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神と人の契約戦書 ~神話と共に人は生きる~  作者: 氷室莱那
第三章 豊穣と銀月は輝く
43/202

第三章ー➈

いつもより、早い投稿です。

今回は楓視点になっております。

どうぞ、楽しんでください。

戦況はユピテールが権能を発動した時に、戻る。

(よし、権能の発動が見えた!)


「楓ちゃん!!お願い!!」

エイナの声が聞こえると同時に、私はすぐに答えを返していた。


「オッケー!! バルドル、片方に専念するよ!!エイナ、任せたよ!!」

あたしは、そう言ってもう片方の敵に向かう。


「任せてよかったのか?彼女、戦闘は苦手ではなかったか?」

バルドルが聞いてくる。

そんなことは百も承知だ。

それでも・・・・

「エイナは、やるときはやってくれる。なんたってあたしの親友だからね!!」


それを聞いたバルドルが納得したように微笑み

「そうか、そうだったな」と呟きをこぼした。


「それじゃあ、あたしたちは目の前の敵に集中しよっか!!」

「ああ!!」

そう言って、あたしたちはそれぞれ持っている武器を構えて、敵に向かう。


♢♢♢♢♢

「あたしから仕掛ける!!せぇぇやぁぁぁ!!」

一気に敵に近づき、剣で斬りかかる。それでもやっぱり敵は武神、あたしの攻撃は通用しないと言わんばかりにいなしていく。

「それは、さっきもくらった!でも、今度の相手はあたしだけじゃなんいんだよ!!」

剣がいなされた反動で後ろに下がると

「はあああああ!!!!」

バルドルが槍を構えて突っ込んできた。

ガキィィィン!!

相手の武神の刀とバルドルの槍がぶつかり、火花を散らす。

徐々にバルドルが押し込んでいく、力はバルドルの方が上のようだ。

それを察したのか、敵は受け流し一度距離を置く。

しかしそこを

「逃がさないよ!!」

あたしがもう一度斬りかかる。それでも、敵は受け流し距離を離すように動いていく。


「さすがに、こうも距離を離す動きをされるとめんどくさいね・・・」

「何をするつもり?」

途中で感じた違和感、まるで自分の得意距離に持ち込もうとするような動き・・・


「もしや、奴は武神ではあるが遠距離攻撃が得意な部類でないのか?」

「距離を離したのは、自らの権能を使うためであり一度接近戦に応じたのはこちらに悟らせないためのフェイクだとしたら・・・」

バルドルがそんなことを口にした。

(もし、それが当たっていたら少しどころかだいぶめんどくさいことになるんじゃ・・・)

と考えていたのもつかの間、敵から光の矢がこちらに向かって大量に放たれた。


「これバルドルの予想当たってるじゃん!!これどうする!?」

何とか矢を躱しながら、バルドルに作戦を聞く。


「どうするも何も、こちらも権能を使う」


「って言っても一つを除いて完璧な接近戦仕様の権能じゃん!!もう、あれしかないでしょ!?」

そう、実はバルドルの権能は一つを除いて完璧な接近戦仕様なのだ。しかも今から使おうとしている権能はあまり威力高くないし・・・


「ああ、だが知っての通り威力はあまり高くない。故に牽制と迎撃に使う」


「了ー解。でも、操作ミスって当てないでよ?」


「フッ、僕がそんなヘマするとでも?」


「それもそうね」

段々と敵から放たれる矢の密度が濃くなってきた。

正直、ところどころかすっている。傷も増えてきた・・

「それに、エイナの方はもう終わったみたいだから、あたしたちもそろそろ終わらせなくちゃね」


「そうだな」


「それじゃ、よろしく!!」ダッ!!

あたしは、バルドルに矢を任せて、敵に走り出す。


♢♢♢♢♢

(さて、主に任されたら答えねばな!!)

『光よ 我が意に従え 闇を裁く輝光ルクス・ジャッジメント!!!!』

バルドルが権能の名を告げると、バルドルの周りに閃光が複数発生する。

さらに

『光よ 我が矢となりて 敵を討て』と唱えると、光が形を変え矢となる。

「ゆけ!!我が主の道を阻む矢を撃ち堕とせ!!」

槍を振るうと、それに従うように閃光の矢は敵の放つ矢に向かい撃ち落としていく。

敵が驚愕している。矢を撃ち落としていくことになのか、それとも自分の主がいるのに何を考えているんだ!?と言ったところだろうか・・・

実際、何本かは楓の顔すれすれになっていた。

それでも、主はひるまない。エイナ殿が勇気を出して権能を使い、敵を倒したのだから(自分も)と考えているのだ。

それに、そのようなことを考えている時点で、チェックメイトだ。


♢♢♢♢♢

バルドルが、権能を使い矢を迎撃し始めた。

(驚いてる、驚いてる。まぁ、普通は契約者がいるのに撃たないもんね)

(けれど、あたしは違う。バルドルを信用しているからこそ、安心してこんな風に突っ込むことが出来る)

「だから、模擬戦だけどこの勝負勝たせてもらうわよ!!名も知らぬ武神さん!!」


すると、バルドルの矢が作ってくれたのか、一か所だけ矢の雨の中に穴が出来ていた。

(ナイス!! 敵はまだ気づいていない・・いや、そこに突っ込めば気づかれるかもしれないけど・・やるしかない!!)

そう考えて、すぐさま穴に飛び込み武神へ向かってゆく。

すると、ようやく気付いたのか慌てて、弓の照準をあたしに合わせてくる。

けれど・・・

「もう遅いわよ!!」


剣を振るい、相手の弓を中ほどから切り裂く。

「弓は壊した!!これで決める!!」

もう一度剣を振るう、しかしさすがは武神すぐに対応して、刀で受け止める。


「でも、もう遅いって言ったよねぇ!?」

相手の足を払い、態勢を崩し首元に剣を持っていく。


「どうする?まだやる?」

相手は「降参だ」と言ってきた。

それを認めた建御雷様が告げる。

「勝者、三守楓 明峯・L・エイナペア!!」


気が緩んだのか、地面に座ってしまった。

「ふぃ~ 疲れたぁ」

はい、どうも作者です。

今回楓視点となりました。正直、楓や蓮などの自分も戦う契約者は書いていて楽しいんですよね。

考えた権能のどのように組み合わせて戦うのかを案が得るのが特に・・・

【そんなことより、私の出番まだぁ?】

すんませんでしたー!!(m´・ω・`)m

この章で、また戦闘があるのでそこでは活躍させますよ!!

【ほんとかな~】(・・?

ほんとですって!!

【なら、信じるわよ。もし嘘をついたら・・・】ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・

わ、わかってますよ・・・


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