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神と人の契約戦書 ~神話と共に人は生きる~  作者: 氷室莱那
第五章 暗き闇が蠢き 天空は狂う
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第五章ー⑦

アルテミス「最近出番がなくて暇ですね・・・」

フレイヤ「まだ、あなたは第四章で戦闘していたからいいじゃない!!私というかワルキューレたちが暴れたりないって言ってるのよ?」

アルテミス「それは作者に言ってくださいよ・・・」

すいません!!この章で出番何とか作りますので!!

アリスがバイタルチェックをするために、別室へ行って三十分ぐらいが経過した。

「まだ、出てきませんねぇ・・・というか古具との正式な契約後ってこんなかかるんですね」

「うん?なんじゃ、知らなかったのか?」

メティスさんが肯定するように、こちらの呟きをひろって質問してくる。

「ええ、まぁ。というか古具の正式な契約の手順すら知らないんですよ、何せ僕と蓮はいわゆる『イレギュラー』な方法で古具と契約したので・・・」

そう、僕と蓮は今契約している古具とは正式な方法で契約していない。だからこそ、この前の契約戦書の一戦目みたいに『ヤルングレイブ・エンキドゥ』を長く使用すると徐々に装着部が痛みだす。


それを聞いたメティスさんは、一人納得するように頷く。

「そうじゃった、そうじゃった。ということは、おぬしは古具との正式な契約を見るのが今回が初めてというわけじゃな・・・」

そんなことを言ったメティスさんは、何かひらめいたのか手を叩く。

「そうじゃ、おぬしに今から古具との正式な契約方法を教授しよう!!」

と意気揚々と言い放った。

「少し待っておれ!!今準備してくるからの!!」

と言って、部屋を出ていった。

「まだ、返事してないんだけどなぁ・・・ 紅茶美味し・・・」


♢♢♢♢♢

部屋を出て、少ししてメティスさんが戻ってきた。何故か、白衣を着て、ホワイトボードを押しながら・・・

「何でホワイトボードを?」

「説明するには、これが一番早いじゃろ。それに言葉で説明するより、絵を描いた方が早いんじゃよ」

あ、そうですか・・・

「というわけで、説明していくぞ。良いな?」

「お願いします」


メティスさんがホワイトボードに絵をかいて説明していく。

「まず前提として、妾達が開いてある古具屋などはその店で契約できるように場所を作っている」

「ということは、購入したそのお店でそのまま契約できるということですか?」

「その通りじゃ、じゃが何故古具屋が場所を作ってあるか、知っておるか?」

僕はそれを聞いて、少し考える。

(一番わかりやすいのは、その威力が計り知れないためというのが大きいと考えるけど、多分違うんだろうな・・ それなら悪用されないため?それはそれで・・・)

「多分ですけど、悪用されないためじゃないですかね?悪人が、古具を所持し悪用しようとする。それを阻止するために監視できるところで契約する。そういうことですか?」

「一つはそれじゃな。じゃが、本当の理由は購入したやつが契約できずに古具を暴走させ、そやつの家が吹っ飛んだことが原因なのじゃ」


古具が暴走って・・・あんまり聞いたことがないけれど、本当にあるんだな・・・

「なに、ポカーンとしておるんじゃ。現実にあったことなんじゃぞ。この店ではないが、他の店で気に入った古具を購入し、自らの家で契約しようとしたら古具からの力の奔流を受け止めきれず、契約できずに家が吹っ飛び、そのまま本人も死んでしまった事件が昔あっての・・・」

それ、いつの話なんだろう・・・ というか何故相性が悪い古具と契約しようとした?

「それから、「古具と契約するなら購入した古具屋で契約するように」との制約が作られ、古具屋にも契約するための場所を提供するようにと制約が作られた。これが古具屋で正式な契約が出来る理由じゃ」

そう語り終えて、メティスさんは紅茶を飲む。のどが渇いていたんですね・・・


「前提を話した上で、本題に入っていくぞ。正式な契約方法についてじゃが、先ほど見てもらった妹御の古具との契約。あれが一般的に正しい契約方法となっておる」

「手順はそう難しいものではない。まず古具に、自らの契約魂をある程度そそぐ。それに古具が反応し、古具からの力の奔流を受け入れることが出来れば、第一段階はクリアじゃ」

ホワイトボードに「古具」の文字と「契約者」の文字を書き、矢印でつなぐ。

「第一段階は・・・ ということは第二段階は?」

「無論存在する。古具からの力の奔流を受けれいれた後に、自らの意思で古具の力を引き出すことが可能となり、脳裏にその古具を示す詠唱が浮かび上がれば、契約は完了じゃ」

そんな簡単でいいのだろうか・・・ というか、まさか第二段階まであったとは。ここで一つ疑問が出てくる。


「ということは、正式な手順で契約していない僕と蓮が詠唱を唱えられることが出来、真の力を引き出すことが出来るのは、何故ですか?本来正式に契約した者にしか浮かび上がらず、真の力は引き出せないはず・・・」

そう、正式な手順ではなくイレギュラーに契約した僕らは本来詠唱が浮かび上がらないはずなのだ。

それなのに、何故・・・?

「それに関しては、妾にもわからぬ。というか、何故正式な手順を踏まぬまま契約できたのかすらもわからん」ドヤァ・・・

ええええ・・・そんなドヤ顔で言われても・・・


「そんな(この神様使えないなぁ・・)みたいな目で見るな!! こほん話を戻すぞ、おぬしは今までの話を聞いて疑問に思ったのではないか?(この手順で契約を失敗する人がいるのか?)と」

それは確かに思った。最初に言っていた相性が悪いではなく、単純に失敗もしくは古具から拒否られるなんてことがあるのだろうか?

「答えは、「ある」じゃ。というか、むしろこのケースの方が多いまである」

とてつもない爆弾発言がメティスさんから、飛び出した。


そのタイミングで

「終わったよ~ アリスちゃんのバイタル異常なし!!」

黎芭さんと

「まさかここまで時間がかかるとは・・・・」

アリスが帰ってきた。

はいどうも作者です。

今回は説明会です。メティスが先生で、翠波が生徒と言った構図です。

古具の契約について何ですが、メティスの言っている通り今回のアリスの契約方法が正式な手順での契約ですので・・・

メティスの最後の爆弾発言ですが、次話では分かりませんが少し触れます!!



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