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会社と街の生存競争(旧)  作者: ZEKE-A-TCC
其之壱
4/8

番外編Aパート位値 新たな景色

登場キャラクター

仮染(かりそめの) (なつ)

中達(ちゅうら) 延気(えんき)

高平(たかひら) 真理(まり)

夏冬(かとう) 霊死(れいし)

野球(やた) 世大(せだい)

端河(たんか) 領輝(りょうき)

冬下(ふゆもと) 菊子(きくこ)

黒漆(くろうるし) 御楽(みら)

(みこと) 張巻(はるまき)

「この度は総合企業春里グループへの入社おめでとうございます。営業の方を担当させていただいています。皆さんには、これからたくさん働いていただきます。知っての通り、我が社は創業5年であり、人材がたりていません。あなたたちの働き次第で良くも悪くもなります。責任のある行動をよろしくお願いします。入ってみればわかると思いますが、社内にはアイデアボックスが設置されています。そちらにある紙にアイデアを書いてアイデアボックスに入れていただければ、開発部の方で検討されます。いつでも募集しているので、気軽に書いてみてください。採用された方はボーナスが増えますので頑張ってください。何をしている会社か、詳しく話すと………………………




「あの〜、すいません」

「はい、なんですか?」

「食品部ってどこにありましたっけ?」

「え〜と、ちょっとついてきてください。」

どこに向かうのかな?

案内してくれるのかな?

「あっ、ありました。ここですね。6階です」

「どうもありがとうございます」

「新入社員の方ですよね。仕事大変らしいですが、頑張ってください」

「ありがとうございます」

6階、だ〜か〜ら〜っと、エレベーター発見!乗っていこう。

さっきの親切な人、歳は同じぐらいなのに落ち着いてたな〜。私も頑張らないと…

でもあの人も会社の中を全て覚えているわけではないと。

でもほんと、いい人で良かった。凄い寒そうな格好だったのが気になるけど…

………………………………

???

何か忘れているような…

あっ、申し訳ございません。命さんから番外編頼まれたのに、自己紹介もしてませんでした。どうも

仮染夏です。番外編主人公そのイチです。今年から社会人ということで、緊張してます。命さんの代表挨拶聞いちゃうと、ほんとレベル高いと思っちゃいます。

格好いいですねほんと、何回かお話させていただきましたが、あんなにもいい人には会ったことないですよ。皆さんも格好いいと思いませんか?思わない?そうですか。そんなこと言ってると私がもらっちゃいますよ。

あらいけない。もう着きますね。優しい部長だといいなあ。


「あっ、新入社員の人ね。もう始まるよ」

「すいません。急ぎますね」

どうやら私が最後みたい。怒られるかな。命さんには何か言われそうだけど…

「すいませーん!遅くなりました」

「いいよいいよ。マッキーから聞いてるから。これで全員だね。って言っても2人だけど」

この人が部長かな?怖そうではないね。マジックペンみたいなのは命さんかな?

「じゃあ簡単に自己紹介を、僕が食品部部長の夏冬霊死です」

「保存食品課課長の野球世大です」

「菓子課課長の端河領輝です」

「飲食店課課長の高平真理です」

「いまはこんなもんだね。じゃあ2人とも自己紹介して。こっちの人から」

「保存食品課に配属されます、冬下菊子です」

「飲食店課に配属されます、仮染夏です」

「はい、よろしくね。2人とも仲良くしてね。それじゃ簡単に仕事の説明させてもらうよ。食品部っていうのは、文字通り、食品を取り扱っている部で、飲食店のメニューも考えてるの。店に出向くこともあるから…………………………………



さっきエレベーター前で待っててくれたのは課長だったらしい。申し訳ないことをした。

「だいたい何するかわかった?」

「えぇ。やりがいがありそうです!」

「それは良かった!難しい仕事だけど気楽にやればいいからね」

「ありがとうございます」

「で、ハルくんとどういう関係なの?気になるな〜、教えてくれないかな〜?」

ハルくん?命さん?

「たいした関係じゃないですよ。本屋で会ってから、たまに小説の話をするだけですよ」

「ふ〜ん。まぁいいわ。頑張ってね。今日はこれで解散だから気をつけて帰ってね。特に男共には気をつけてね!ついてっちゃだめよ!!」

「わかりました。気をつけます!」

私は命さん一筋だけどね!



(数日後)


「ナツちゃん聞いた?工場部の話」

「聞いた聞いた。セクハラのやつでしょ?春里グループじゃなかったら大変なことになってたね」

「なんでクビにしないのかな?あんな変態共いなくなればいいのに」

「キクちゃん言い過ぎだよ。それに職を失うよりもキツいお仕置きが待ってるらしいよ」

「そうだったね」

「でも私の友達のミラも被害受けたらしくて怖いねえ」

「なんだ工場部の話か?見学にでも行くか?」

そこには目が笑ってないスタイリッシュな女性がいた。というかマリさんだった。

「嫌ですよ。変態の巣窟になんて行きたくないです!」

「キクちゃんまだそれ言ってたの?」

「でもアイツらは中学の時から変わらないね」

「同じ中学だったんですか?」

「ん?まぁね、最初からいる人だいたいそうだね」

「なんかドラマチックですね!」

「そうかもね。そろそろ休憩終わるよ」

「「は〜い」」




「…………という具合ですね。やっていけそうです」

「そうか、そりゃ良かった。ナツが春里グループの面接に来てた時はビックリしたけどね」

「せっかく楽しそうな会社なんですよ!入りたいじゃないですか!」

「ありがとう。じゃまた今度番外編頼むと思うから」

「いつでもいいですよ!待ってますから」




私にとっての新たな景色

これがそのうち日常になる


番外編Aパート位値(いち) です。

本編進んでないだろって?書きたくなったんです。仮染夏の恋は実りますかね〜。

そんなことよりAが気になる?番外編の主人公が『誰なのか』によってA、B、C…ってなっていきます。


Twitterのアンケート投票ありがとうございました。そのままという芸のないことになりましたが、とりあえず夏だから良いかな?

またアンケートやると思うので、その時はよろしくお願いします。

https://mobile.twitter.com/ZEKE_A_TCC

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