表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/83

もふもふ少女は寝酒泣酒

かなみさんを近くの小さな公園に連れて行き、買ってきた水を渡す。

「ありがとうございますー」

かなみさんは水を飲んで……ペットボトルを落とした。

「あらら……」

水が全て地面に吸収された。また買ってこなければ……

かなみさんが近くの花を見つめている間にもう一本水を買ってくる。


公園に戻るとかなみさんはベンチの上で寝てしまっていた。

寝ている時は噛み癖があるのか尻尾を噛みながら……尻尾?

「……あ」

完全に狸少女になっている!? これはまずい!

「かなみさん、起きて!」

揺すってみるも反応は無い。

「かなみさーん!」

「ふぇ……?」

耳元で大声を出してようやく起きるかなみさん、起きたかなみさんは俺を見つめて

「なんでせんぱいはいつまでも『さん』づけなんですか!」

戻った! 話戻っちゃった!

「ねえねえせんぱい、なんでですかー」

かなみさんに揺らされる。寝酒に絡み酒……さてどうしたものか。

かなみさんの腕を掴んで立ち上がる

「とりあえず家に……」

位置的には俺の家の方が近いか……いやしかし……

「なんでなんですかー、せーんぱーい」

うわー、泣き酒もあるのか……

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ