第二話 工場部の日常
登場キャラクター
命 張巻
モブ A
名前のみ
鬼間 魂太
乱気 聡
えーと、確かここを右に曲がって〜と
あったあった、やっとついた結構遠いなやっぱ
あっ、どうも僕です。張巻です。
今日は工場に来てます。
春里グループの中で最も人が多い部署であり、多種多様な製品を作っている場なのでやたらでかいです。
が、前来た時と景観が変わっていますね。なんででしょう?
「!張巻さんじゃないっすか、チーッス」
「おいお前、仕事はどうした」
「サボりっすよサボり」
いきなり現れたこの駄目人間はモブだ。
ストーリーには関係ない(なず)
「またか。クビにしてやろうか?」
「ちょっとやめてくださいよ〜」
「まぁいいや。ところでなんか見た目変わってね?なんかあったの?」
「変わってないですよ」
ならなんだと言うのだろう
ちょいちょいっと手招きをしている。まぁついて行ってみるか
その先に待っていたものとは!?
見慣れた工場だった。
どうやら工場の横に来てしまっていたらしい。
いや〜方向音痴ここに極まれりってね
「方向音痴ここに極まれり。ですね。何回目ですか、まったく」
「生まれつきなんだからしょうがないだろ。誰にも言うなよ」
「いや〜笑い話が増えましたわ」
「誰にも言うなよ?」
「サーイェッサー」
「よしなら行こう」
コツコツっ足音を響かせながら工場へと歩いている、が、何かきこえるな。
「いや〜でもほんと感謝してくださいよ。俺がいなかったらどうなってたか。でもこれからはやめてくださいよ?俺も暇じゃないんでね」
………………
モブだった。
あれだけ足音を響かせながら歩いてたのに気づいていないようだ。隣に俺がいるもんだと思ってやがる。
まぁあんな奴はおいといて中に入ろう
しっかしあんだけサボっといて暇じゃないとはどういう了見だこら。頭おかしいだろ。
とりあえず工場についた。
ここに来るのも久しぶりだな。最後に来たのは半年前か。変なことになってないといいけど…
工場長に挨拶してから見て回るとするか。
今なら多分工場長室で書類とにらめっこでもしているだろう。
あの部屋は中々入り口から遠いので、その間に工場部の説明でもするとしよう。
工場部とはその名の通り工場で働いている人が所属する部であり、春里グループは多数の製品を作っているために、他の部署より人が圧倒的に多い。更に食品、玩具、機械等、
とにかく種類が多いのでそれぞれでわかれている。それをまとめあげているのが、工場長の鬼間魂太である。春里グループの創設当時からいるメンバーの一人で、流れる男と呼ばれているとかいないとか。そして、そんな工場長を支えているのが、副工場長の乱気聡である。流れない男と呼ばれているとかいないとか。由来はそのうちわかると思う。まぁ、本人が出てきてからの話だな。
さて、そろそろ着くな。
ここだ。工場長室。それでは
ガチャっと鳴らずにガンッ!と頭に鳴り響く!!
痛々しい音が鳴り響いた。
何が起きたかわからないだって?
簡単な話さ。ドアが開かず頭を打ったのさ。うまくノブを回せなかったようだ。よし行こう、もう一回だ。しかし中にも音は聞こえるはずだが様子を見に来る様子がないな。
ガチャっと小気味よい音が鳴り響かずに「痛ッ!!」
また頭を打ってしまった。
「工場長ならいないっすよ〜」
突然声をかけられたが、聞き覚えのある声だ。
「なんだモブか」
「モブってひどいですね」
こいつはぬらりといきなり現れることに定評のあるサボり魔、モブこと
「モブAだ!!」
「モブAもモブも一緒でしょうが!」
「で、いないってどういうことだ?」
「さぁ?サ〜ボり〜じゃあなぁいで〜すか〜?」
「真剣に答えないと張っ倒すぞゴラ!!」
「ひぃ〜すいませんすいません答えます答えますから許してください。」
「チャッチャと言いやがれ」
「尋問中なんですよ」
「さすが変態の巣窟のボス。もう獲物を見つけたか」
「変態の巣窟ってなんですか。違います。尋問されてるんです」
「やっぱりMだったか…」
「そうじゃなくて監察部に連れて行かれたんです」
「今度は何?セクハラ?」
「らしいですよ」
「ハ〜、ほんと飽きないねあいつも。まぁいないならいいや。副工場長は?」
「一緒に連れて行かれました。」
「じゃあ挨拶なしでいいか」
「ですね」
歩いて行くとモブがついてきた。せっかくだからバッと振り向いてこう言ってやった。
「お前は仕事な」
「えッ!?せっかくサボれると思ったのに」
こいつは……まぁおいとこう。
これで最後かな?うん、一通り回ったみたいだ。特に変わったこともなく、しっかり仕事をしているようだった。新入社員もいてごたついてるもんだと思ったが大丈夫そうだな。よし、このまま戻ろう。
あっちなみに、今回の件で工場長ならびに副工場長は新入社員に避けられているそうだ。