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神と人の契約戦書 ~神話と共に人は生きる~  作者: 氷室莱那
第三章 豊穣と銀月は輝く
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第三章ー➅

はい、ここから少し日常が入ります。生徒会に入って彼らが普段どんなことをしているのか少しわかりますよ。あとは、他のキャラの趣味などがしっかり描かれますよー

『HEAVEN』で顔合わせと会議が終わってから二日後の月曜日、朝からめんどくさいことが起きていた。

「ちょっ、翠波これどうにかしてほしいんだけど!?岡林先輩も止めてくださいよ!!!」


「蓮さんが持っている・・・ そのお肉、もう一つ・・・ください・・・!」キラキラ

何故か、岡林先輩の契約悪魔であるマルコシアスが目をキラキラさせながら蓮にお肉をおねだりしていた。。


♢♢♢♢♢

事の発端は、蓮が駅から学園に向かう途中に「実は、寝坊して朝ごはん食べ損ねたから、コンビニで朝ごはん買ってもいい?」と言っていたので、それを了承して蓮が買い物に行った。

その十五分後くらいに帰ってきて、そのまま学園に再び向かった。すると・・・


「おはよう天華、それに草川も」

と岡林先輩と出会い、挨拶をしてきた。


「おはようございます、岡林先輩」

「おはようございま~す、先輩もこの時間なんですか?」


「ああ、マルコシアスが早起き苦手でな。中々目を覚ましてくれないんだ・・・」

「う・・ん・・ おは・・よう・・翠波、蓮」

困り顔をしながら岡林先輩は、答えてくれた。横にいる、マルコシアスはまだ眠そうに目をこすっている。


「それはそうと、草川その手に持っているコンビニの袋は朝食か?」

蓮の持っているコンビニの袋に気付いたのか、聞いてくる。


「ええ、私の朝ごはんです。実は今日少し寝坊しまして、朝ごはんが食べられなかったんですよ。なので、コンビニで買ったんですよ。駅前のコンビニ品揃えいいですしね」


「ああ、あそこか。確かにあそこは品揃えがいいな。自分も軽食やお菓子を買うときはあそこによく行っている」


「意外ですね、先輩もコンビニ行くんですね」

「それは私も思った。印象が「真面目!!」って感じだから、てっきりいかないものだと思ってた」


「それは、心外だな。自分は普通にコンビニを利用するぞ?」

そんな他愛もない話をしながら学園へ向かっていると・・・

蓮がおもむろにコンビニの袋から、唐揚げの袋を取り出した。


「何してるの、蓮?」


「いやぁ、正直物凄くおなかすいていて学園まで我慢できないんだよねぇ」

蓮は唐揚げを一つ爪楊枝に刺して・・・

「待て!!今、ここで食べるな!草川!」

「いっただっきまーす」ガチン!!

ガチン?


「遅かったか・・・」

岡林先輩は理由を知っているのか、頭を抱えている。


「これ・・・ 物凄く美味しい・・・ 外はサクサク中はジューシー・・・」モグモグ

マルコシアスがいつの間に蓮から唐揚げを奪ったのか、美味しそうに食べている。


「ちょっ!?なんで、あたしの唐揚げが彼女に奪われてるの!?」

蓮は今奪われたことに気付いたのか、マルコシアスを見て驚いている。


「ま、まぁいっか・・ まだ唐揚げは残ってるし・・・」

蓮が残っている唐揚げを食べようとすると・・・

パシッ!! ヒュッ!!という音が聞こえてきて、そこには唐揚げを持ったまま動かない蓮とその唐揚げを狙っているマルコシアスがいた。


♢♢♢♢♢

そうして、かれこれ三十分くらいやっており今に至る。

「先輩、もしかしてマルコシアスって・・・」

一瞬呆けていたが、我に返って先輩に聞いてみる。


「予想している通りだ。彼女は無類の肉好きでな・・ 肉の匂いがするとすぐに反応して食べようとする・・・」

まるで、何度も苦労しているように話す。


「そんな話をしていないで、いいから助けてよーー!!!!」

蓮は頑張って、マルコシアスから唐揚げを死守している。というか、結構動き速いのに蓮はよく唐揚げを守れているな・・・


「ほう、なかなかいい動きするな草川は・・・ あれも『執行者』として動いているからなのか?」

蓮の動きに対して、先輩が聞いてくる。まぁ、確かに悪魔の動きを何とか避けている契約者ってあんまりいないからなぁ・・・


「それもありますけど・・・ 元々蓮は運動神経物凄くよかったんですよ、それがさらに『執行者』として動き続けている間に、さらに成長したってところですね」

そう、元々蓮は運動神怪がものすごくよかったのだ。けれど、スポーツの才能はあまり高くなく、その代わり戦いの才能が開花した。なんともまぁ・・・

そう、しみじみていると・・・


「ねぇ!!あたしそろそろ限界なんだけど、早く彼女を止めてよ!!!!」

蓮が、鬼の形相で叫びながら、こっちに言ってきた。


「あ、ああすまない・・・ マルコシアスそろそろ落ち着け!!肉なら、また後で食べさせてやるから!!」

そう先輩が叫ぶと、マルコシアスはピタっと止まり・・・

「ほん・・と・・?お兄ちゃん」

と聞いてきた。

「ああ、幸い生徒会の冷蔵庫には肉が残っている。それを使って何か作ろう。だから、今は落ち着いてくれないだろうか?それに、学校にも遅れてしまうぞ」

なんか今、聞き流してはいけないことを聞いた気がする・・・


「えっ!?生徒会に肉あるの!?」

あっ、蓮が聞いてた。

そんなことを考えていると、マルコシアスは・・・・


「うん・・・ わかった・・・唐揚げは諦める・・・」

と言って、先輩のもとへ駆け寄り抱き着く。


「朝から、すまなかったな二人とも。お詫びに、今日の生徒会の時に何か作ろう。ではな」

「じゃあね・・・ 二人とも・・・」

そう言って、二人は学園へと早足で向かった。


「お疲れ、蓮」

労いの言葉を蓮に送りながら、僕は近づいた。


「もう少し、早く助けてよ!翠波」

助けるのが遅かったことにイライラしているのか、少し声が不機嫌そうだ。


「ごめんね。でもさすがに、あのスピードはとらえきれないよ。それに、蓮あの時本気じゃなかったでしょ?」


「・・・やっぱりばれちゃうよねー そうだよ本気じゃなかった。まぁ、それは彼女もおんなじことだけどね・・・」

「それより、早く学園いかないと私たちまで遅れちゃうよ! それに今日の生徒会はご飯も食べられるし!!」

蓮は、そう言って走り出した。


「絶対、それ目当てだよねぇ!?」

何なんでだろう、学園へ向かうのに蓮の目に「肉」って文字が見える・・・


はい、どうも作者です。いやぁ日常回って書くの楽しいですね。

自分で作ったキャラの意外な一面を描くのがほんとに・・・

話は変わりまして、いきなりマルコシアスがやってくれましたねぇ。

そう、彼女は無類の肉好き。しかも、人の物まで取ってしまうやんちゃぶりです。

そんな彼女の契約者である康矢は実は意外な一面があります。まぁ、そこはおいおい・・・

【で?私の出番は?】(╬▔皿▔)╯

もう少しお待ちください<m(__)m>

【それで、どんだけ待ちました?私】

【もう限界ですので・・・】チャキ

えっ・・・ドカーン!!!

【ふぅ~悪は去った!! 次回から私がメインの作品始まります!!】(^▽^)/

(そんなものはありません)



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