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ある日 5
「これでよしっと…そろそろいこっか!」
「そだね、メイトは二階みたい」
「おっけー、じゃーレッツゴー♪」
「あっ、舞ちゃん待ってー!」
私たちは 二階へ向かった。
「おー!メイトでか!」
「ちょ、早いよー……ってでか!」
「それさっきうちが言った」
「聞いてません。」
いつもの会話だ。
「お目当てのものはあるかなぁ♪舞ちゃん離れないでね?…舞ちゃん?ちょ、まじ…?」
話している間に舞がいなくなってしまった…
「と、とにかくメイト内を探してみるか…」
私はグッズも見つつ舞を探した、が、見つからない。
「あ、ケータイ……ん?なっちゃんのがない…落としたか?…出してないからそれはないか…とにかく舞ちゃんに送ろ」
「『舞ちゃんー今どこにいるの?』っと…迷子かっての…」