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会社と街の生存競争(旧)  作者: ZEKE-A-TCC
其之壱
5/8

第三話 春里の罰

(みこと) 張巻(はるまき)

モブ B(びー)

杉村(すぎむら) 里美(さとみ)

鬼間(きま) 魂太(こんた)

乱気(らんげ) (さとる)

島街(しままち) 投利(とうり)


Only Name

時奇(とき) 狼雅(ろうが)




はい、どうも皆さんおはこんばんにちわ、張巻です。

前回、番外編というわけでね、ナツ視点でのお話でしたがいかがでしたでしょうか?

食品部のメンバーも皆さんにご紹介できてよかったです。ゆる~い部なんですよ。わかりにくかったと思うので、簡単に補完しますね。この春里グループ本社からそう遠くないところに飲食店が並んでいるんです。そこのメニュー開発や改良をしています。ちなみに、コロコロ君も食品部で開発されたんですよ。


閑話休題

工場部から帰ってきたところに戻ります。え?時系列がわからないって?それじゃ簡単に説明しましょう。


入社式→食品部での歓迎会→営業広報部の定例会→工場部視察→今ここ→食品部のガールズトーク→ナツからの報告


グッチャグチャですね。

まぁ気にせず行きましょう。

本社ビルに帰ってきたわけですが、今回はこのときのことを振り返りながらいきましょう。


ズンズンと本社のエントランスを突き進んで行ったわけですが、

「「お疲れ様です!」」「開発中の商品の情報送ってあるので目を通しておいてください」「他社の広告情報です!10社分入ってます!」「頼まれていた工具です。全部ちゃんと揃ってます」

ってな具合だ。新入社員が入ったてことはできることが増えたってことだ。新たな試みを進めている。

もちろん、アイデアボックスに新入社員が書き入れた案が元になっている。

この時は確か……そう、CMをつくっていた時だな。まだ出来てないけど。春里グループはCMをつくってもあんまり意味ないからな。あんまり急いでもいいことはない。

でだ。監察部は9階だ。エレベーターを使って楽をしよう。

そうだ、工場部の時はこの時間を利用して説明したんだったな。

というわけで!

監察部の仕事紹介のコーナー!

ドンドンパフパフ♪

監察部とはぶっちゃけ警察みたいなもの。特別な訓練を受けた人が集まっている。この街で警察の代わりに仕事をしている。警察はいないのかって?ここにはいない。

理由は知らん。元々は春里グループ内部の犯罪等を抑制し、いち早い対応をするために作られた部なのだが、なんでこうなったんだろうな?現在約100人である。部長は杉村里美。訓練は受けていないが、犯罪抑制のために様々な働きをしてくれている。で、副部長が時奇狼雅。こちらも訓練は受けていない。現場で指揮をとったり、社内の不正行為を見張ったり、なにかと忙しい。音楽が好きなのでCMソングをつくってもらった。

だいたいこんな感じ。あとは春里グループならびにこの第一会社街(だいいちかいしゃがい)は、日本の法律が適用されず、独自のルールを持っているということぐらいだな。

おっと、もう着くぜ。

「あ、命さん!やっぱり来ましたか」

「おう、モブBか」

「現在2人の身柄は拘束させていただいてます。尋問は終わったので資料見ていきますか?」

「すまんな、いっつも見せてもらって」

「いえいえ。ちゃんと見てもらわないと、こっちも困りますから」

こっちです。と言って案内してくれたこいつは監察部のモブB。資料作成が主な仕事である。ちなみに、趣味が合うのでよく話す。

「今回の被害者は工場部のモブCさんとモブDさん他5名です。内容的には前回と同じで、おしりを触られたというものです」

「ほんとなんでこりないんだろうな」

「なんででしょうね」

「その変態2人に会わせてもらえる?」

「どうぞ。今は里美さんが説教してるとこだと思いますよ」

いつもと同じところにいる、と聞いていたから急ぎ懲罰房に向かった。

「あなた達ほんと何回目よ!いい加減しないとほんとクビになるわよ!」

「だからごめんって。もうしないから、ね」

みっともない変態と、監察部部長の声が聞こえてきていた。この時もいつもと同じ事を言っているのだった。

「おまえら、みっともないぞ」

「ハル!あなたからも言ってやってよ」

「判決を言い渡す。お前ら2人とも3年間給料半分!」

「いや、ほんと悪かったって100万出すから1年で勘弁してよ〜。ほんとまじ頼むって、3年はキツいからぁ」

この変なのが鬼間魂太。工場長のほう。

「3年!?まじで!?半分!?まじで!?せめて2年でなんとかnあらんか!」

nあらんか!とか言ってるのが副工場長のほう。滑舌が悪い。

「知るかボケ。恨むなら自分を恨みやがれ!というわけで、投利、頼んだ」

「頼まれた」

こいつは島街投利。経理部部長だ。物音一つ立てずにずっと部屋の隅にいたのだ。後で何をしてたのかと聞いてみたら、「判決を待ってた」と言っていた。ちょうど暇だったらしい。

「社長からも許可とってあるから諦めなさい」

「「え〜〜」」


そして変態共は監察部の元で1週間の特殊トレーニングと道徳の勉強をして、げっそりとしながら帰ってきた。


魂太「あんなのもう嫌じゃ〜」

聡「死ぬかと思った」

モブB「もっとキツいのがいいって?」

魂太&聡「「やめろ!!」」

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