古具についての設定集③ー「禁混古具」について
「禁混古具」についての設定です。
続々出てくるので、出てきた章の後にどんどんこの設定集に載せていきます
・『禁混古具』について
第九章に登場。
・本来あり得るはずのない科学の塊である現代兵器と、神話の時代から残る「古具」との融合・・・ というかできるはずのない代物。
・ただし、量産型の為出力はとてつもなく低い。
それでも量産型ゆえの強みがあり、通常「古具」は契約をおこなうため人を選ぶが、「禁混古具」は人を選ばない。つまり契約をおこなう必要がない。
最初に出力は低いと言ったが、持ち主の契約魂次第で出力は上がる。「古具」と「混合古具」の最大出力よりは確実に低い。
・「禁混古具」の副作用は本編に出たように中毒性である。
一種の麻薬みたいなもので、使えば使うほどに段々と依存していく。
また現代兵器と融合しているため、中毒性の他にどのような副作用があるのかわからない。
今後ヘイムダルの権能である『世界を見張る者』などで解析はされていくだろうが・・・・
また中毒性自体は今のところ治療性がなく、絶賛『執行者』黄昏と解析文官たち総出で解析中である。
・『禁混古具』の製造工場について
山奥にある場所にあった工場で従業員は全員『組織』の構成員でもあり、『禁混古具』の所持者である。中毒性に取りつかれた人々でもあり、末端でもあるためいわゆる「使い走り」である。
九章で一か所潰したが、『執行者』によればおそらく工場内に「本命」があったとのこと。
・製造工場で作られた「禁混古具」は既に出回っている可能性もあるというのが、『機関』の見解である。恐らく「裏ルート」で取引されているとのこと。
・現在のところは「ライフル型」の「禁混古具」しか出回っていないが、今後登場する可能性は十分にある。
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現在登場している「禁混古具」
・「タスラム・ナハト・レミントン」
古具「タスラム」と現代兵器「レミントン」を融合させて作り出した「禁混古具」。
能力としては平凡で、契約魂で作り出した闇の弾丸を放つ。銃口に凝縮させるとレーザーを放つ。
『執行者』黄昏によれば中毒性を作り出しているのは「ナハト」の部分であると言われており、少し「闇」に関するものが名前に入っていれば、中毒性があるものなのかもしれない(『執行者』黄昏談)