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神と人の契約戦書 ~神話と共に人は生きる~  作者: 氷室莱那
第四章 天嵐が舞い 太陽は輝く
59/202

第四章ー①

お久しぶりです!!すいません投稿が遅くなって・・・

少し年末ということもあってバタバタしていました。

今日から新章です!!どうぞ!!

この前の依頼が終わってから、二週間後僕たちはテスト勉強に追われていた。

「なんで、こんなときにテストなんかやってんの!?」

蓮が物凄く焦った表情で、課題を進めている。

事の発端は、今日のHRで先生から「来週はテストだからな~ しっかり復習しておけよ~」と急に言われたからである。

だから、蓮は叫んだのである。

まぁ、無理もないか本来なら今日から二日間は「HEAVEN」でこの前の依頼の結果報告と、その時起きた現象の相談があったのだから・・・

しかし、それも今日からのテスト勉強に全部潰された。

ちなみにテストは一週間後である。


「まぁまぁ、そうカッカすんなよ。それにここ図書館だぜ?」

「あっ、ごめんごめん。つい腹立って・・・」

彰に注意され、蓮が周りを見渡してから頭を下げて謝る。

そう、僕たちは今図書館で勉強中だ。

基本的に、蓮は授業中寝ていることが多いのでそれを僕たちが補完するために勉強会を開いているのだ。


「蓮、そこ途中式違うよ」

「えっ?マジで、どこ?」

「うん。ほら、ここ。この途中式だと答えが違うよ。ほんとはこの式を使って・・・」

僕は、蓮に正しい答えの式を教える。

「サンキュ、翠波。理解できたよ」

蓮は理解が速いから、教えやすい。結構楽なんだよなぁ・・・

「相変わらず理解速いよなぁ・・・・っと翠波そこの答えそれじゃねぇぞ。厳密にいえば、それは引っ掛けでほんとはこっちだ」

「あっ、ほんとだ。助かったよ彰」

とテスト勉強をしていると・・・


「あれ?翠波さんに蓮さん・・・?」

この声は・・・

「エイナちゃん、どうしたの?」

蓮が反応して、声をかける。

「実は、私たちもテスト勉強を図書館でやろうと思って・・・」

私「たち」?

「よっ、あんたらも勉強かい?」

なるほど、楓さんも一緒だったのか。

「もしよろしければ、ご一緒しても構いませんか?」


「別に構わないよ。それに一緒に勉強をやった方が、はかどるしね」

エイナさんの提案に僕は了承する。

そこに彰が声をかけてくる。


「おい、翠波。彼女たちは・・・?」

「ああ、僕と蓮と同じ神約者だよ。眼鏡をかけている方がエイナさん。水色の髪をしている方が楓さん」

「彼女らも神約者なのか・・・」

彰が驚いた顔をしている。


「あの、そちらの方は・・・?」

エイナさんが彰について聞いてきた。


「自己紹介がまだだったな。俺は紀央彰。翠波たちの友達で魔使者だよろしく頼むよ、お二人さん」

軽い調子で自己紹介をするけど・・・

「あっ、はいよろしくお願いします・・・」

エイナさんは、そっけなく返事した。

「あれ、俺もしかして嫌われた・・・?」

「いや、それはないと思うけど・・・」

そんなことを話してると・・・

「そんなんやってないで、わかんないところあるから教えて!!」

蓮が僕たちにわからないところを聞いてきた。

「エイナ~ ここわかんないから教えて~」

どうやら、楓さんもエイナさんに聞いているようだ。


「はいはい、わかったから・・・」

「てか、あいつほんと寝なければテストの点数もっと上がると思うんだけどなぁ~」

「まぁ、そう言っても仕方ないよ・・・ それにここで言っても仕方ないし蓮のところへ行こっか」

「だな」

僕らは、蓮に教えるために二人でノートを開けた。


♢♢♢♢♢

キーンコーンカーンコーン

「今日の分はこれで終わりーーー!!!!!」

「いよっしゃーーーーー!!!!」

蓮と楓さんがチャイムの音を聞いた途端に、両手を上げてガッツポーズをした。


「そんなに勉強が嫌いなのか、この二人・・・」

「まぁ、楓ちゃんはぶっちゃけると脳筋ですから・・・ それにじっとしていることは昔から嫌いでしたから・・・」

彰は二人のガッツポーズに呆れ、エイナさんは親友に対しての評価ではないことを言った。


「はぁ、二人とも静かに・・・ まだ図書館内だよ?」

そんな二人に注意する。


「「は~い」」

二人は返事をして静かになった。

「それじゃ、帰ろっか」

僕たちは、図書館から出た。


「それより翠波、お前と蓮大丈夫なのかよ?」

「うん?何が?」

五人で廊下を歩いていると、彰が話しかけてきた。


「何がって・・・生徒会だよ。お前ら、生徒会の仕事はねぇのかって聞いてんの」

「えっ!?翠波さんと蓮さんって生徒会に入ってたんですか!?」

彰の一言を聞いたのか、エイナさんが驚いて聞いてきた。

「うん、そうだよ。生徒会長直々にスカウトされてね・・・ なんか神約科の最初の模擬戦あったじゃん?あの時、すでに生徒会の人たちが見学してて、その後スカウトされたの」

「へ~そうなんですね・・・」

「というか、あの時すでに生徒会の人たち居たのかよ!?」

楓さんが生徒会の人たちがいたことに驚いている。まぁ、無理もない。気づけたのはたぶん僕と蓮だけだろうし・・・

それに、蓮が話したことは噓と本当が混ざっているカバーストーリーだ。ほんとのことを言っちゃうと、こっちの事情に巻き込んでしまうから・・・


「それに、テスト勉強期間は生徒会の仕事ないんだって~」

蓮が彰の質問に答える。その辺はしっかりしてくれている、ちなみにバイトもない。ただし、『依頼』は普通にくる可能性がある。

これに関してはどうしようもない・・・


「話変わるけどよ、明日も今日みたいにこのメンバーでテスト勉強しねぇか?」

「ん?なんで?」

どうやら、蓮は彰の提案に疑問を持っているようだ。

「今日の勉強会で、エイナちゃんが教えるのが下手なことがわかった。そこを俺と翠波でカバーするんだ。それなら、二人は楽に勉強できると思うぜ?それに、俺ら三人の成績も上がるだろ」

そう、彰が言ったようにエイナさんは口下手なのか、教えるのが下手だ。それを見ていた僕たちがカバーして楓さんに教えていたのだ。

しかも、僕ら三人の中で一番エイナさんが賢い。だから、このような提案をしたのだろう。


「私は構いませんよ・・・」

「あたしもいいぜ!!」

エイナさんと楓さんは了承したようだ。


「あたしも構わないよ!!」

蓮も賛成のようだ。


「だ、そうだが?翠波はどうする?」

彰が、こっちに振り向いて聞いてきた。

「僕も賛成だよ。それじゃ、明日また放課後図書館に集合で」

そう言って、この話を終わり学園を出た。

(明日からの勉強が、少し楽しみだ・・・)

はい、どうも作者です。

今回から第四章始まりました。

この章は基本的に学園内での出来事(無論戦闘もあるよ)でお送りします。

それに、『執行者』として動くときもあるので・・・

この章は少してんこ盛りです!!お楽しみに!!

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