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会社と街の生存競争(旧)  作者: ZEKE-A-TCC
其之壱
6/8

番外編Bパート位置 CM

時奇(とき) 狼雅(ろうが)

(みこと) 張巻(はるまき)

八字(はちのじ) 末吉(まつきち)

国針(くにはり) 守町(もりまち)

鬼瓦(おにがわら) 静詞(せいじ)

程苦(ていく) 遊太(ゆうた)

稲荷(いなり) 御他(おた)

高平(たかひら) 真理(まり)

新入社員のアイデアが次々と投稿され、やることが増えてきたらしい。まぁ、俺の場合はいつもと変わらないけどな。

なんて言っても監察部だもの。


また番外編ですよ。今回は俺、時奇狼雅です。マッキーも人遣い悪いですね~。


で、何をするかって?あなたも人が悪い。タイトルでわかってるんでしょう?CMですよ、しーえむ。この企画は営業広報部、開発部、食品部、社長陣、そして俺で進めている。何で俺がいるのかって?自分で言うのは恥ずかしいので、本日は、スペシャルゲスト!命張巻こと、マッキーに来ていただいています。よっ!」

パチパチパチ8パチパチ8パチパチパチ8パチパチパチ8パチパチ8パチパチパチパチ8パチパチパチパチ8パチパチパチパチパチ8パチパチパチブチッ

「なんだこの拍手は。スマホで音出してるだけじゃねーか!」

「まぁまぁいいから説明してください」

「今回時奇狼雅さんには音楽を担当してもらっています」

「てきとうだな。まぁいいや。というわけで、本編「「スタート!!」」



俺の朝は遅い。10時に出社である。いつもなら。だが最近は違う。なんと7時なのだ。それはCMを作るためである。現在セットを用意している最中である。だいたいは決まっているが、まだ細かいところが決まっておらず、早く決めなければならない。早く出社して会議だ。このマンションはエレベーターがあるからまだマシだな。15階分とか階段とかだったらきついぞ。マンションを出て少し歩けばすぐ春里グループに着く。立地条件が素晴らしい!この間僅か10分である。で、すぐに会議室へ行く。


「ちわーっす」

「ちゃんと挨拶しろっつったよな?」

「そだっけ?」

「いったぞちゃんと」

こいつはきっとマッキーだ。ほら冒頭にいたあの人。

「おっ、来たなフォックス」

「全員そろったな」

フォックスは俺だ。狼雅だから 狼→フォックス である。(フォックスは狐だ)

ちなみに今俺を呼んだのがハッチー。八字末吉だ。そのあとに喋ったのが社長。国針守町だ。


「それじゃ始めるぞ」

「前回ので使うセットは決まったから、今日は細かいストーリーを詰めていきたいと思います。よろしいですか?」

今話進めてるのが副社長・鬼瓦静詞だ。


「異論はなさそうですね。それじゃ命君、説明お願い」

「はい。今回はよくある中小企業のCMをイメージしています。実際の職場をメインで使っていきます。セットは冒頭と最後で使おうと思っています。家の一部屋をイメージして作ろうと思っています。ここまでは前回説明した通りです。質問はありますか?」

……………………………

「いいですね。あらすじとしては、春里グループへ買い物に出かけるものとなっています。企画段階では恋愛ものがいいとあったのでそちらが気になる方は資料を参照してください。とりあえず三つほど作ろうと思っています」

「ちょっといい?」

「なんですか?」

「三つ作るのはなんで?」

開発部長が何か言ってる。あっ、程苦遊太ね。

「一つじゃ足りないので雑貨方面とスーパー等、飲食系、その他で作ろうと思って」

マッキーは仕事モードだと目が笑わなくなるから超怖い。まぁ仕事できる人だからいいけど。

「わかった」

「細かいことはお配りした資料に書いてありますが目を通していない人はいますか?…………いませんね。それじゃまず気になるところがあった方はいますか?」

ひとりすっと手を挙げた。開発部の稲荷御他だ。

「この第一案のカット6のところなんだけど商品変えれないかな?」

「え~っと、チョコモナカダンボ?」

「そうそれ、アイスの種にして二人で分け合う感じにならない?」

あぁ~、とモブ達がざわついている。

「となるとセリフを変えないといけませんね。みなさんは大丈夫ですか?」

どうやら異論はないようだ。

「他あります?」

「あっはい、いいですか?」

「どうぞ」

「第二案のカフェあるでしょ」

「スターボックスですか?」

「そうそう、もっと女の子向けにスイーツとかのほうがいいと思うんです」

高平真理の発言に女性陣が頷いている。

「たとえば?」

「スイーツパレードとか」

「いいですね。他なにかおすすめの店ある人はいますか?……………なさそうですね。では他の意見ありますか?」

……………………でつくしたようだ。

「それでは、修正してくるのでまた二時間後に集まってください」

う~いやらへ~いなんて声が聞こえてきた。

「他報告ある人いますか?」

鬼瓦に戻ったようだ。

「はい」

「どうぞ」

「音楽できましたのでちょっとながしていいですか?」

なんと俺である

「いいですよ」

許可ゲット

というわけでプレイヤーのもとへ移動する。

「今回は日常を演出するということでポップな感じにしました」



♪~~~♪♪~~



「といった感じです」

パチパチパチパチパチパチ

「いいですね」「いや予想以上」「ぴったりだね」

大絶賛である

「ではこのままでいいということでいいですか?」

うんうんとうなずいてくれている

「ほかに報告ありますか?」

副社長まじタイミングいいな

「それじゃ解散とします。二時間後、え~十時にまた集まってください」

がたがたとみんな立ち上がる。今回の会議は終了したようだ。



「では再開します。命君、修正案お願い」

「はい。内容の変更に伴い……………

………




こんな感じで進んでいった。

大体決まったから撮影に入るはずだ。

守町「社長なのに仕事少なかった…」

御他「他の仕事があるでしょう」

守町「そうかな〜。そうだトキ、あの曲テーマとかあるの?」

狼雅「かりそめの自由です」

守町「重すぎるよ!」

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