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神と人の契約戦書 ~神話と共に人は生きる~  作者: 氷室莱那
第四章 天嵐が舞い 太陽は輝く
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第四章ー➅

報告会の準備をするために、僕らはお店の地下にある部屋にいた。

「それで、今回の報告会は黎芭さんだけじゃなくてあたしたちも出るって珍しいね」


「『機関』の人が、今回戦闘した『執行者』全員の報告、考察を聞きたいって言ってきたからね・・・」

「でも、君たち二人の素顔はばらしたくないから執行者の時の装束しておいてね。一応そのマントには正体がばれないための術は施してあるから・・・」

今回の報告会に僕らが出席する理由がわかった。


「なるほど、直接戦った僕たちの率直な意見が聞きたいと・・・・」

『機関』の人たちも、今回の事象は本来あり得るはずのない出来事だ。

「でも、それだけ・・・じゃないんですよね?」

(多分・・・)


「まぁ、翠波君の言う通りだね・・・ 私たちの協力関係をとりあえず長く保っておきたいってのもあるんだろうね・・・ それに私たちも『依頼』が入ってこないと困るし」

「『機関』からの情報も欲しいしね~」

(とはいっても、今回の報告会は相当どっちものプラスになるし、マイナスにもなる・・・ まぁ、こちらの手の内はさらさないしWINWINかな~)


「翠波~ 黎芭さ~ん もうちょいで時間だよ~ 早く準備してよ~!!」

蓮が一人で準備しながら、僕たちに声をかけてくる。

(うん?一人で?フレイヤは・・・?)


「私は準備しないわよ~ それに汚れたくないし・・・」

フレイヤは、優雅にどこから出したのか紅茶を飲んでいる。

(メティスさんは・・・・?)

そう思って、周りを見てみると


「妾はとりあえず、準備はしておるよ。とはいっても書類周りじゃがのぉ・・・」

と言いながら、黎芭さんのパソコンにある今までの書類をある程度まとめている。


「はいはい、わかったよ・・・ それとアルテミスそろそろ喚んでおくね」

そう言って、アルテミスを喚ぶ準備をする。

「それに、もう準備終わりそうじゃん。なら、良いでしょ?」


「まぁ?確かに二人の手伝いはいらないけど・・・ それでもじゃん!!

そんなことを言いながら準備を進めていく。


♢♢♢♢♢

準備が終わり、いつでも『機関』と通信をとり、報告会を開くことが出来る。

「よし、これでいつでも通信を繋げることが出来る。それじゃあ、あたしは着替えてくるから少し待っていてくださいね」

蓮はそう言って別室に行き、執行者の装束に着替える。


「了解だよ~ それより翠波君は着替えなくていいの?」

「僕は構いませんよ。というかマントを羽織るだけでいいってわかっているでしょう?

「ごめんごめん。つい、ね?」

とそんな会話をしていると・・・


黎芭さんの地下室のモニターに『金色の杯に鎖を巻き付けた』マークが現れ、消えると二人の男女が映し出された。

「『機関』の人たち、少し予定よりはやいんじゃないかなぁ~」

そう、『機関』との報告会が始まった。


【仕方ないだろう?何しろ今まで見たこともない事象が確認されたんだ、早く他の人物の意見を聞きたいのは当然だろう?『知啓』殿?】

男女の女性の方、青色がかった髪に眼鏡をかけ白衣をかけた人物がとぼけながら反論してくる。

「相変わらず、少しうざいね~ 筆頭監察官殿?」

(少し黙りなよ~)ボソッ

あれ、今黎芭さんから聞こえるはずのない言葉が聞こえたんだけど!!?

【それよりも、あなたの後ろにいるものたちが執行者か?】

もう一人の相手ー顎髭を携えた男性が僕の事を聞いてくる。

「ええ、今の『執行者』の一人『月穣』ですよ」

黎芭さんが紹介する。


「よろしくお願いします、筆頭監察官殿それと・・・」

男性の方の役職がわからず、なんといえばいいのか考えていると・・・

【ああ、私のことは統括捕鎖官で構わないよ。部下から君たちのことは聞いているからね】

と答えてくれた。

「わかりました。よろしくお願いします統括捕鎖官」


【ところで『知啓』殿。もう一人『執行者』がいると話は聞いているのだけれど?どうしていないの?】

着替えに手間取っているのかな・・・

そんなことを考えていると・・・


「すいません、遅れましたぁ!!」バン!!

ドアをものすごい勢いで開けて、蓮が入ってきた。


「まだ、始まったばかりだから大丈夫だよ~『黄昏』」

黎芭さんが焦って入ってきた蓮を落ち着かせる。

「ふぅ~よかった~」

ホッとしたのか一息つく。


【その子がもう一人の執行者ってわけね?】

筆頭監察官が確認のために黎芭さんに聞く。

「うん、そうだよ。この子が『黄昏』もう一人の執行者。たまーにそちらに出入りしてるんだけど・・・ 知らなかった?」

【知らないわよ。私基本的に自分の研究室にこもっているのだから・・・ それに出入りしているって言っても今回の捕縛した奴らの詳細がわからないから私の下の奴らが『依頼』として呼んでいるのでしょ?】


「それはそうだけど・・・ じゃああんたは今回の事が何か分かったのかしら?」

蓮が筆頭監察官に質問する。

【少なくとも、私一人であなたたちと同じくらい・・・いえそれ以上に情報を手に入れているわ】

「「「!!!!!?????」」」

この人一人で僕たち以上の情報を!?

「いったいどうやって・・・?」

【それはね・・・】

筆頭監察官が答えようとすると・・・


パンパンッ

【そこまでだ】

【そのことを話すために、今回の報告会を開いたのだ。時間はまだ早いが役者がそろったのでそろそろ始めようじゃないか】

そう言いながら、新たに金髪の男性の顔がモニターに映し出された。

はい、どうも作者です。

さぁ、始まりました報告会!!とは言っても始まりの部分だけですが・・・・

というかキャラが増えましたね。

今回登場したキャラは一発キャラではなく、そこそこ出番のあるキャラですので・・・(名前はまだ考えていませんが・・・・)

〔さっさと考えてくださいよ・・・ この馬鹿作者〕

あ、あのワルキューレさん・・・?いやワルキューレ・ヌルさん?

〔さっさと戦闘回へ行きなさい!!〕ゴウッ

無理です!!

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