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詩*見つめて*

泣き虫

作者: a i o

すべらかな

206本の骨で守ってる

柔らかな場所


そんなものを秘めた身体を

無防備に晒して

歩む

日々と言う戦場


透明な弾丸に抉られ

斜陽に貫かれ

息してる

生きてる


罪の密度に純白を増し

焼き尽くすような温度で

凍えるような温度で


出鱈目に

切実に

守りたくて

守りたくて

たまらない骨を押し込めて


涙も流せぬ

泣き虫がいるよ

泣いてばかりいるよ


尖った骨を

己に突きつけ

守りたくて

守りたくて


誰のために泣くの?って

分かりきっているから


(かな)しくて

(かな)しくて


涙も流せぬ

泣き虫がいるよ

息しながら

生きながら


泣いてばかりいるよ









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