第三章ー⑪
はい、今回は生徒会室での一幕です。
【ねぇ、私の出番は?】
何故ここにいる、ワルキューレ!? 何ですかその剣 待ってこっち来ないでーー!!!
ああああああああああ!
【悪は去った・・・】( ´Д`)=3 フゥ
【では、本編どうぞ!!】
「すいません、つい興奮してしまって・・・・」
エイナさんが申し訳なさそうに頭を下げて謝ってくる。
蓮の頭から煙が出ていたので、これ以上はやばいと思いエイナさんを止めたのだ。
「蓮、大丈夫?」
今は、正気に戻っている。
「二人ともひどくない?普通に見捨てたよね?」
ジト目でこちらを睨んでくるので、僕と楓さんはそっと目をそらす。
すると、蓮は手にいつの間に出したのか剣を持っており、それを僕たちに向けてくる。
気のせいだろうか、連の威圧感が増した気がする・・・
「お、落ち着いてください・・・ も、もとはと言えば私が急に興奮してしまったのがいけないので・・・」
エイナさんが蓮を止めてくれたので、何とか落ち着いてくれた。
でも、あの時の蓮は「斬る」って目をしてた・・・
隣を見ると楓さんが「やばかったー」って顔してるし・・・
「翠波、今日の岡林先輩が作るお肉料理翠波の分、私が半分もらうからね。今日見捨てたお詫び分ね?」
物凄いいい笑顔で、言ってくる。でも目は笑っていない・・・
察してしまった、これ逆らったらいけない奴だ・・・
「わかったよ・・・」
がっくり頭を落とした。
そんな話をしていると、建御雷様からすべての模擬戦が終わったことが伝えられた。
「それじゃ、あたしたちはこれから生徒会の職務だから」
「そうですか、それじゃあまた明日」
「そうだね、また明日」
「楓ちゃん、明日昼食おごってもらうから・・ね?」
さらっと、明日の昼食を確保しようとしてるよ・・・
「わかったよ、奢るって」
楓さんはさすがに申し訳ないと思っているのか、すぐに了承した。
「よし!これで明日の昼食代が浮く!!」
「いいから、生徒会室行くよ。それじゃあ、またね二人とも」
蓮を引きずって、生徒会室に行く。顕現していた契約神たちは、いつの間にか顕現を解いていた。
♢♢♢♢♢
生徒会室のドアを開ける。
「お疲れ様です、皆さん」
「お疲れ様でーす。なんかいいにおいがする」
「ああ、来たか二人とも」
岡林先輩がエプロンを着て、皿を両手に持っていた。
マルコシアスは既に先輩の作って肉料理を食べている、幸せそうだ。
「うわぁ~凄く美味しそうですね。私たちも食べていいんですか?」
「ああ、構わないぞ。他の人たちも食べている」
周りを見てみると、マルコシアスの他に会長や副会長、真央先輩も食べている。
「ありがとうございます! 翠波わかってる・・よね?」
「はいはい、半分あげるって」
そう言って、自分の皿から蓮にお肉を半分あげる。
それを見ていたのか、先輩が
「今日、何かあったのか?」
と聞いてくる。
「実は・・・」
先輩の肉料理を食べ終わって、模擬戦後の話を全員にする。
それを、聞いて全員が笑っていた。
特に会長は
「翠波、お前ひっでぇーな。そら、お肉よこせって言われるよな!!」
と爆笑していた。
「それにしても、今日少し学園が揺れたのってその模擬戦が原因だったんだな」
えっ、今なんか凄いこと言ってなかった?
「学園が揺れたって・・・どういうことですか?」
「そのまんまの意味だよ。さっき、生徒会にタレコミが来てな」
彩副会長が言葉を引き継ぐ。
「実は、あなたたちの学年が模擬戦をしている時に何名かの生徒から「竜巻が数多く見える」「衝撃で学園が揺れた」「雷が学園の敷地内に落ちたんじゃないか」というタレコミが来ています」
なんだろう、物凄い心当たりがある・・・
絶対、彼女の契約神の権能だよね・・・?
「心当たりがあるって顔をしてるな、聞かせてくれよ」
会長が聞いてくる。
「わかりました。その揺れた原因がある契約神の権能でして・・・」
午後の模擬戦を詳細に生徒会の人たちに話す。無論、僕と蓮の評価も付け加えて・・・
すると
「まじかー 天空神と契約してんのか・・・ そんな有望株がいたとは・・・」
会長は、見落としていたことを嘆いている。
「私は、契約者の方が気になりますね。書類処理が得意な人がもう一人欲しいと思っていたんですよ・・・」
副会長は、契約神ではなく契約者の方に焦点を当てていた。
「あたしは光の神と契約している方が気になるな。あたしと気が合いそうだ」
真央先輩は、自分と似たような人がいるのが嬉しいのか、物凄くイイ笑顔をしている。
「ふむ、その神約者たちはどちらも気になるな・・・」
岡林先輩はどちらも気になっているようだ。
「それで、お前らはその二人をどうするつもりだ?」
会長が聞いてくる。
「私たちは、基本的に敵にならない限りは仲良くしていきますよ」
蓮が答える。
「けれど、もし裏の組織に所属して敵対してきたら、問答無用で『執行者』として倒しますよ」
そこには、『執行者』としての冷徹な顔をして答えている。
「もし、今追っている事件に巻き込まれた場合は全力で助けますよ。ただし、正体はばらしませんが・・・」
僕は答える。被害者なら、助ける。正体がばれないようにだが・・・
「もし、正体がばれてしまったらどうするのですか?」
副会長が聞いてくる。
「ばれてしまった場合は、他の勢力に狙われないように僕たちの味方に引き入れますよ。彼女たちの契約神の力は、心強いですし。それに、契約者自身もそこそこ良いですからね」
そう、ばれてしまったらこちらに引き入れる。事情を伝えれば、黎芭さんも納得してくれるだろう。
「それについては俺も賛成だ。学園から見ても大きな損失だからな」
会長は答える。
彼女たちのこれからの対応について話していると、プルルルル プルルルル
「誰のだ?」
「すいません、僕の物です」
『執行者』用の方に連絡あった。
〔『依頼』が来たよ!! しかも、この前の『依頼』と同じように『機関』から!!〕
黎芭さんからの連絡がきた。
他の人から、目線を感じる。
蓮は何かを察したのか、『執行者』の一人『黄昏』の顔をして聞いてくる。
「『依頼』なんだね?しかも、あの時の『依頼』に関連するんだね?」
「うん、そうだよ。また、急激なクラスアップをした契約者が現れ、暴れているって」
久しぶりに『執行者』としての仕事が、また始まる・・・
【ワルキューレです、作者は前書きでお亡くなりです】
【さて、次回ですが久しぶりに『執行者』としての仕事です。作者曰く少し話数を使うそうです】
【なので、時間もかかりますがぜひお楽しみに】
【以上次回予告兼後書きでした】( ´Д`)ノ~バイバイ




