表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/83

もふもふ少女に疑問符を

「先輩! この前はすいません!」

 春休みも終わって始業式、登校中にかなみさんがいきなり頭を下げた。

「いやいや、大丈夫だって」

 電話でも何回も謝ってたのに、律儀だなあ。



 時間は少し飛んで、放課後。

「伸二、帰ろうぜ」

「そうだ、この前の話しとくわ」

「ん? ……ああ」

 花見の時に電話で言おうとした事か

「何だ?」

「お前このまえ、野代さんが思っていたのと違ったって言ってたよな?」

「ああ、そういや言ったな」

 伸二は少し考える素振りをみせて

「おかしな事を言うが……それって野代さんが人間じゃないって事か?」

「なっ……」

 ば、バレてる!?

 いや、今なら誤魔化せる!

「人間じゃないって……お前わけのわからないことを」

「先輩、この前届けて貰った荷物の中に先輩のハンカチが」

 ここでタイミング悪くかなみさん登場。やばい……

 伸二はかなみさんを見て

「ちょうどよかった」

「……? なんですか?」

 伸二は躊躇うこと無く続ける

「野代さんって、人間じゃないの?」

「えっ?」

 ダイレクトに聞きやがった……


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ