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神と人の契約戦書 ~神話と共に人は生きる~  作者: 氷室莱那
第五章 暗き闇が蠢き 天空は狂う
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第五章ー⑬

メティス「ようやく妾の出番か・・・」

「のう、作者よ」

作者「はい・・・なんでしょう」((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル

メティス「なぜ、そんなに震えておる?ただ、話をしたいだけじゃ」

作者「じゃあ、その後ろにある槍しまってもらえませんか?」

メティス「それは無理じゃ」

作者「なんで!?」

メティス「これらすべてがおぬしへのお仕置きじゃ!!」

作者「ぎゃああああああああ!!!!」槍が大量に刺さる。

Ω\ζ°)チーン

メティス「妾が出ない本編始まるぞ」スッキリ・・・

フレイヤとワルキューレ・ヌルが蓮より送られたポイントへ疾走する。

しかし、その行き先を塞ぐように魔獣の群れは数を増し、彼女たちに襲い掛かる。

「邪魔をしないで頂戴!!」

フレイヤが自らの周囲にある矢を撃ちだし、ワルキューレ・ヌルが右手に持つ長剣で魔獣を排除していく。

それでも、魔獣はさらに群れをなして襲ってくる。

「私たちの行く先を塞ぐようにしてくるなら、この先に蓮ちゃんの言う通り目的のものがあるってことよね!! このまま、排除しつつ駆け抜けるわよヌル!!」

フレイヤとワルキューレ・ヌルの攻撃の勢いが増し、さらに魔獣の数を減らしながら、目的のポイントへと疾走する。


ドッゴォオオン!!!

轟音が響き、壁が破壊される。

「ケホッ ケホッ・・ ヌル、破壊力高くしすぎよ・・・」

フレイヤとワルキューレ・ヌルが建物の中へと入ってくる。

その部屋の真ん中に、台座があり、その上に獣の頭を模した置物が置かれていた。

「あれが、魔獣の群れの大本ね・・・ ヌル、周囲の警戒をお願い。敵がいるかもしれないわ・・・」

ワルキューレ・ヌルはうなずいて、左手に持つ杖をかざし、探索魔法をかける。

フレイヤは置物めがけて、矢を放つ。

バシィィン!!

「噓でしょ!?」

矢は置物に当たる直前に、何かに阻まれるように消失する。

すると、その矢が敵対行動として認知され、周囲の空間が歪み、そこからワルキューレたちが殲滅しているものよりも強い気配を纏った魔獣が数匹が出現する。

「こいつらが、この守護者って感じね・・・ ヌル、探索魔法はもういいわ。目の前のこの魔獣たちを片付けるわよ!!」

フレイヤは再び種子をばらまいて、矢を生み出し、ワルキューレ・ヌルは長剣に炎の魔法を纏わせ戦闘態勢へ移行する。

それを確認した魔獣たちが、フレイヤとワルキューレ・ヌルに襲い掛かってくる。


「ヌル前衛を頼むわね!! 穿て『木蓮矢・嵐醒虚』!!」

先制攻撃と言わんばかりに、フレイヤが矢の嵐を魔獣たちへと放つ。

それらを受けながらも、致命傷とまではいかなかったのか、血を流しながらも突っ込んでくる。

しかし、それを許すワルキューレ・ヌルではない。

炎の剣を振るい、魔獣たちを切り裂かんとするが、置物と同じように見えない障壁に阻まれる。

「躱しなさい!!」

ワルキューレ・ヌルは一瞬驚愕し、硬直するがすぐさま冷静になり、魔獣の突撃を躱す。

「あの障壁がうっとおしいわね・・・ ヌル、あなたに送る魔力を増やすわ。一気に決めるわよ。障壁破壊できるわよね?」

その言葉に、ワルキューレ・ヌルは頷き、フレイヤが魔力をさらに解放し、魔力をワルキューレ・ヌルに送り始める。

しかし、本能で感じたのか魔獣たちがそれを邪魔するためにフレイヤへと殺到する。

ガキィィン!!

それがわかっていたかのように、ワルキューレ・ヌルが障壁をはり魔獣たちの攻撃を全て防ぐ。

ピシピシ・・・ パキィーン!!

障壁が砕かれ、攻撃が直撃し、その場に煙が舞い上がる。


魔獣たちは自分たちの勝利を確認したのか、雄たけびを上げようとする。

しかし、その瞬間に魔獣のうちの一匹に蒼炎がともり、燃え上がりその体を焼き尽くしていく。

ギャオオオ・・・

「この程度の攻撃で勝ったと思うなんて、所詮は獣ね・・」

煙の中から、蒼炎が燃え上がる。

「一気に決めるわよ、ヌル!!!」

ワルキューレ・ヌルが煙がはれると同時に、駆けだし魔獣へと迫る。

ズッシャアアア・・・

先ほどは切り裂くことが出来なかった魔獣の障壁を、いともたやすく切り裂き、魔獣をも真っ二つに切り裂く。

「そのまま、朽ち果てなさい!!『木蓮矢(フォレスティレイン)穿麗万(ルインピアーズ)』!!」

周囲にある矢すべてが、螺旋回転を始めさらに魔力を纏い、魔獣に放たれる。

バキィィィン!!

障壁を貫き、魔獣をも矢が貫き、その場で魔獣は消滅していく。


「これで、残りの魔獣は一体!!魔獣は私に任せて、あの置物を破壊しなさい、ヌル!!」

フレイヤが魔獣をひきつけ、ワルキューレ・ヌルが置物の破壊へと向かう。

左手に持つ杖を消し、蒼炎剣を両手で置物に向けて、振り下ろす。

ガキィィィィィン・・・!!

しかし、障壁は先ほどよりもさらに強くなっており、ワルキューレ・ヌルの蒼炎剣と拮抗し、火花が散る。

このままでは、破壊できないと悟ったのか一度距離をとり、背中に蒼炎の羽を作り出し、それを推力として斬りかかる。

ガシャァァァン!!!

流石にスピードと力を合わせた攻撃に耐えることが出来ず、障壁は砕け散り、そのまま置物を破壊する。


破壊すると同時にフレイヤが足止めしていた最後の魔獣が消滅する。

「よくやったわ、ヌル。それと、そこの砕いた置物の破片は持って帰るわよ。何かの手掛かりになるからね」

「こちら、フレイヤ。魔獣の大本の破壊に成功。他のポイントの状況を知らせてくれるかしら?」

【フレイヤさん、お疲れ様です。他のポイントですが・・・ メティスさんは現在交戦中、『知啓』はいまだ探索中、『月穣』はたった今戦闘に入りました】

「わかったわ。私の方からヌルとアインを除いたワルキューレをそれぞれのポイントに援軍として送るわ。それで構わないかしら?」

【わかりました!!こちらから、それぞれに情報を送ります!!】

そう言うと同時に、蓮との通信が切れる。

フレイヤはすぐさま、ワルキューレたちに念話を送る。

《ツヴァイは蓮ちゃんたちの護衛を、ドライは翠波君の方の援護を、フィアーあなたは黎芭の方よ。やれるわね?》

それに応えるように、魔獣の群れがいた場所から言われた三人が飛び立っていくのが見えた。


(この依頼で、何かが見えてくるといいわね・・・・)

フレイヤはそんなことを考えながら、夜空を見上げていた。

はいどうも作者です・・・

前回に続いて、槍でぼこぼこにされましたよ・・・ ひどくない?

まぁそんな話は置いておいて、今回でフレイヤ側は終了です。

次はメティス側に移ります。えっ主人公ともう一人出てないって?

もう少しお待ちを出番はありますので・・・


ちなみに今回ワルキューレ・ヌルが出した蒼炎の翼。あれのモチーフは某ガンダムシリーズの運命の光の翼です。

あれかっこいいじゃん!!

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