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神と人の契約戦書 ~神話と共に人は生きる~  作者: 氷室莱那
第三章 豊穣と銀月は輝く
51/202

第三章ー⑰

はい、今回から『黄昏』サイドの戦闘になります。

ちなみに今回の暴走している契約者たちですが名前やその契約悪魔、天使は考えておりません。

半分フィーリングで作っているので・・・・

もしかしたら、本当に神話にいるかもしれませんが・・・

そのあたりにはご注意ください。

『黄昏』ー蓮は少し苛ついていた。

「あっ~もう!!どこまで逃げるのよ、こいつらは!!」

対象を見つけたので、先制攻撃を仕掛けようとしたら感づかれたのか、すさまじい速さで逃走し始めたのだ。

しかも、二人とも攻撃も何もしてこず、しかも、少しおちょくりながら逃げるのであたしのフラストレーションはたまっていく一方だ。


「落ち着け、『黄昏』こうも焦っては向こうの思うつぼだ。それに、逃げている間に何か罠を仕掛けられた可能性も考えられる。用心して進め」

ヘイムダルが注意してくるけど・・・


「わかってるけど・・ 今のところ何も感じないよ?それに、向こうの方が速度は速いけれど追いつけないスピードじゃないんでしょ?だったら、大丈夫!!このまま、一気に接近して戦闘開始だよ」

あたしは、駆けるスピードを一気にトップスピードに上げて対象に肉薄しようとする。

するとヘイムダルが・・・

「避けろ!!『黄昏』!!」

その声を聞いて直感に身を任せて、避けると眼前を弾丸が通って行った。

撃ってきた方向を見ると、そこには狙撃銃を持って悪魔がいた。


「ちっ!!外したか・・・だが二度目はない」

逃げていた魔使者が合流したのか、撃ってきたのだろう。

「そうだな・・次は頼むぞ。お前の配下を向かわせる、それでもいいな?」

「構わないさ、それに力も増している。奴らに思い切りぶつけろ」

悪魔と契約者いる場所から配下らしき悪魔が数十体顕現する。


「うぇぇ~ なんか数増えたんだけど?しかも、敵の姿が見えたのは魔使者の方だけだし・・・

契天者の方は、まだ逃げてるの?それとも隠れてるだけなのか・・・」


「だが、対象が一人姿を現した。一気に叩くぞ」

ヘイムダルは、右手に剣、左手に盾を顕現させて対象とその護衛の悪魔たちに駆けだす。


「あたしも行きますか!!」

両手にあたしの愛銃というか愛銃剣『ティルフィング・クーゲル』を顕現させて対象に駆けだそうとしたとき、脳裏に何かがよぎった。

(あれ?「契天者はまだ逃げてる」何で、あたしはそう考えた?あの悪魔は逃げている契約者と合流して、あたしたちを狙撃してきた・・ ということは、まさか!?)

対象に駆けだそうとした足を止めて、後ろに振り向きティルフィング・クーゲルを連射する。


「『黄昏』!?何を!?」

銃声に気付いたのか、ヘイムダルがこちらを振り向く。


「気にしないで!!いいから、そのまま突っ込んで!!」

そう言うと、ヘイムダルは再びトップスピードで悪魔の方へ突っ込んでいく。

(これぐらいしか、言えないけど・・・ 気づくでしょ!!)

すると、あたしが連射した場所から、空間が歪んで天使とその契約者が顕れた。

ナイフを持っていたのか、闇討ちをしようとしていたのだろう。


「まさか、我らの闇討ちがばれるとは・・・」

「構わないわ。それに、こちらは二人、向こうは一人・・さっさと殺してあの悪魔の援護に向かうわよ」

(なるほど、こっちの契天者が攻撃担当で、契約してる女天使が空間を歪めていたってわけね・・・)

確かに、少しめんどくさい権能を持っている。

それに、男の方も完全に()りに来ていた。

けど、こっちにもまだ分はある。

(それに、ティルフィング・クーゲルの能力はまだばれていない・・・勝機はそこを突く!!)

「それじゃあ、()ろっか!!暗殺天使さんたち!!」

そう言って、あたしは対象に駆けだした。


♢♢♢♢♢

ダン ダン!!

ティルフィング・クーゲルから弾丸が放たれるが、敵の天使には当たらない。

いや、着弾する前に弾丸が消えているといった方が正しいか。


「まぁ、空間を歪めていたからそうなるよね!!」

(弾丸が届かないなら、接近するまで!!)

右のクーゲルを放ちながら、近づこうとするが天使の前に契天者が出てきた。

(ラッキー!!契天者はとった!!)


そう思ったのもつかの間・・・

「はぁ!?」

先ほどと同じように、弾丸が消えた。

そして、契天者があたしの方に突っ込んでくる。

(それでも、とる順番が変わっただけ!!)

突っ込んできた契天者に、左のクーゲルを振るう。

ガキィン!!

ナイフの刃先とクーゲルの刀身がかち合う。


「この程度か?」

「そんなわけないじゃん!!」

一旦離れて、再び駆けだす。

向こうも、同じように駆けだす。

ガキィン!! ガキィン!! ガキィン!! ダン!! ダン!!

あたしたちは、縦横無尽に夜の街を駆け、高速戦闘に入る。


夜の空に刀身がぶつかり合い、銃声が響く。

(まさか、素の戦闘力もそこそこあるとは・・・けれど)

「そこっ!!」

左のクーゲルから弾丸を放つ。

「あまい!!」

弾丸をナイフではじく。

しかし、契天者の顔が驚愕にそまる。

「なにっ!?」

それもそうだろう。弾丸を放ったのは一発だけではない、二発放っていたのだ。

一発目のすぐ後に、二発目を放っていたのだ。

避けれなかったのか、契天者の右肩を撃ち抜く。

「ぐわあああああぁ!!!!」

契天者は右肩を押さえている。


「さて、どうする?このまま降参するなら、あんまり痛めつけず捕鎖官たちに引き渡すけど・・・」


「降参するわけがないだろう!!今までにない力の増幅なんだ、それを試さずに捕縛されてたまるかぁ!!」

何かに酔ったように話す。最初に落ち着いていた時とは大違いだ。

まぁ、わかっていたことだけど・・・


「そうなるよねぇ・・・」

(それに、さっきの戦闘に向こうの女天使が介入してこなかったのが不気味だ。権能を使ってこなかったのが余計に不気味だ・・ ブラフ?いやでも、そんなことが出来る権能には見えなかった・・・)

(それに、なんか自信満々だし・・・)

「降参する気がないなら、仕方ないね・・・」

「『執行者』が一人『黄昏』、いくよ!!」

あたしは再び、クーゲルを構えて契天者に駆けだした。


はい、どうも作者です。

今回から蓮の戦闘始まりました。

蓮の『執行者』の時に使用している武器も登場しました!!

その名も『ティルフィング・クーゲル』!!古具です。

この古具がどのようにして、蓮の手に渡ったのかは、また別の機会にさせていただきます。

能力はもしかしたら次回発動するかも!?

ということで、また次回!!さようなら(@^^)/~~~

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