表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神と人の契約戦書 ~神話と共に人は生きる~  作者: 氷室莱那
第三章 豊穣と銀月は輝く
53/203

第三章ー⑲

ヘイムダル視点です。

蓮の時より長くなるかもです。

というか、今回の章長いな・・・

ヘイムダルは、自らの主『黄昏』が放った銃声に、疑問を持っていた。

(何故、蓮が俺の背後に撃った?聞くしかないか・・)

「『黄昏』!?何を!?」


「気にしないで!!いいから、そのまま突っ込んで!!」

(まさか、もう一人の捕縛対象が俺の背後に潜んでいた!?)

(それに気づいたか感づいた蓮は、もう一人の捕縛対象と一人で戦う気なのだ。だったら、それに応えねばな!!)

そして、ギアを上げて魔使者が喚び出した悪魔の軍勢に突っ込んだ。


♢♢♢♢♢

ヘイムダルは、すぐさま悪魔の軍勢に斬りかかる。

「おぉぉぉらぁぁぁ!!」

剣の一振りで、十体以上の悪魔が消滅する。

しかし、それにひるむ様子もなく悪魔たちは群がってくる。

「こんな木っ端悪魔どもが何体束になろうとぉ!!」

再び剣を振るう。

「俺のぉ!!敵じゃねぇぇ!!」

もう一度、剣を振るう。

それだけで、軍勢は数を減らしていく。


「やはり、強いな・・・」

狙撃銃を構えたまま悪魔が佇んでいる。

いつでも、ヘイムダルを狙い撃てるように準備をしている。

「ああ、だがこちらにはたどり着かせないさ。それに、お前が一発撃ち込めばこちらは逃げ切ることが出来る」

魔使者の男は手を空中にかざしながら、自らの契約悪魔の配下を召喚し続ける。

「奴に接近戦は不利か・・・ ならば・・」


ヘイムダルは、依然として悪魔の軍勢を蹴散らしていく。

「オラオラオラァ!!道を空けやがれぇ!!」

剣を振るいながら、捕縛対象の悪魔たちに向かって進み続ける。

しかし、軍勢を半分ほどに減らした時点で、軍勢の悪魔の動きが変わる。

「あん?なんだ急に動きが変わりやがった・・・」

訝しんでいると・・・・

ドォォン!! ドォォン!! ドォォン!!

魔法が飛んできた。


「マジか!?くそっ!!呼び出す悪魔の種類を変えてきやがった!!」

ここにきて、ヘイムダルの足が止まる。

「ここまで、魔法が飛んでくると『戦令の音色』も吹けやしねぇ!!」


「足をとめたぞ・・・ 撃て」

魔使者が指示を放つ。

「了解・・・全てを溶かし 全てを苦痛へと誘え 『毒閃汚・弾零アシッド・ゼロマグナム』!!」

禍々しい色の弾丸が狙撃銃から撃ちだされ、ヘイムダルへ放たれる。

ヘイムダルに着弾し、毒々しい瘴気がヘイムダルにまとわりついた。


ヘイムダルが魔法を盾で防ぎつつ、躱しながら進もうとしていると・・・

「くそ、このままじゃ・・・ がはっ!!」

背中に弾丸を受け、鎧に毒の瘴気がまとわりつき、ヘイムダルを蝕み始める。

「しまっ・・・た・・・」

毒の瘴気に耐えられず、ヘイムダルは膝をつく。


「命中した。油断はするなよ・・・」

命中したのを確認し、魔使者に報告する。

「ああ、今のうちに配下の悪魔に蹂躙させる」

剣や槍、棍棒を持った悪魔を喚び出しヘイムダルに向かわせる。


「さすがに・・油断したか・・・ けど、こんなもので俺が倒されると思ったら大間違いだぁ!!」

立ち上がり神力を解放し、自らにまとわりついた瘴気を振り払うように、風を巻き起こす。

「こんな感じで、俺を倒そうとしたのは褒めてやるよ。だがなぁ、しょせんそれは暴走で得た力なんだよぉ!!」

吠えながら、再び悪魔の軍勢に駆けだす。

魔法を躱し、進行方向を防ごうとする悪魔を薙ぎ払っていく。


「なるほど、自らの神力を解放したか・・・ だがそんなことをしようともこちらの狙撃は避けれまい・・・」

もう一度、ヘイムダルを毒の瘴気に堕とすために力を注ぎ込む。

「まだ、こちらの位置はばれてはいないはずだ・・・ これで片をつけるぞ!!」


「ちっ!!敵は位置がばれてねぇとでも思ってんだろうな・・・」

悪魔を薙ぎ払いながら、ヘイムダルは呟く。

(確かに、位置をいまだに把握はしてねぇ・・・だが方法はあるんだよ!!)

「対象はさっき弾丸をくらった空間 今見透かすは世界 ここに輝け 『世界を見張る者ワールド・ウォッチャー!!』」 

左目のモノクルが輝き、ヘイムダルに情報が入ってくる。

先ほど放たれた弾丸の情報、放たれてきた角度などを見通した。

「なるほどな・・・ 対象は後ろだったか・・・ しかもこの弾丸、瘴気を込めてやがるか・・・」

「鎧にくらったから、セーフだったが生身だったらやばかったな・・・ だが位置は分かった、もう逃さねぇ!!」

そう言って、突っ込んでいた軍勢に背を向け、対象がいるであろうは背後にあったビルに駆けだした。


「主人よ、やつがこちらに向かってきているぞ!!もしや、位置がばれたのでは・・」

構えをとき、ビルから逃げる準備をし始める。

「いや・・ここは迎撃だ。いまだに数はこちらが有利だ。ならば、ここで叩く!!」

魔使者の方は、迎撃をする方にシフトしたみたいだ。

「いいだろう。その意思に従おう。それにこちらはクラスアップしている、ならば恐れることは何もない!!」

狙撃銃を手元から消し、拳銃を二丁顕現させ、ビルから飛び出しヘイムダルに向かっていく。


「ようやく出てきやがったか!!」

ヘイムダルは、対象の悪魔が出てきたのを確認し、走るスピードをさらに上げる。


「貴様はここで仕留める!!ゆくぞ、我が配下の悪魔たちよ!!」

喚び出されていた配下の悪魔たちは、その号令に従い、魔法を撃ち込み、剣などを持っている悪魔はヘイムダルに走り出す。


剣が輝き悪魔が薙ぎ払われ、毒の弾丸が飛び交う。

ズシャア!! ダァン!! ダァン!!

「第一ラウンドは終わりだ、第二ラウンドと行こうぜ!!」

今ここに、ヘイムダルと悪魔たちの第二ラウンドが始まった。

どうも作者です。

ヘイムダルの戦い始まりました。

敵は、狙撃キャラです。ぶっちゃけヘイムダルと相性最悪です。

しかも、一応権能に配下の軍勢呼べるのでそれを契約者が使っています。

だから、安心して狙撃していたというわけです。

次回はさらに戦闘が激化します。お楽しみに!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ