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12.私の家

 思えば惹かれ合いすぎたのがいけない。まさに好みだったんだもの。長身で、いつも我関せずという風にゆらりゆらりと歩いていて、髪はめったに切らず伸ばしっぱなし、煩わしそうに首をぶんぶん振ったり、顔にかかるのを手で押さえたりして、そこから見え隠れする細く涼しげな目元は、力が入っているときと入っていないときの落差を映し出す。


 薪さんは十日に一回くらいの間隔でうちにやって来る。一時間から二時間くらいの空き時間を作るのはなんでもないみたい。


 職場から私の家まで電車一駅なので、仕事が終わってから簡単に来られるし、さびれた商店街しかないこの駅に、社内の人間が誰も住んでいないことを調べられたら、安心な密会場所になる。そこのところは履歴書も管理している薪チーフのお手の物。

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