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16.私服姿に萌え

 不倫を始めて三ヶ月。前もって予定を立て、電車に揺られ遠方にデートに行くようなことはまだなかった。スーツじゃない私服姿を拝むのもまだ目が慣れていない。


 これまで見た数少ない私服姿は、ほとんど黒を基調としていたけど、今回もやはりダーク路線というか、黒色のTシャツに綺麗な形のブルージーンズだった。至って取り上げるべきところも見当たらない格好だけど、唯一血沸き肉踊る部位があって、それが無骨なサンダルを履いた足元だった。いつもかっちりとした隙のない革靴で、縦横無尽にフロア内を歩き回る姿とは、一味違ったムードが足元から沸き立っていた。素足という肌の表面積が少し覗くだけで、こんなに色気が出るものかと驚く。


 電車に乗ると、向かいの窓に、ぐんぐん建物を追い抜いていく景色が見えた。天気予報通り真っ青に晴れた空が抜けていった。


 平日の昼間とはいえ、夏休みを迎えている学生たちもいる。車両では立っている人こそ少ないが、座席は隙間なくびっしりと埋まっていた。


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