとソフィの腹の辺りから紙が印刷されて出てきた。2人がそのことに驚いていると、

「アーティファクトですのでこれくらいできてもおかしくありません。今印刷されて出てきたその紙が、今検査したアイロア様の魔術適正と、スキルです。」

 アイロアが少なからずワクワクした様子でその紙を見ると、こう書かれていた。

     ◇     ◇

     アイロア=テスラー

   ユニークスキル 術式破壊

 半径500年メートル以内の相手の魔術の術式、魔法陣を破壊し、リセットできる。

       スキル 光走(ライトニング・ラン)

 光と同等の速さで走ることができる。

        適正 水、風、光、闇

     ◇     ◇

「?これってそんなに強いの?正直、さっき見たロイ=アズライルさんとか、サクラエルさんとかのほうが強い気がするんだけど…」

 少し残念気味にそう漏らすと、ソフィは少し、いや、だいぶ呆れた表情をしながらそういえば、と切り出した。

「あの資料には立場の話を記していませんでしたので、今説明しますと、魔王様と私に次いで立場が高い悪魔達は四天王と呼ばれた方達で、ロイ=アズライル、サクラエル、レグルディウス=ローリーハット、ラーラル=ナンゼルゲンの4人からなります。そしてアイロア様のスキルですが、あれはもう呆れるしかないくらいの強さを誇っています。」

 それでも納得いってない気味のアイロアをスルーし、次はミーシャの検査にかかる。


     ◇     ◇

      ミーシャ=ケセラン

   ユニークスキル 瞬間建設(インスタント・ビルド)

 半径1キロメートル以内の場所にイメージした建物を建設する。建物の高さは使う魔力しだい。

       スキル インビジブル

 体、装備品を透明化できる。対象の相手にだけ見せることもできる。お互いの了承を得れば、相手を透明化することもできる。ただし、触れることができる。

        適正 炎、水、風、雷、土、闇、無

      ◇    ◇

「適正…ほぼ全部?」

 ポカーンとしてるミーシャにソフィが声をかける。

「はい。凄まじい魔術体質です。魔王様が強いと言ったとしても正直、これほどとは思いませんでした。」

 ここで空気を読まない悪魔から声がかかる。

「思ったんだけど、このユニークスキル強すぎない?ほぼ強制的に物理対戦に持ち込めるってことでしょ?」

「はい。なのでアイロア様にはこれから剣術を取得させたいと思います。」

「あ、剣なら自信があります。200年前、本気の父を倒したことがあります。」

「そういえばそうでしたね。確かアイロア様の父とは、サクラエルに目を付けられる位に剣術に長けていたとのことなので…もう旅に出られる位にデタラメな存在ですね。」

 空気を読まない発言もしっかり対応し、ちゃっかりデタラメ呼ばわりするソフィ。そして説明を重ねる。

「魔術の使い方についてはわかるでしょう。なぜかは未だ謎ですが、魔術が発覚すると使い方も自然とわかるようになるのです。」

「なるほど…さっきから使えるって感じてたのはそういうことだったんですね!」

 ミーシャが張り切った声色で言う。それに「じゃあ早速行くか!」と自信満々のアイロア。しかし、それをソフィが止めた。

「まだ装備も何もないでしょうに…」

「あ…」

 アイロアはすっかり忘れてたといった顔で停止した。

「装備については私が整えます。その間に2人は行くべき所があるでしょう?」

「…?それはどこのことですか?」

 ミーシャは全くわかっていない。アイロアは言わずもがな。それに対してソフィは呆れた口調で言った。

「あなた達は、家に200年寝てて帰らなかった上、家族に何も言わずに旅に出るつもりですか?」

 200年ぶりの親子の対面。それを聞いて2人はなんとも複雑な顔をしたのだった。

次回、親との対面!家族設定全く考えていません!WOW

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